この前のブログを書いていて思い出したことがあります。もう5年ほど前、つまりちょうど60歳頃のお話しです。

やはり屋外で一日過ごし、顔や腕が日焼けをしました。この時は海ではないので、上半身は半袖のTシャツを着ていました。時期は5~6月くらい。それほど強い日差しではありません。

もともと日焼けするのは好きで、日焼けで黒くなると健康的だし、少し精悍な顔になったような気がして、若い頃は好んで日焼けを楽しんでいました。

でも50歳も過ぎると、そんなことはどうでもよくなって、自然にまかせるようになり、この時もまったく日焼けしていないまっちろな肌を直射日光にさらしておりました。

翌日、目が覚め、鏡を見て驚きました。

顔全体は、もちろんうっすらと日焼けして浅黒くなっていたのですが、な、なんと、額に大きな白い巨大な斑点が出現していました。左右5~6㎝、天地4~5㎝くらいの巨大な白い斑点。「なんじゃ、こりゃ!」というのが第一声です。

なにより、みっともない。なにか皮膚病のように見えて、かっこ悪いのです。(皮膚病の方、ごめんなさい。)

あわててネットで調べてみました。すると、高齢者ではありがちな症状で、原因は、皮膚の色素がなくなったことによる、と書いてありました。

つまり、色素がないので、日に焼けないのです。でも、色素のある部分はちゃんと日焼けして黒くなっている。そのコントラストで、焼けていないところが真っ白に見える、そんなことが起きてしまったのです。

やれやれ、まいりました。年を取ると、日焼けによってかっこ良くなるどころかかっこ悪くなるなんて。

それ以来、なるべく顔が日焼けしないよう、帽子をかぶったりして気を付けるようになりました。でも、うっかり日焼けしてしまうこともあるのですが、今日まで、白い巨大な斑点が現れたのはあの時だけです。

もしかすると、一度なくなった色素が回復した?そうとしか思えませんが、今でもあの時のことがトラウマになって、顔を積極的に焼くのは避けています。