先日、20年ぶりくらいに海遊びをしました。海岸にテントを張り、釣り竿を立て、海に入って涼をとりました。

泳ぐというほどちゃんと泳いではいませんが、水と戯れて遊びました。7月中旬の海は、まだ水温がそれほど高くなく、少し冷たかったですが、全国的な高温にみまわれたその日は、涼をとるには最高でした。

釣りも本気ではなく、沖に投げ入れたまま放置して、気まぐれに引き上げてみる、というだけのものです。それでもキスが4匹とメゴチが1匹、釣れて、天ぷらにしておいしくいただきました。

そんなこんなで、下は海パン、上半身は裸で、うっかり数時間を過ごしてしまいました。あまり焼け過ぎないように、後半はアロハシャツを着たりしていたのですが、夜、寝るときになって後悔しました。

痛い。そう、日焼け跡が痛いのです。寝ようとしてふとんに横になると、背中、特に肩のあたりがものすごく痛い。これにはまいりました。冷やしたり、タオルを厚めに敷いたり、試行錯誤したのですが、痛みであまり眠れません。若い頃には毎年、こんな思いをしたなぁ、などと感傷にひたる暇もなく、ただただ痛みに耐え、浅い眠りと覚醒を繰り返して朝を迎えました。

さて、痛くて眠れないほどの日焼けは、本当に30年ぶりくらいなので、はっきりと覚えてはいないのですが、若い頃に比べて日焼けの治りが遅いような気がします。

まず日焼け当日の夜から、なんと3日間、ずっと痛みが続きました。その間、皮膚は真っ赤っかのままです。4日目の夜からようやく痛みが少し治まってきて、皮膚の色は少しずつ黒味を帯びてきました。そして、皮が剥けはじめたのは、ようやく6日目になってからでした。

これって、遅くないですか?若い頃は、翌日とか、翌々日には皮が剥けはじめたように記憶しています。私のような高齢者は、皮膚の新陳代謝(力)が低下してしまっているがゆえに、日焼けの治りが遅いんじゃないか、そんな被害妄想に陥っている今日この頃です。

今日は日焼けの皮膚が、絶賛、剥け剥け中。この後の変化で何か感じたら、またご報告します。