2021年にに非上場化したサントリー系の外食企業・ダイナックが2022年に開発したばかりの新業態「日々晴々」に行ってきました。
当店はサイバーエージェント系のクラウドファンディング大手・マクアケによる資金調達で、目標額50万円に対して775万円の応募を集めるなど“下馬評”が高かった業態です。いま流行りの寿司居酒屋は概して「寿司屋のわりに安く飲めるけど、いまひとつアカ抜けない」イメージがありますが、当店は「イケてる寿司居酒屋」を志向した業態となっています。
まずはプレモル瓶で乾杯します。お寿司は本マグロ中トロを含む人気ネタ3貫の“大吉盛り”と寒ブリ2貫を試しに発注してみましたが、他の寿司居酒屋チェーンよりもネタも握りも確りしている印象です。
右側のは自家製ジンジャーサワー(だったかな?)です。生姜のお味が濃厚でエッジが立ってますが、よく考えてみれば寿司居酒屋でガリ系の酎ハイは定番商材ですね。
大人気メニューの“うにプリン”です。雲丹クリームを加えたプリンに、更に雲丹を乗せた前菜的位置付けのメニューです。写真映えする上に、普通に美味しいのでおススメです。
磯香るポテトサラダです。こちらは杉玉にあるポテトサラダに近いお味。杉玉と違って“くす玉方式”じゃないけど。
ユナイテッドアローズが栃木県さくら市にある酒蔵と共同開発をした“仙禽”です。甘くて飲みやすい日本酒で、アローズということもありシンプルなボトルも意匠的です。こういうお酒の取扱いがあるのもさすがはサントリー直系店、といったところ。
最後はお約束の涙巻もいただきました。個体差があると思いますが、や台ずしよりは控えめな辛さでした。毎度のことながら必要以上にお酒が進む一品(笑)。
最後に補足情報です。100円で此方のシールを購入すると、1年間(暦年ベース)で複数のドリンクが常時100円引きとなります。翠ジンソーダは450円で比較的安価ですが、100円引きで350円!となります。同じダイナックの“マヅメ”にも似たようなサービスがありますが、次回訪店時にも効果が持続するので大変お得です。
「日々晴々」の在京店舗は現状こちらにしかなく(大阪はルクアに有)、唯一無二の業態となっています。予約が取りづらいのが難点ですが、チェーン系の寿司居酒屋では群を抜く高CP店ですので、新宿三丁目にお越しの際はぜひどうぞ。