複製 89式銃剣 用 の 吊り下げ具 が 別売りされていたので 入手してみました。
これは、現在(2020年) ヤフオク や Amazon で販売されている
MDN製 複製 89式多用途銃剣 総金属製 無可動 外見再現モデル
へ 付けられている部品です。
↓この品です。( 鞘と銃剣本体が納められた形で一体成型になってるので抜いて遊べません)
赤丸した部品が、この度 別売 していた商品です。
ホックを外すとこんな感じです。
生地の下部が、 陸上自衛隊 の 実物 官品 同様に 折込み縫製されているそうで 既発の他の レプリカ 89式銃剣 と違い 糸が解れて見苦しくならないようになってます。
◎ では、既発の レプリカ 89式銃剣 の 下げ具 を見てみましょう。
こちらは 銃剣 の 刀身 が 金属 ( 真鍮製 ) の WINDLASS 89式銃剣 用 の 下げ具 です。
昔、書いた記事↓
ストラップ の色が OD色 ( オリーブ ) ではなく 緑 ( グリーン ) ですネ!(笑)
生地の端も切りっぱなしで解れが目立ち汚いですナ!!
これは、大友商会 製として販売された MDN 社の 1st 複製 可動式 89式多用途銃剣 に付いていた下げ具です。
ストラップの色は、上手く OD色になってますネ!!
生地の下部は切りっぱなしで 一応糸による 縁縫い補正は されてますが 何れ解れが生じるでしょう。
少々サイズが寸足らずですしネ!!
この様に、既発 レプリカ の 下げ具 は 官給品 の資料が少ないのと 実物パーツ に 似た部品が手に入らないのも相まって、デフォルメ気味に制作されてます。
◎ 次に 留め金具 についてです。
3種類 の下げ具 を並べてみました。
各 下げ具 の中央で 横ストラップとフック具を固定するために 使われてる
留め金具 が どれも種類が違ってますネ!
ウイドラス は、両面カシメ
大友・MDN1st は、大き目なネジ
MDN外見 は、小さ目なネジ
がそれぞれ固定するのに使用されてます。
では 実物 はどうなんでしょうか?
これはネットで拾った 実物 89式銃剣 用 の 下げ具 画像です。
それぞれ赤丸した部分が、 留め金具 。
こうやって見ると、実物 の 留め金具 は カシメ や ネジ では無く リベット を使い固定されているようですネ!!
表側に デべそ がくるように取付られてますナ!
それでは、今回入手した MDN外見再現モデル 用 下げ具 の 留め金具 を 実物 ぽく変えてみようと思います。
まずは、中央の 留めネジ2箇所を外して分解してみました。
ネジを外した状態。
なんと、下部の アルミフック の長さが 延長加工 されてますヨ~!!
大友・MDN1stでは、取付穴の延長加工が無いようで 留め金具 の 取付位置 が 随分下側になってましたよネ!?
こちらは下げ具で留められていた、六角穴小ネジ です。
ナットは角が無い丸ナットが使用されてました。
因みに、大友・MDN1stでは、複製 88式鉄帽 SDF-88 の あご紐 固定 に使われていた大き目なネジが使用されてます。
これを・・・
色は違いますが前に入手していた、 コッパーリベット ( 銅鋲 )を使い 留めてみます。
交換~
表側。
コッパーリベット で 固定した 銃剣 吊り下げ具 です、 実物 のように こちら側へ デべそ がくるように
着けましたヨ!!
裏側
銅 の下地色のままなので、少々違和感は有りますが 留め金具 の形状としては これが一番 実物 に近い気がします。
あとで 取り付けたリベットの表面を塗装してやればもっと良くなるかと思います。
WINDLASS 89式銃剣 へ付けるとこんな感じになります。
この 下げ具 リベット へ交換すると より 実物 ぽくなり既発の レプリカ 89式銃剣 の 下げ具 と交換してやれば 銃剣自体 もっと リアルになりそうです。
それと、複製 89式多用途銃剣 外見再現モデル ですが あまり売れ行きが良くなかったみたいで、しばらくして鞘本体を加工し銃剣が抜ける作動モデルへ改修して販売されたようですヨ。