大前研一 新・経済原論/大前 研一
¥2,310
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大前研一さんは日本でも海外でも大変人気のある方ですね

今回の本は「今後10年を見通す戦略眼」なんていう
大げさな帯がついてましたが

基本的にはグローバル経済の実態についての考察です

たとえば、アメリカの大企業のコールセンターがインドに
アウトソースされてますよといったこと、今では
誰でも知ってるようなことから、全然知らなかった資本の移動
についても仔細に解説されています


こういった内容の本自体はいくつかあって、
いずれも分厚いですが

私の場合には『フラット化する世界』  (書評書いてまっす)
という(これもベストセラーですね)本
の後に読んだがために多少内容が重複しました

やはり、グローバリズムについて書くにはどうしても
労働・資本の移動という概念が必要になるらしく、
どちらの本も例示されているないようは同一のものがありました

ただ、とはいえ大変知見の広い著者だけに細かい例示の一つひとつ
が結構面白いので読んでしまいます。

しかしながら、大前さんの考察、今後の展望みたいなものは
あまり読み取ることができなかったように思います。

フラット化する世界(下)/トーマス・フリードマン
¥1,995
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「グローバル化」「グローバリゼーション」
なんて聞き飽きたかもしれません

しかし、その本当の意味ってなんでしょうか?
考えてみると案外ボヤッとしているのでは?

この本はグローバリゼーションの実態に迫ろう
という内容です

今では周知となったインド企業のアウトソーシング
の飛躍的な発展が語られることは多いですが
そのほかにも世界の経済活動はこんなにも
変化しているのかと関心します

グローバリゼーションは日本人にとっては
それほど重大な問題ではないと
単なる発展途上国の下請け事業が関の山
といった考えに陥りがちな自分の意識が一変しました

つまり、途上国に下請けさせると割り切るには
あまりにも産業が高度化しているのが
グローバリゼーションの実態ということです

普段我々が行っている日々の仕事
例えばそれは人事・経理といった専門分野でさえ
外国企業に委託すれば何分の1の賃金で済む
という事実は衝撃です

これから一層活躍したいと望む人達にとっては
見過ごせない恐ろしい事実であり
その認識なくしては時代に取り残される

そんな感想を持っています
文章も読みやすいです
ちなみに上下巻ありますよ
監査難民 (講談社BIZ)/種村 大基
¥1,680
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ライブドアのホリエモン
カネボウ
日興コーディアル
などなど
ここ数年の間に大きな経済事件が
たくさん報道されました

そもそも会社の決算というものは
会計士・監査法人という人たちによって
チェックがなされ 信用できるもの
との大前提のもとに人は投資ができるのですが

この本にあるように日本の企業社会においても
様々な形の虚偽記載、粉飾ということが行われ
会計士が加担している事例もあるということ

個人投資が盛んな時代にこそ
こうした企業と会計士の関係について
知っておくことは重要だと思います

この本については内部の重要人物のコメント
が多数掲載されているので臨場感を持って
読めると思います

内容は中央青山監査法人の解散までの経緯を
中心に会計士業界の抱えている制度的問題も
垣間見えます