自身の「薄い財布」を見て感じる、キャッシュレス社会。 | なちゅの市川綜合研究所

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コンビニATM運営会社(要はセブン銀行)の資料によれば、1日あたりのATMの

利用回数が従来は110件以上あったものの、現在では日に90件強しかないと

のことで、「急速にキャッシュレス化が進んでいる」、旨の記事を目にしました。

かつては金利に左右されない新しいモデルの銀行として一世を風靡した同社も

最近では事業の存亡にかかる過渡期の局面へと差し掛かってきたようです。

 

たしかに私も財布に現金は殆ど入っておらず、最大でも1万円、通常の場合は

数千円とかその程度しか持っていません。優待族ですので、優待券やクオカード

を別途持ち歩いているという“補正事情”はあるにせよ、それでも相対的に資力

のなかった5~10年前の20代の頃よりも、現金を持っていない気がします。

 

これはスーパーやコンビニでの交通系のSF電子マネーが使用出来たり、昔は

ハウスカードしか受け付けしてくれなかった鉄道の乗車券・定期購入などまで、

クレジットカードで決済出来るようになったりしたため、現金を使うシーンは確実

に減っているので、体感値としても現金の必要性が薄れているのは理解できる

ところです。逆に私が現金を使うのは何時だろう・・・と改めて考えてみたところ、

地場のスーパーやクリーニング店、飲み屋さんくらいしか思いつきませんでした。

 

つまりよく考えてみると、ちょっと前までは全く想像すらできなかったことですが、

今では現金決済の方がマイナーな決済手段になりつつあるということなのです。

もちろん私は都心部在住であるため、そういう決済の多様化が相対的に進んで

いるのを感じやすい部分があると思いますが、基本的にキャッシュレスの流れは

止まらないものと思いますので、そのインパクトを意識していきたいと思います。

 

 

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