富の独裁者/エイミー・チュア
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女性の学者さんの本です
読んでいると言葉に切れ味を感じます

内容は 発展途上国家に市場主義を
導入することにより
一部の富裕層に富が集まり彼らの支配力が高まる

その地域が複数民族国家である場合には一民族
の支配が強まり 民族間対立が助長されてしまう

ということを事例を基に考察しています

世界には民主主義の導入がうまくいかない国
そぐわない国・地域がたくさんあり
資本主義経済を拒否する国家もまた多数あります

我々にとっては民主主義-資本主義が当たり前の
ものであり 普段意識することが少ないように思います
が この本のように支配-被支配の関係を
切り取って示されると新鮮な感じがします

民族対立と経済システムの関係というテーマは
なかなか興味深いと思います


名門アーサーアンダーセン消滅の軌跡―公正な監査とリスク管理のプロ集団に何が起こったか元社員らが書いた内幕ストーリー (SPRINGER EXECUTIVE EDUCATION SERIESトップ・マネジメント教育叢書)/森田 松太郎
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日本ではライブドアが投資家をだます
カタチで粉飾決算を続けていました

さらにもっと大きな規模で米国では
エンロンという企業の巧妙な粉飾経理事件が
先例としてありました

いずれも法の抜け穴を突く 又は
決算の番人たる会計士が加担し粉飾の
発覚を防ぐということは可能なことであり

また そういった企業でもある程度経営を
継続できてしまうというのが 企業の実態である

しかし、結果として虚偽が膨張しどうしようもなく
大きくなったところで破綻する
その際の社会への影響はとてつもなく大きい

我々の経済社会はそういった大きなリスクを
常に抱えており そういったことを知るというのも
自己責任という金融の考え方に含まれているはずです

企業の作り出すウソがいかに手が込んでおり
大きな経済損失を招くものなのか垣間見る思いです