せめて、真崎らしく。 -12ページ目

せめて、真崎らしく。

そんな感じです。



「お盆休みの12日と13日、雄琴温泉行くからね」


なぜか決定事項として連絡が来た
from パパ崎



10日から実家に帰り
パパ崎ハハ崎ババ崎に迎えられ

一昨日まではハハ崎ババ崎と
いろいろ一緒に時間を過ごして

昨日から今日にかけては
パパ崎の真崎独占日



昨日の朝
パパ崎と共に家を出て滋賀へ向かう




なんというのか

この感じ



私は元々パパ崎が嫌いではなく
よく怒るママ崎よりパパ崎と話す方が好きで
どちらかというとパパっ子だったけど



こう

なんというか

一般化していいのか不明だけど



「娘」にとっての「父」という存在は

そんな嫌な意味とかじゃなくて


でも、普遍的に、ちょっと、やっぱり




うざい



気がする




ひとりでぼーっと景色を楽しみたい時に
あれやこれやと質問してくる

ゆっくり景色見たくて
あんまり話す気ないので
こちらからの返事もそっけなくなる
ちょっとほっといてという空気も醸す

会話が途切れる
ひと息つく
次の質問がとんでくる
なんでやねん



テレビを見ている

バラエティを見ている時に
私が笑うとチラリとこちらを見る
私が楽しんでいるのか確認されてる気持ちになる
萎える

テレビを見るのを辞めて
パパ崎に表紙を見せつけるかの如く
「嫌われる勇気」を読み始める



突然「彼氏はいるのか」と聞いてくる

明らかにこっちが嫌な顔しても
まさかの「結婚はする気あるのか」と重ねてくる
もうなんか逆に勇気称える

彼氏がいないのバレたくない
とかではなく
話題選びにおける父の配慮のなさ

山のぼってる時だったし「デリカシー」って叫んでやまびこ起こしたくなった
デリカシー デリカシー シー



旅館の狭い1室で
突如脱ぎ出す

もう、えー

なんか、もう、えー






そんなこんなで


真崎は内心ぷりぷりしてたけど
そんなことおかまいなしのパパ崎


とてもじゃないけど直接言えないので
ブログでぶちまけてる娘

ブログ書いてる横で寝てるパパ崎
スリリング








中2か中3かはたまた高1か
あんまりちゃんと覚えていない



家族がバラバラになった時があった




知らない人と遊びに行ったり
なぜか母が泣いていたり
母が父に怒鳴っていたり
父が私に謝っていたり
それで私が泣いていたり
兄は涼しい顔をしていたり
その晩母がいなくなったり
次の日母が帰ってきていたり
かと思えば父がいなくなったり
それが半年くらい続いたり





で、なにがどうなったのか



父は帰ってきて

今も5人家族している






私は今年25歳


父と母からすれば子どもだけど
あの頃よりいろいろ大人になった
大人同士な会話も増えた


お互いの昔話もする
仕事の価値観についても話す
多少つっこんだ話もある



けど



聞けないこと



別に聞かなくてもいいだろうけど

でも、父にも母にも聞いてみたいことがある




それが、なかなか聞けない







目の前で近江牛

じゅうじゅうゆうてる



お肉を鉄板に乗せる前にバターを引くけど
パパ崎はそのバターをソッコー溶かし果たし

それを見て学んだ真崎が
ちびちびバター溶かして
その上でふたりとも細々と肉焼く


旨い






聞いてみたいことがある




「パパ崎」

「ん?」





聞いてみたい


だけど、やっぱり聞くのは怖い






「もしさ、子どもの誰かが不登校になってたら、どうしたと思う?」



質問、すり替えた





「不登校?」



「うん、うちとか、お兄ちゃんたちとか、誰かがなってたら。なんだかんだでみんな大学までストレートできて卒業したやん。」

「せやな。」



「もし不登校なってたら、って言われたら、どう思う?」

「うーん、まあ別に行きたくないんやったら、無理に行かせることはないんちゃうかなあ。」



「そうなんや。」

「まあ分からんか。」

「まあ分からんやんな。」

「その時ならな分からんな。」



「うちも、こんな仕事してるけど、自分が親になったらすごい焦って子どもにプレッシャーかけてるかもやしなあ。」

「うん。親にならな分からんことが、きっとたくさんあるよ。」



「親ってすごいなあって、仕事始めてからつくづく思う。」

「そやな。親ってすごいな。」




パパ崎 @親







「パパ崎はさ、なんか楽しみとかあるん?毎日のことでも、ちょっとしたことでも。」





すごく聞きたいこと、ではないけど

でも気になること




「楽しみ?」

「うん、楽しみ。」





「楽しみかあー

うーん

 



