ちょうどいいとこにいたい。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
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私のなんちゃって個人投資家稼業もずいぶん長くなってきましたが、
昔よりも考え方が偏ってきたな・・・とよく感じています。以前、旅行先
では観光地に行かない旨のエントリをした際に、「変わってますよね」
とコメントをいただいたのですが、そういう部分はあるかと思います。

普通に考えて、旅行先であまり観光地に行かず、普段テレビも見ない
などという人は、どう考えてもあまりいないと思います。私的には時間
の費用対効果を考えて、旅先では小売店や不動産物件の視察などを
して、次にご当地グルメ、時間が余れば景勝地という順を採ってますし
これはテレビに関しても同様で、家では家事をやり、
投資研究とブログ
を書く時間を取り、
家人とコミュニケーションを取り、それでもなお時間
が余った場合に、初めてテレビを見るというだけの話です。だから別に
景勝地やテレビが嫌いな訳ではなく、優先順位が凄く低いだけです。

で、こんな尖った考え方になってしまったのは、間違いなく投資の影響
で、投資資金と同様、限られた時間という資産を、本当に必要なものに
だけ遣うことを志向していった結果、こんな思考になってしまいました。

私はこういう思考を別に悪いことだと思っていないのですが、それでも
世間の感覚とズレすぎるのはあまりよくないと思っており、最近は意識
的に流行りのスポットに行ったり、テレビを見るようにしたりしています。
やはり市井の方の話題や購入する商品・サービスの流行りはテレビを
見ないとわからない部分がありますし、投資家としてそういう情報にも
アンテナを張っておくことは、やはり一定程度意味があると思います。

実はこれは私があと何十年かした後で、専業投資家になった後に気を
付けようとしていることとも似た話であり、サラリーマンとしての肌感覚
をずっと忘れないようにしたいと思っています。投資先の会社の情報は
主に社長やIRを通して理想を中心に語られることが多いと思いますが、
数字や事業のイケる・イケないなどはやはり同じサラリーマンの立場で
判断した方が、なんとなく現実的な投資判断が下せると思っています。

そんな訳で、世間離れをした仙人のような生活でもなく、投資家として
サラリーマン感覚から外れるでもなく、中途半端な"ちょうどいいところ"
に居続けることが、最近の私の目標だったりします。

(※なお、今日のタイトルは"たむらぱん"の同名曲から取ってます。)


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