久しぶりに新江ノ島水族館に行ってきました。かつてはオリックスの新規事業として、同社傘下のオリックス・リアルエステートがPFI方式で受託していましたが、既に運営会社の持分を手放しています。然しながら、オリックスは当館で水族館運営ノウハウを蓄積し、都市型水族館のハシリであるすみだ水族館や京都水族館の成功があるので、同社水族館事業の先駆けとなる大変意義のある施設といえます。
館に入ると最初は相模湾ゾーンがあります。開業間もないかわさき水族館も、多摩川というご当地ゾーン展示から入っていましたが、当館の構成を参考にしたのかもしれませんね。
こちらは相模湾大水槽とトロピカル水槽です。私はすみだ水族館の小笠原大水槽が迫力があって好きなのですが、そちらもこの相模湾大水槽からの流れを組んでいるとみられます。相模湾は暖流と寒流が交わりあう外洋の近くにあるため、多様性のある生物に恵まれているといった特徴があるようです。
当館の代名詞でもあるクラゲ展示です。私は10年振りくらいに当館に来たのですが、当時は東村アキコ氏の「海月姫」が流行っていて、結構なクラゲブームだったので、かなりの展示スペースを割いていたように記憶していますが・・・さすがに今はある程度落ち着いた展示量になっていました(それでも他の水族館よりはだいぶ多い)。
さかなのえさやり体験が出来る“もぐもぐプール”です。専用のガチャに200円を投じて餌を購入するのですが、水槽のなかのウグイめがけて水面上から餌を放つのではなく、餌を握りしめた手をそのまま水の中に突っ込み、吸盤のように手に吸い付いてくるウグイに餌を食べに来るスタイルの新型餌やりです。思いっきり吸われるので、古い角質を食べさせるドクターフィッシュのような不思議な感じがします。
館の最深部には有人潜水調査船のしんかい2000も居ました。潜水艦の展示は珍しいですね。
ちなみに当館の入場券購入にはオリックスの優待カードによる10%割引特典を行使しました。冒頭に記載のとおり当館とは既に資本・業務関係にはないものの、かつての名残で使えるようです。実は他社の優待で貰ったこども商品券(有効期限あり)を併用しようとしたらそれはNGだったので、もし併用のお考えの場合はご注意ください。どちらか一方なら使えるとのことでした。
オリックス株主の方は是非どうぞ。
*参考記事① 2020-12-06
*参考記事② 2020-09-13
かわさき水族館(日本リテールファンド;川崎ルフロン内)に行ってきました!
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