ないかもなぁ。」





「そうなんや。」

「毎日仕事で、帰ったらご飯食べてすぐ寝て、休日も疲れてるからゆっくり寝て、家事やって、あ、最近休みの日は8km走ってる。」



「やりたいこととかあるん?」

「まだしばらく仕事があるからなあ。それからかなあ。」

「そっか。」





去年に脳の大きな病気をしてから
目に見えて父の活力がなくなった

痩せたのかもしれないけど
後ろ姿がひと回りくらい小さい




母は仕事で貯めたお金で
しょっちゅうひとりで海外に行く
見知らぬ地でひとりテント張って生きていけるぐらい、家族の中で一番タフ


長男は仕事のかたわら
友達といっぱい遊んでいる


次男は去年脱サラして
今はオーストラリアで勉強中


長女はとっとと横浜に引っ越し
全体的に好き勝手生きてる





「なんかさ」

「うん?」



「すっごい年いってる人とかでも、自分のやりたいことおもいっきりやってる人とか、毎日楽しんでる人って、いつまでも若いっていうか、ずっと元気っていうか、年とか関係ないっていうか、なんか、こう、うん。。」

「うん。」



尻すぼみ


なにを伝えたかったのかも
それを安易に伝えていいのかも
いろいろ迷って


結局、収束



沈黙な時間を
近江牛の焼ける音が紛らわせる
じゅうじゅう




「彼氏はおるんか?」

「またかい」


うざい




そんな感じで


ふたりでビールをいっぱい飲んで
お肉をいっぱい食べて
なんだかんだいろいろ話して


温泉行って
寝て
起きて
観光して
終わり







聞きたいこと



聞いてない

今後も聞く予定はないかもしれない



聞いたところで誰も得しない

母も父も兄も兄も私も得しない







「お父さんとお母さんは、」










ブログを打つ私の前に
昼寝から起きたパパ崎が座って
旅の金勘定を始めた



なんか、もういいや




真崎





「ぽこ」


「ちゅーこ」


ふたり紹介してみた




ブログテーマの「紹介してみる」


実はかなり前に作成したテーマ
そこから使うことはなかったけど

とりあえずジャンルはなんでも良くて
自分の好きなものを紹介してみようと思い
つくった次第


結局ブログにアップしなかったけど
「オペラ座の怪人」をスーパー褒め称える記事を「紹介してみる」で最初に書いた


けど「ラストでクリスティーヌとファントムがキスするシーンがもうやヴぁい!!」みたいな感じで興奮してる文面が

冷静になると危なかったので消した




それ以来使ってなかった


けど、使い始めてみた




最たる理由はこれ


「むつみさんという人。」




以前から真崎ブログにちょいちょい出てた
真崎がお慕い申し上げてる美空姉さん

が、真崎を紹介してくれてた




のが、すごい嬉しかったから

私も誰かを紹介しようと思った



そしたらちゅーこの電話が来て

だからちゅーこを紹介してみた



そしたらぽことの予定が決まって

だからぽこを紹介してみた





自分が嬉しいことが
誰かにとって嬉しいなんて限らない

だから今回書いた記事は
私の自己満足でしかなかったけど
それでもふたりは喜んでくれた


ちゅーこに至っては

「私は本当にハワイに行くのか、今回横浜行く前に「証拠見せろや」的な感じで神様に祈ったら、真崎がブログで書きよって広まって、確信になった。神様もよりによって真崎用いよった。やってくれたな真崎。洗礼受けろや。」

みたいな電話きた
ハレルヤ




自分が好きな人たちに
自分が好きな「書く」という手段で喜んでもらえるのは
なんて幸せなことなのかと思った





「紹介してみる」は

今の予定であとふたり書こうとしてる



ちゅーこもぽこも含め
お盆の間に会う人を書こうと思ってるから


それで行くと今後の予定的には

「多田」
「もっち」

が並ぶと思う(無許可)





ちゅーこ
ぽこ
多田
もっち

あとは
過去記事の別テーマやけど
美空姉さん



3人書いてみて
もう2人思い浮かべてみて


嬉しかったことがある




私は結構適当な性格で
マメに人と連絡とったり
その関係を継続するのが
正直ものすごく苦手


昔から連絡を取り続けてる人なんて
本当に1人か2人の話で
俄然切れてる人が大多数


かつて本当に「親友」だった2人とも
今はもう連絡をとっていない
このブログを書き始めた時には
もうSNSですら繋がっていなかった




たまに、不安なることがある



実は今まで
自分はすごく希薄な人間関係しか築いてこなかったのかな


facebookとかのネット回線だけでの「つながり」みたいな人が一体どんだけおるんかな


それってほんまに「つながり」なんかな



みたいな






でも

例えば上に書いた5人



私はその人の事が好きであればあるほど
文章になるとその人の悪口が増える

照れ屋なのである




だから


信頼関係ができていない人だったら
怖くて記事にはできない


きっと、薄く薄く
その人のことを褒める記事を書く




ぽこが「悪口w」って言いながら

「でもこれ愛感じますw」

って言ってくれた


多分ちゅーこも
読みながら爆笑してたから
きっと愛感じてた気はする、たぶん



そうそう、これ愛


好きな子に好きって言えない子の、愛




だから

「紹介してみる」には


「この人やったら書いても大丈夫やろ」


っていう、こっちからの勝手な信頼がなかったら、無理





「紹介したい」
と思わせてくれる人がいて


私がなに書いても
てかほぼ悪口書いてても
その後ろの想いを汲んでくれて


てかよく見たら
美空姉さんの記事も
ところどころ真崎への悪口だと気づいて
「ふふ、愛だなあ」という感じで
(希望的観測)


