14年前?に運転免許を取って以来、はじめて自家用車を購入しました。
投資以外で百万円を超える高額の支出といえば、せいぜい結納金と結婚
式の式場代(※しかもご祝儀で全額回収したので実際はただの“立替金”)
くらいのでしたので、ディーラーでの車両購入は自分的には初めて一人で
証券会社に行った時のように緊張感のある体験でしたが、なんとか無事に
購入を済ませました。ただずっとペーパードライバーだったため、自宅の車
庫入れや他所での駐車に日々悪戦苦闘している・・そんな毎日であります。
さて、ここで実際に自家用車を持ってみて感じた「メリット」と「デメリット」を
改めて整理してみたいと思います。
■メリット
・行動できる範囲が広がった点
(不動産屋としては自分の世界がかなり広がった感じがします)
・ロードサイド展開店舗に気軽に行けるようになった点
(ホームセンターやイオンSCなど明らかに車向きの店舗があります)
・時間の制約から解放された点
(家族の準備のととのい具合で、旅行の出発時間も柔軟に変更できます)
■デメリット
・車両購入代金が高い点
・ガソリン代、駐車料代、高速代、税金、車検代等がかかる点
・自動車保険料が高い点
・外出先でビールが飲めない点
デメリットに関しては購入前から事前に色々想定しており、私自身も十数
年来に渡って「自家用車不要」説を唱えていた経緯もあるので、想像通り
“金食い虫”だったという印象です。ただ逆にメリットに関しては、これまで
殆ど目を向けてこなかったので、実際に保有してみて気付けたことがあり
自分的に織り込んでいなかった分新鮮な驚きが多く、結論としては買って
良かったと思います。いまこの瞬間に購入前に戻れるとしても、やはりまた
自家用車を購入する選択肢を選ぶと思います。
ただ我が家は家族からの強い自家用車購入要望もあり、必要に迫られて
やむなく購入→想像よりはよかった、という個別の補正事情があります。
そのため、マネープランの一般論に立ち戻れば、特に公共交通機関が高
度に発達した東京のような都会では、最悪タクシーを乱用してでも、自動
車を持たないことが最適解という考えは変わりません。やはり多くのFPが
家計のリストラ策の一環で車両を手放すことを勧めたりしますが、高額な
購入・保有コストを鑑みるに、家計の合理化効果は明らかだな・・・と改め
て納得することが出来た点は最後に付け加えさせていただきます。
新品価格 |
*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。