今日のひとこと(オリンピックと自身の劣等感の変化)。 | なちゅの市川綜合研究所

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みなさまは北京オリンピックをご覧になりましたでしょうか?私は小学生の頃まで、家でのTV視聴は原則NHKのみという謎のスパルタ方針が敷かれていたこともあり、公共放送で公然とスポーツ番組が見れるオリンピックを人一倍楽しみにしていました。日本選手がメダルを取れば、自分のことのように喜んで、TVだけでなく翌朝のスポーツ新聞なども楽しく読んでいました。

ところが高校生になってからは、同世代で自分より遥かに高いところで活躍している人を見るにつけ‪(これはスポーツに限りませんが)、同じ日本人としては嬉しいものの、素直に喜びきれない複雑な感情が入り混じるようになりました。当時の自分は県下のトップ校に居て、オツムの出来具合には多少の自信があったのですが、それでも五輪に出て世界と戦う高校生とは比較にもなりませんし、甲子園球児の足元にも到底及ばないことなどにも劣等感を感じていたように記憶しています。

こうした同世代(もはや自分より若い世代)の活躍を素直に喜べるようになった、30歳を過ぎてからのような気がします。より正確に表現すれば、喜ぶというよりは、素直に凄いなと尊敬できるようなポジティブな気持ちに変化した感じです。いまの私はしがないサラリーマンに過ぎず、高校生の頃より世代の上澄み層との「高低差」は更に拡大してしまっているものの、個人的に続けている投資活動は20年超の月日を積み重ねてきているため、一つのことを辞めずに続けることや、その道を極めて成果を出していくことの大変さを理解し、感情が変化していったのだと思います。

もっとも、オリンピックに出るような選手は、5歳から英才教育を受けていて、脂の乗った25歳頃には既に20年選手だったりすることから、私など単純に投じた年数ですら勝てないのかもしれません。ただそれでも、オリンピック選手に比べると投資活動の方が競技人生(?)が長いと思いますし、70歳まで続ければ私もキャリア50年選手になるので、続けることくらいしか能が無い私でもせめてそのくらいは頑張ろうかなと思いました。

なにはともあれ、日本選手団の方はお疲れ様でした(おわり)

 

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