
【6060】こころネット(東証JQスタンダード)投資判断 Outperform継続
現在値 1,000円/100株 PER7.0 PBR0.50 3月9月配当 株主優待なし
傘下に葬祭、婚礼、石材子会社擁する持株会社。13年郡山の互助会と統合。
配当金は3月9月の年二回合計30円のため配当利回りは3.00%となります。
こころネットは株主優待制度を導入しておりません。
業績は以下の通りとなります。
■2011年3月期 売上高 95.3億円、営業利益 4.4億円 EPS 88.9円
■2012年3月期 売上高 100億円、営業利益 8.9億円 EPS 187.0円
■2013年3月期 売上高 105億円、営業利益 9.2億円 EPS 150.3円
■2014年3月期 売上高 120億円、営業利益 8.2億円 EPS 191.1円
■2015年3月期 売上高 131億円、営業利益 8.8億円 EPS 140.5円 ce
□2014年9月中間売上高 65.5億円、営業利益 4.6億円 EPS 67.7円 ce
前2014年3月期は売上高・各種利益は期初予想比でショート、最終利益だけは
郡山グランドホテルとの経営統合にともなう負ののれん特益の計上などで
大幅増となりました。消費税増税前の石材の駆け込み需要があったので、
石材事業は増加となったものの、主力の婚礼事業が競争激化の影響や子会社
の統廃合費用により最終的には前期比で減益での落着となってしまいました。
今2015年3月期については、前期に計上した統廃合費用が一巡することや
売上高自体は全てのセグメントで過去最高を更新していることから、
前々期並みの営業利益水準まで回復する見込みとなっております。
今期の具体施策を挙げますと、婚礼事業は原発の絡みで営業休止を余儀なく
された「記憶の森」が4月よりリニューアル跡の本格稼動を開始したほか、
石材事業や葬儀事業についても2040年までは死亡者数の右肩上がりが予想
されていることから、概ね堅調に推移するものと見られます。
以上、投資判断はOutperformを継続します。
当社は中期経営計画で来期2016年3月期の売上高150億円・営業利益13億円
を掲げており、2014年3月期終了時点でもその旗を降ろしていません。
この数字だけでもずいぶん意欲的なのですが、近い将来に東証本則市場へ
鞍替えについても公言しており、株主通信では株主優待の新設についても
言及しておりますので、確度高めとの判断が出来る材料が揃っています。
ちなみに当社は売上高・利益ともに1Q/2Q/3Qで数字を突っ込み、4Qは殆ど
やらないどころか来期の設備投資費用を計上してくる傾向があります。
進捗が好調だからと言っても毎期末にかけて過度な期待を持ちませんように。
※参考記事 2012-11-23 840円 投資判断Outperformでカバー開始
こころネット(6060)の分析
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11408065593.html
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