クルークダイニング(SFPホールディングス)訪店記。 | なちゅの市川綜合研究所

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先日、松本に行く機会があったので、今年7月にSFPホールディングスが約5億円で買収したクルークダイニングの運営業態の視察を実施しました。同社は安曇野市に本社を構え、長野県内で12業態23店舗を運営しており、年商10億円ほどあります。今回訪店したのは同社の旗艦業態「からげセンター」です。JR松本駅お城口のロータリーに店舗があります。

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当業態はその屋号通りのからあげもさることながら、信州ならではの山賊焼きを名物メニューとして推しています。私もその豪快なビジュアルにも惹かれて、ランチで「山賊焼き定食」を発注してみました。

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待つこと10分、実際に提供されたのがこちらです。一見してロースカツ定食みたいな外見ですが、一枚揚げであり、びっくりするほどの厚みがあります。税抜990円は松本のランチ価格としては高いかな・・・と思ったのですが、国産鶏を使用しており、かつこのボリュームで供されるのなら納得のプライシングと言えます。お味の方も見た目より油っぽくなく、意外にサクサクいただけます。

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ちなみに夜のメニュー(といっても昼から普通に飲めますが)は以下のとおりです。ホットランドが展開している「銀だこハイボール酒場」のから揚げ版・・・と言えば当業態の実態が分かりやすいかもしれません。実際に私が訪店したのは昼時でしたが、ランチを食べていたのは当方のみで、他のお客さんはみんなハイボールを引っ掛けてましたし、立ち飲み形式の店であるものの、ほぼ満卓状態が続く盛況ぶりでした。

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お会計の際には直の親会社であるSFPホールディングスの優待ではなく、ひとひねりして親の親であるクリレスHDの優待券を出して会計してみたのですが、店員さんは何の淀みもなく優待券処理されており、練度の高さにびっくりしました。どうやら松本にも動きの速いが優待族が居るようです。なお、「から揚げセンター」は目と鼻の先である松本駅ビル内にもあります。こちらは外観のみ視察しましたが、こちらもそこそこ流行っているようでした。

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参考情報ですが、松本駅のロータリーには「鉄板とハイボール」という別業態もあります。こちらは立ち食いのお好み焼き屋であり、要は「銀だこハイボール酒場」のお好み焼き版です。

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今回取り上げたこの2業態は特に松本駅から近く、かつ基本は立ち飲み業態なので、特急あずさ(しなの)の時間調整に使うのがよさそうです。クルークダイニングは松本市と双璧をなす長野市においては、「BANIKUMAN」という馬肉業態や、「天ぷらと寿司18坪」というおもしろネーミングの業態を展開しているほか、どうやら自前で地ビールも作ったりしているようなので、今度は長野市の方の業態を試してみたいと思います。信州にお越しの際は是非どうぞ。

 

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