お久しぶりです。前回の投稿から8ヵ月ほど経過してしまいました。安心してください。生きています。

 

言い訳をすると、この期間、人生の転機とも言えるような出来事があり、少々多忙を極め、筆をとる気になりませんでした。人生の転機とも言える出来事については、いずれ落ち着いてから書きますが、正直に言うと、「書く気が起きなかった」というのが本音です。

つまり、「気力」がなくなってしまったのです。

 

これも、完全に老化現象だと思います。気力がなくなる。そうなんです。すべからく、年を取ると、気力が減退します。「あーあ、やる気、ねーなー」的な状態。それが日常茶飯事に起きるのです。

もちろん、体力も知力も減退するのですが、なんといってもこの気力。いやーーー、年取ったなーと思います。

 

ここまで書いて、すでに気力が失せてきており、もー、書くの辞めよーかな、と思いながら、なんとか自分を誤魔化して書いております。

と言った先から申し訳ございませんが、いったん今回は復帰宣言だけして、終わりにしようかと思います。あまり無理をしないことも長続きの秘訣かもしれません。すみません。年寄りの気まぐれにお付き合いさせてしまって。

この前のブログを書いていて思い出したことがあります。もう5年ほど前、つまりちょうど60歳頃のお話しです。

やはり屋外で一日過ごし、顔や腕が日焼けをしました。この時は海ではないので、上半身は半袖のTシャツを着ていました。時期は5~6月くらい。それほど強い日差しではありません。

もともと日焼けするのは好きで、日焼けで黒くなると健康的だし、少し精悍な顔になったような気がして、若い頃は好んで日焼けを楽しんでいました。

でも50歳も過ぎると、そんなことはどうでもよくなって、自然にまかせるようになり、この時もまったく日焼けしていないまっちろな肌を直射日光にさらしておりました。

翌日、目が覚め、鏡を見て驚きました。

顔全体は、もちろんうっすらと日焼けして浅黒くなっていたのですが、な、なんと、額に大きな白い巨大な斑点が出現していました。左右5~6㎝、天地4~5㎝くらいの巨大な白い斑点。「なんじゃ、こりゃ!」というのが第一声です。

なにより、みっともない。なにか皮膚病のように見えて、かっこ悪いのです。(皮膚病の方、ごめんなさい。)

あわててネットで調べてみました。すると、高齢者ではありがちな症状で、原因は、皮膚の色素がなくなったことによる、と書いてありました。

つまり、色素がないので、日に焼けないのです。でも、色素のある部分はちゃんと日焼けして黒くなっている。そのコントラストで、焼けていないところが真っ白に見える、そんなことが起きてしまったのです。

やれやれ、まいりました。年を取ると、日焼けによってかっこ良くなるどころかかっこ悪くなるなんて。

それ以来、なるべく顔が日焼けしないよう、帽子をかぶったりして気を付けるようになりました。でも、うっかり日焼けしてしまうこともあるのですが、今日まで、白い巨大な斑点が現れたのはあの時だけです。

もしかすると、一度なくなった色素が回復した?そうとしか思えませんが、今でもあの時のことがトラウマになって、顔を積極的に焼くのは避けています。

先日、20年ぶりくらいに海遊びをしました。海岸にテントを張り、釣り竿を立て、海に入って涼をとりました。

泳ぐというほどちゃんと泳いではいませんが、水と戯れて遊びました。7月中旬の海は、まだ水温がそれほど高くなく、少し冷たかったですが、全国的な高温にみまわれたその日は、涼をとるには最高でした。

釣りも本気ではなく、沖に投げ入れたまま放置して、気まぐれに引き上げてみる、というだけのものです。それでもキスが4匹とメゴチが1匹、釣れて、天ぷらにしておいしくいただきました。

そんなこんなで、下は海パン、上半身は裸で、うっかり数時間を過ごしてしまいました。あまり焼け過ぎないように、後半はアロハシャツを着たりしていたのですが、夜、寝るときになって後悔しました。

痛い。そう、日焼け跡が痛いのです。寝ようとしてふとんに横になると、背中、特に肩のあたりがものすごく痛い。これにはまいりました。冷やしたり、タオルを厚めに敷いたり、試行錯誤したのですが、痛みであまり眠れません。若い頃には毎年、こんな思いをしたなぁ、などと感傷にひたる暇もなく、ただただ痛みに耐え、浅い眠りと覚醒を繰り返して朝を迎えました。

さて、痛くて眠れないほどの日焼けは、本当に30年ぶりくらいなので、はっきりと覚えてはいないのですが、若い頃に比べて日焼けの治りが遅いような気がします。

まず日焼け当日の夜から、なんと3日間、ずっと痛みが続きました。その間、皮膚は真っ赤っかのままです。4日目の夜からようやく痛みが少し治まってきて、皮膚の色は少しずつ黒味を帯びてきました。そして、皮が剥けはじめたのは、ようやく6日目になってからでした。

これって、遅くないですか?若い頃は、翌日とか、翌々日には皮が剥けはじめたように記憶しています。私のような高齢者は、皮膚の新陳代謝(力)が低下してしまっているがゆえに、日焼けの治りが遅いんじゃないか、そんな被害妄想に陥っている今日この頃です。

今日は日焼けの皮膚が、絶賛、剥け剥け中。この後の変化で何か感じたら、またご報告します。