「新宿二丁目に、ゲイが集うベローチェがあるんです。略して「二ベロ」。行きますか?」
行った
鈍感にも私は気付かなかったけど
一緒にいた彼と彼女は
入った瞬間から「変な視線を感じた」とのこと
ゲイの皆さんにとっては
「二ベロ」は常識らしい
遠方から来た方が東京来たら二ベロ行くという一種の観光地となっているそう
そんな二ベロで
彼はいろんなことを教えてくれた
不登校の時のこと
その後進学した高校のこと
そして今いる大学のこと
教員志望であること
ゲイのこと
仮面ライダーのこと
彼と出会ったのは6月
LGBTの団体が主催した
ある教育系講演会イベントにて
講演後のワールドカフェでテーブルを共にした彼は、自己紹介で不登校経験があることと自身がゲイであることを教えてくれて
もっと話してみたいと思った矢先
仕事の中である話が持ち上がり
そのために最近動き出した
彼にお願いしたのは「取材」
子どもの時から今に至るまで
不登校経験から国立大学進学に至るまで
出来事や気持ちを
いろいろと聞かせてもらった
最初に断りだけ入れて
私はズカズカと聞いた
彼は丁寧に話してくれた
「不登校の経験や今の状況に対して「つらい経験を「乗り越えた」」と言う人もいるのですが…」
彼が、言葉を詰まらせた
なぜか分からないけど
少しだけチクッとする感覚
乗り越えた…
乗り越えた…
「…僕はたぶんまだ乗り越えていないですし、なにをもって「乗り越えた」って言うんですかね。」
チクチク
「小学校から中学校まで6年間学校に行っていなくて、そこから高校に進学して、国立大学に進学して、今教員目指しているっていうこの話は、確かに「美談」になると思います。」
チクチク
"不登校の経験を「乗り越えて」今はこうして「普通に」暮らしているという、客観的に見たらそうとも捉えられる自分のここまでの人生を、時々「美談」として見世物にされている気がするんだ。"
今の仕事や組織とはまた違ったコミュニティの中で、ある人が言ってたこと
なんだか、その時のことを思い出す
これからも取材は続けるつもり
だけど
なんだろ、この感じ
「乗り越えた」という違和感
「美談」という違和感
分からないけど、時に、不快感
勝手に反省してる
なんだかなぁ

!!ヾ(´ω`!!本が出版されました!!´ω`)ノ!!
が本題だったんだけどなぁ
ここに至るまでに「長っ」て読むの中断って方がいたらもう本末転倒感ハンパないんですけど
私が所属している
「不登校サポート NPO法人いばしょづくり」
において
本が出版されました
「不登校」
を、唯一の共通キーワードとして
・不登校当事者、経験者
・保護者
・支援者
がそれぞれの原稿を投稿したものを1つの形にしたものです
それぞれの人が
それぞれの経験と
それぞれの想いを
それぞれの言葉で綴ったもの
なので
なんかこう
美談とかじゃなく
不登校生だから不登校経験者だから保護者だから支援者だからっていう、なんか一段階抽象化された立場的な話じゃなく
その人を感じられるから
この形で読んでみてほしいってすごく思います
取材とか進行中でなんやけど
この「その人の言葉」にふれてほしい
そこに価値があるってすごく思います
あと、しーちゃんが絵を書いてます
表紙の絵はしーちゃんです
見てほしいです
本の内容や購入に関する詳細は
【こちらの記事】
をご覧下さい
興味を持って下さった方は
個人的に私に伝えて下さっても大丈夫です
おこがましながら
私も記事を書かせてもらいました
ついでのついでのついでくらいで
見てもらえたら嬉しいなって思います
ということで
そんなお知らせでした
最後にまた私の気持ちでも書こうかなと思ったけど
HERO始まったので終わります
よろしくお願いします
真崎