出資引受先はまさかのローソン、ポプラ(7601)から株主優待がきました。 | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【7601】ポプラ(東証1部) 投資判断 Inline継続

現在値 553円/100株 PER---.- PBR1.22 2月優待 8月優待

広島地盤の独立系コンビニ。自社食品供給と売上歩合ロイヤルティ制に特徴。

今期の配当金はありませんので、配当利回りは算出していません。
ポプラは株主優待制度として、単元株以上の株主に商品券1,000円分を
年2回進呈してますので株主優待利回りは約3.61%の利回りとなります。

業績を確認をします。
■2011年2月期 売上高 576億円、経常利益 3.6億円 EPS▲55円 
■2012年2月期 売上高 585億円、経常利益 4.9億円 EPS▲85円 
■2013年2月期 売上高 564億円、経常利益 2.4億円 EPS 0.6円  
■2014年2月期 売上高 555億円、経常利益▲7.4億円 EPS▲248円
■2015年2月期 売上高 505億円、経常利益▲5.0億円 EPS▲92円 ce修正
□2014年8月中間売上高 256億円、経常利益▲2.0億円 EPS▲26円 ce
 
今2015年2月期8月中間期は店舗数の純減こそ1店舗に留まったものの、
消費増税の影響や特に中国・九州地方は台風などの天候不順の影響
を受けたため、半期の既存店売上高は93.1%まで低迷しました。
当社の運営店舗は郊外・地方などに多いため、円安によるガソリンの
値上がりなども地味に影響した模様です。

そんな訳で、計画的には上期は黒転見込みであったにもかかわらず、
中間決算の発表を前にあえなく下方修正となり、売上高は前期比4%減
の256億円、経常利益は赤字幅が拡大して▲2億円となりました。
また同時に配当予想も修正しておりまして、前期は中間で5円出した
配当も無配となり、通期配当予想は引き続き未定となっております。

業績的にはよくありませんが、投資判断はInlineを継続します。
判断維持の理由は底値圏であることと、根強い再編期待です。

最近の当社の迷走具合については、本当に枚挙に暇が無く、昨年楽天の
Rポイントカードに加盟して楽天経済圏に入ったにもかかわらず、僅か
1年足らずでローソンの軍門に下ることに決定し(ただし出資比率は5%)、
短期的には改善される余地が生まれたものの、方向性がブレブレです。

少なくともローソンなどの大手コンビニと遅かれ早かれ協業することと
腹積もりを決めていたのであれば、安易に楽天ポイントに加盟すること
はなかった筈ですので、ここ1年で当社事業の見通しが大きく暗転した
ものと見るのが自然な見方と言えそうです。

*参考記事 2014-06-11 544円 投資判断 Inline継続
コンビニ再編銘柄の一角、ポプラ(7601)から株主優待が届きました!

*参考記事 2014-02-21 541円 投資判断 新規Inline
2月確定のコンビニ商品券優待銘柄、ポプラ(7601)の研究。

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