ワタミが従来型の「和民」をリブランドして展開を進める「ミライザカ」「三代目鳥メロ」
に次ぐ新業態「ニッポンまぐろ漁業団」を視察しました。本業態はまだ4店舗しかなく、
新橋、浜松町、錦糸町、新宿のみとなります。5末期限の優待券を握りしめて訪店。
店舗内装はかぎりなく磯丸水産のそれであり、相対的に客単価が高くなる鮮魚中心の
ラインナップにくわえ、パイプ椅子の多用により坪効率が高められています。ただ業態
としてはまだ新しい分、内装のコンディションが良く、チープ感は殆ど感じませんでした。
この日は車での訪店だったため、やむなくノンアルコールで乾杯。左は本山緑茶、静岡
の高級な緑茶であり徳川家の献上緑茶のようです。緑茶も地味にこだわってます。
本業態の名物がこちらの「ぶつ盛り放題チャレンジ」であり、僅か100円でまぐろぶつが
専用壺に盛り放題となっています。注文は1卓の人数5名までにつき1回限り、制限時間
1分以内、1片でも受け皿に落ちるとその時点で強制終了・・・というルールがありますが、
普通にやれば以下の写真(2枚目)ほどの量を確保出来ます。標準で800円相当とのこと
ですが、磯丸水産だとおそらくもっと高いので、これで100円は非常にバリューと言えます。
刺し盛はトロを中心に5点、とサービスで漬けまぐろが付きました。天然南鮪カマトロと
天然トンボが特に美味しかったです。2枚目は「まぐろ焼肉」で、これはこれで見た目的な
珍しさがあってよいのですが、まぁ普通に刺身で食べれば十分かな・・・という感想。
他にコダワリが感じられたのは出汁巻き玉子であり、実はこちらの上にかかっているのは
鰹節ではなく、まぐろ節です。店員さんがテーブルでたっぷり乗せてくれます。写真2枚目
の「カジキマグロのサイコロ炒め」「へしこ(青魚ぬか漬け)ピザ」もまずまずでした。兎に角、
ありとあらゆるメニューにまぐろを使用するという業態コンセプトは評価出来ます。
〆のメシは、当然ながらまぐろ握りや鉄火巻き、鉄火丼など色々取り揃えているのですが、
終盤になるとさすがにまぐろも飽きてしまったので、涙巻きにしました。くきわざびオンリー
の激辛のものではなく、千切りきゅうりと普通のわさびの組み合わせだったので、特に涙を
流すこともなくあっさりと完食しました(や台ずしの涙巻きは1個たべるだけで号泣モノです)。
まぐろを食材の中心に据えている分、客単価は少々お高めではありますが、中々満足でき
る業態ではないかと思います。生ビールは490円するのでワタミの値段ではありませんが、
角ハイボールや梅酒は290円ですので、ドリンクの値付もある程度バランスされています。
結論としては再訪したい、と考えておりますので、みなさまも新しいワタミの優待券が来たら
是非訪店されてみるとよろしいかと思います。わりとおすすめです。
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