日本リテールファンド(8953)の川崎ルフロンを視察。 | なちゅの市川綜合研究所

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本邦最大の商業特化型REITである、三菱商事系の日本リテールファンド投資法人(JRF/8953)の旗艦物件のひとつである川崎ルフロンを視察しました。床のおおよそ4分の1はヨドバシカメラで、4分の3は丸井川崎店でしたが、最強化する東芝側のラゾーナ川崎が川崎駅の商業動線を一気に変えてしまったこともあり、2018年に撤退しています。

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そのため、JRFとPM会社である住商アーバン開発がテナントをバラで再誘致し、2019年より段階開業をしているような状況であり、現在は全3期中の第2期目の開業を済ませています。3期目のグランドオープンは本年夏であり、既に水族館の誘致が決定していますが、かようなご時世ですので、予定通りの開業になるかどうかは不透明と言えそうです。

 

1階には川崎駅東口最大級のスーパーとなるライフが入居していました。JRFは三菱商事系ということもあり、ライフが入居している物件が多いです。

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2階のルフロン・フードコートは350席もあります。川崎というメガターミナル駅の至近の商業ビルの2階を大型フードコートにしてしまったのには度肝を抜かれますが、1階のライフとともに生活密着型のSCを目指した結果と思われます。よく考えれば後背地の日進町にはURの大型賃貸住宅団地がありますし、川崎駅東口近くに住んでる人も結構いるんですよね。

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折角なので、このフードコートにあるフジオフードの「えびのや」で食事をしました。同じ天ぷら専門店ではトリドールの「まきの」も好きなのですが、どちらも関西系のチェーン店なので関東での展開店がまだまだ少ないのが淋しいところです。関東では「てんや」が幅を効かせているせいかもしれません。

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丸井跡地らしく、丸井親密先のKEYUCAも入ってました。が、これは前から居たテナントかもしれません。

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ニトリもインテリア雑貨中心の「デコホーム」業態で導入されていました。「デコホーム」についてはブランドカラーをいつもの緑色からオレンジ色に変えており、意図的に“ニトリ感”を消しにいっている印象を受けます。

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6Fは“ファミリーファーム”という、小さな子供のいる家族向けに全振りしたようなフロア構成になっています。無料の遊び場が多く設けられているほか、「ボーネルンド」も増床再オープンしていましたが、あいにくこの日は人がまばらな状況。

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川崎ルフロンは部分開業の第2期目ということで、今回はざっとしか見ていませんが、無事に水族館まで開業した折にはまた視察しに行こうかと思います。

 

*参考記事 2020-04-11 

スシローの別業態、「スシローコノミ」川崎ルフロン店に行ってきました!

 

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