その人たちの間には
形がなくて抽象的なもの
「信頼関係」がお互いにあるって思わせ続けてくれていて


お互いとか書くん傲慢やけど
でも、その人たちとはあると思っていて



なんか

それってめっちゃ嬉しいことやって思わせてもろてる





ということで


個人的にもいろいろ嬉しくて
今んとこオプション的に相手も喜んでくれてるなうなので


書いた人からクレームくるまでは
たまにこのシリーズ書いていこーと思っています





いま実家なんですけど

母が「ゴジラ見に行こう」ってしつこいです



真崎

 
 
選考会場に入ってきたのは

リクルートスーツに身を包んで
犯罪終えてきた後なのかなってくらい強張った顔で
緊張解こうと思って話しかけてもまだ「どーも君」の方が笑顔なんじゃないかなってくらいの硬い笑顔で
 
 
いかにも器用じゃなさそうな
黒髪おかっぱの女の子 
 
 
が、ぽこ



某NPOのスタッフになって
初めてリクルーティングに関わった時に
採用された学生教師


のちに彼女もスタッフとなり
のちにすんごい仲良しになる


それでも初対面は「大丈夫かこの子」だったし
採用後の顔合わせ&自己紹介で「ゆかぽこぴって呼んで下さい」と言われた時は、いよいよ困った

由来も意味不明だった
こりん星系女子かと思った
尊敬する人はマザーテレサだった

そして表情が怖い
話し方にも棘がある
いよいよ悪口


今日彼女と会った時にここまでの文章読んでたら「悪口ひどいww」って言ってた





今日ぽこが言ってた


「学生教師終わる時むっちゃんがくれた手紙に「ぽことは長い付き合いになる気がする」って書いてくれてたんですよ。その通りになりましたね(^^)」


なんでそんなこと書いたか記憶ない
しかも当時大して仲良くなかった
表情と話し方怖いとしか思ってなかった




でも、あとは、なんやろ


よく泣いてた気がする




大体子どものことで泣いてた

いろんな子がいて
いろんなもの抱えてる子がいて


あとは、自分が人を傷つけたかもしれないってとき、泣いてた


子どものことで泣いたあとは
潤んでるけど意志強い目で
「私頑張ります」って言ってた
表情と声色は怖かった


人を傷つけたと思ったら
泣きながらごめんなさいって謝ってた



純粋で
まーっすぐに物事を捉える人で
他者への感情移入の仕方が半端なくて
でも引きずられる前に目的見つめて自分で軌道修正しようとする人で


真崎も不器用で有名やけど
ぽこも負けず劣らず不器用で
だから人とのぶつかり方も真っ正面からしか行かなくて
だから大体両者負傷みたいになってて


対子どものことになったら
学生教師にガンガン言うてた
それ子どものこと考えてんの、みたいな


んで、その人傷つけたかもって悩んだりしてた

懐かしい




その真っすぐさとか
不器用な感じやけど人と向き合おうとする感じとか


惹かれてたんやと思う


んで、なんやかんや今に至る






ぽこはいま集団塾で講師してる



みんなから真崎以上に「会社入って大丈夫か」と言われてたぽこ


仕事めっちゃ楽しんでた
会社と仕事大好きって言ってた


ぽこ、大丈夫やった

真崎の方が大丈夫じゃなかった




彼女は一昨年の夏と冬
ある学校で5日間の学習支援に参加
ある生徒の指導を担当


そこで随分

「自分がこの子に残せることがなにかあるのか」

って悩んでて
その記憶とその生徒の存在がずっと引っかかっているような感じがあった、と

 
これから子どもと関わる上で
どこかで子どもたちの向こうに
その生徒の存在を重ねようとしてた、と




「でも、それ違うって分かりました。結局、今目の前にいるのは違う子どもたちで、今目の前にいる子どもたちと全力で向き合うことしかできひんなって思います。」



牛タン貪りながら
ぽこが言ってた


そうやなー、って思った


みんな違う人間で
違う人生やもんな、っていう




相変わらず話し方は尖ってる

だけどよく笑うようになってる

というか笑顔やと認知できる表情を見せる頻度が上がってる

昔の表情やったら秋田のなまはげレベルの恐怖で幼児泣くと思う



愛情の裏返しで
最後は悪口入れたくなる


とりあえず
悪いひとじゃなくて 
どちらかと言えばええひとです(まとめ)


真崎