普段はシニア層に強い地味な百貨店(失礼)として名高い京王百貨店ですが、新春に
開催されるこの駅弁大会に関しては、数ある百貨店催事でも異彩を放つ大人気ぶり
であり、新宿周辺のワーカーや京王線沿線住民に新春の訪れを感じさせる名物企画
となっています。また、京王グループとしても“京王観光事件”で民鉄界の話題をさらっ
てしまったばかりということもあり、今回は名誉挽回とばかりに大そう気合いが入って
いるものと推察されます(適当)。
本大会は毎年1月中旬に10日間ほど開催されますが、今年も開催の終盤となる催事
クローズ2日前(20日)に行ったので、激混みというほどではありませんでしたが、訪店
時当日朝の情報番組・日テレ系「シューイチ」で本大会が特集されていたこともあり、
会期終盤といえどもそれなりの数のお客さんが訪店されていたように思います。
戦利品は以下のとおりです。表記の価格は全て税込です。
信越本線・新津駅の「のどぐろ天麩羅と海老づくし弁当」、1,380円です。
選んだのはのどぐろの天麩羅バージョンですが、塩焼きバージョンもありました。
昆布茶で炊いたご飯の上に、海老のそぼろや海老しんじょが乗せられています。
根室本線・釧路駅の「いわしとさばのほっかぶりずし」1,130円です。
ほっかぶり、ということで薄切り大根がネタの上に乗せられています。さっぱり味です。
長崎本線・長崎駅「鯨カツトルコライス弁当」、1,300円です。
鯨カツ、というのは駅弁であるか否かを問わずなかなか珍しいと思います。
佐世保線・有田駅の「有田焼カレー」、1,800円です。
1,800円と高価ですが、その名の通り器が有田焼となっています。器の中には今年の干支
である猪のアニメイラストが描かれており、今年はこの器に料理を盛って楽しめそうです。
最後は、土讃線・高知駅「鯖の姿寿し」1,500円です。
よくある鯖のバッテラとは違い、鯖が頭からお尻まで丸々一匹が寿司になっています。
ちなみに、本大会のお支払いは「全国百貨店共通商品券」ではなく、色々な会社の優待
で貰うVISA、NICOSといった信販系のギフトカードを使用しました。信販系のギフトカード
は額面1,000円以上であり(※500円額面も存在する)、お釣りが出ませんが、駅弁は大体
1,000円以上するケースが殆どなので、端数を現金払いする形で問題なく使用できます。
なお、駅弁大会は22日(火)までやっていますので、お近くの方は是非どうぞ。
第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会@京王百貨店・新宿店(※リンクしています)
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