【ダイニダン】競馬感覚でDgS銘柄の株価を予想する。 | なちゅの市川綜合研究所

なちゅの市川綜合研究所

「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

 

1年ぶりにDgS11社の株価を予想していきます。ダイニダン(第二弾)です。本予想にあたって特定銘柄の事前売買実績、事後売買予定は特になく、私の20余年の投資キャリアに基づいて直感的な予想をするだけのお楽しみ企画です。凡例の強気順は【◎〉〇〉▲〉△〉×〉無印】です。見方は競馬と一緒ですが、▲や△のマークが現株価水準に対してニュートラル(現状維持)くらいのイメージです。

 

【株価は7月21日の終値】 ※参考:日経終値:32,304円

①サンドラッグ(9989) 4,108円  〇

②マツキヨココカラ&カンパニー(3088)8,070円 △

③アインホールディングス(9627) 5,043円 ▲

④ウエルシアホールディングス(3141)2,724円 〇 

⑤ツルハホールディングス(3391)10,695円 △

⑥クリエイトSDホールディングス(3148)3,475円 ▲ 

⑦コスモス薬品(3349)15,665円 △

⑧カワチ薬品(2664)2,171円 〇

⑨クスリのアオキホールディングス(3549)7,980円 △

⑩Genky DrugStores(9267)4,820円 △

⑪スギホールディングス(7649)6,255円 △

 

今回は◎印の本命格はゼロです。DgSセクター全体のバリュエーション切上がりにより、セクターとしての投資妙味が低下したものと考えており、どう考えても割安な銘柄というのは現時点で無いものと判断しています。

 

対抗格の〇印は3社に振りました。サンドラッグは高い都心割合と化粧品売上割合で、他社の中では一番マツキヨに近い業容と考えているものの、高騰するマツキヨ株に比べて相対的な出遅れ感があるように思います。

 

ウエルシアは1Q決算で、昨年の新型肺炎禍で検査キットやハンドソープを売りまくって数字を作っていたことが明るみとなり、その剥落影響で売り込まれている状況です。2Q以降もきつい反動減が出るとみられるものの、急ピッチで株価調整していることから、妙味が出てきたと考えます。

 

カワチ薬品は食品売上比が大きく、化粧品売上も多くないため、業績改善要素が少ないものの、他社比での株価出遅れ感が非常に強く、再編・統合期待でワンチャンある銘柄と考えます。北関東地盤のため、版図拡大を目指す北陸・北海道勢が喉から手が出るほど欲しい会社です。

 

▲印は3社です。アインは小売はともかく、柱の調剤は仕切価上昇影響をじわりと受けており、差益確保には依然として不透明感が残ります。但し、株価的には織り込みが進んでいるため、底入れ期待で妙味があるものと考えています。

 

クリエイトSDは株価が出遅れ気味であるほか、カワチ薬品とほぼ同様の考え方で、神奈川地盤のため、再編・統合期待です。

 

また半年後~1年後に振り返りたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

*参考記事① 初回振り返り  2023-02-12

【振り返り】DgS11社株価レビュー。

 

*参考記事② 初回予想時 2022-07-03

DgS11社株価レビュー(2022年7月)。

 

*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。 特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。

 

にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ にほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へ にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