今日のひとこと(投資手法を自転車に例えてみる)。 | なちゅの市川綜合研究所

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みなさんは自転車に乗りますでしょうか。最近はドコモが運営している赤いシェアサイクルが街に増えてきたり、LUUPという自転車派生型の電動キックボードもみかけるようなり、自転車類を保有しなくても簡単に借りれるようになりました。遅ればせながら本邦も、電車やバスでは移動しにくい場所の穴を埋めるようなMaaSの潮流が進んできたのかなと思います。

 

さて、自転車そのものとはあまり関係のない投資の話ですが、私は投資ジャンルを自転車の種類で概念的に捉えています。以下がその例です。

 

①高配当株・バリュー株投資 →「かご付きのママチャリ」

万人向けなので何といっても乗りやすい。スーパーで買ったものなど荷物を運べたりするので、移動・輸送の両面で使い勝手が良い。但し近距離向けで、遠出は難しい。

 

②グロース株投資 →「ロードバイク」

スピードが出るのでとにかく早く目的地につくには便利。かなり遠くも目指せる。プロや競輪選手になれば生計も立てられる。一方、タイヤが細く、乗りこなすにはスキルが必要で、転んだ時の危険性も大きい。荷物を運べない(配当や優待が無いイメージ)。

 

③インデックス投資 →「電動自転車」

なんといっても楽。大して漕がなくても確実に前に進める。荷物用にかごをつけたり、荷台で子供を運ぶといった輸送性も確保できる。一方、自転車に乗ることで通常期待出来る体力づくり効果は殆ど見込めず、スキルアップしずらい。定期的な充電(入金)が出来ないと終了。

 

④優待株投資(特にクロス取引) →「補助輪つき自転車」

とにかく転ばないように出来ているのでものすごく安全。一方、歩くより多少は早いものの、普通のママチャリより遅く、遠くには行けない。自転車乗りとしての技能は早々に頭打ちとなり、節約生活に毛の生えた程度で止まってしまうことが多い。

 

 

以上、①~④まで挙げてみました。投資家として無限の高みが目指せる②のロードバイク(グロース)が一番プロっぽい感じがしますが、いずれも長所・短所があるので、どれがベストという話ではありません。若いうちは体力もあるので、そういう自転車を選んでもいいのかなと思いますが、年齢に応じて安全性の方がより重要になってきたりもするので、その時の自分に適した自転車を選んで乗ることが大事なのかなと思います(ただし歳を取って初めてロードバイクに乗るのは難しい)。

 

ちなみにワタクシは、リーマンショックで経済的にも心理的にも致命傷を負ったことから、未だに④の補助輪付き自転車(優待)をいまだに主力として愛用していますが、①のママチャリ(高配当)や③の電動自転車(インデックス)にも乗りますし、②のロードバイク(グロース)も一応乗りこなせるつもりです。最後は単純な話なのですが、色々乗れたほうが楽しいのかなとは思います(おわり)

 

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