兼業投資家の休み明けの憂鬱。 | なちゅの市川綜合研究所

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私は今日がカタギの仕事始めなのですが、この頃になるといつも思い出
すことがあります。学生の頃、専業投資家(の真似事)をしていた頃は、
場が閉まる年末年始というのが本当に嫌で嫌でたまらなかったのです。

大発会が開くまでの三ヶ日は暇を持て余し、ずっと2chの「市況1」板や
「株式」板のありとあらゆるスレッドを読み、未読の青文字を既読の紫色
に変えたり、NY市場の上げ下げに無駄に一喜一憂したりしていました。
そんな感じでしたので、大発会の前日ともなれば、憂鬱な顔をする家族
をヨソに、自分だけ遠足前の子供のような気分だったのを覚えています。

ところが今では巷のサラリーマンのみなさまと同様に、正月休みが終わる
と淋しいですし、「もう少し休みがほしいな・・・」などと思ったりもするので、
立ち場が変わると、心境も随分と変わるものだなと思います。

ただいつも不思議なのは、投資家生活が長くなるにつれて、運用資産額
も毎年多少は増えていっているので、カタギの仕事の給与収入への依存
度が少しずつ薄まっているはずなのですが、休み明けの憂鬱感はさほど
改善されていないことです。

兼業投資家さんの中には「仕事は嫌でも、相場のある平日の方がいい」
という方も沢山いらっしゃるので、何故私だけそういう思考になるのかを
考えたところ、私はザラ場中の値動きをあまり確認せず、取引をそんなに
しないため、相場のあるなしは心境に影響しないという結論に至りました。
実際に投資家としての業務は平日夜の時間外か休日に行っているため、
「相場がある=平日の方が楽しい」、とはなりずらいのだと思われます。

そんなわけで、そんな自己分析をしても休み明けの憂鬱感が解消される
どころか、むしろ構造的に解決し得ない問題と判明して途方に暮れるわけ
ですが、今年も一年間カタギのお仕事も頑張っていきたいと思います。
(本日のエントリにオチはありませんのでご了承ください)

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