ポテンシャルを秘めた環境関連銘柄、アミタホールディングス(2195)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

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【2195】アミタホールディングス(東証JQグロース)投資判断Outperform

現在値 1,080円 PER9.4 PBR1.84 12月配当? 株主優待なし

廃棄物再資源化大手。排出企業から受け取る管理料が収益源。

配当金は無配予想ですが、四季報予想では0~10円となっています。
なお、アミタホールディングスは株主優待制度を実施しておりません。

業績を確認していきます。
■2011年12月期 売上高 49.8億円、経常利益 1.6億円 EPS 215.4円
■2012年12月期 売上高 44.1億円、経常利益 0.7億円 EPS 15.9円 
■2013年12月期 売上高 46.5億円、経常利益 1.5億円 EPS 136.8円 四e 
■2014年12月期 売上高 49.0億円、経常利益 2.1億円 EPS 119.7円 四e
□2013年1-9月3Q 売上高 34.6億円、経常利益 1.1億円 EPS 42.8円

ここ数年の業績はヨコヨコで推移していますね。利益も1億円前後です。
今期については、東電からの賠償金が純益に約0.9億円オンされてますので予想
EPSが膨らんでいます。これを発表(修正)したのは昨年の11月末ですので、
集計中の前期決算もおおよそ表記の数字で落着すると思われます。

従来の産業廃棄物の再資源化事業に加え、東日本大震災の災害廃棄物処理事業が
今後本格化が見込まれるため、いよいよ来期売上高は50億が射程圏です。

そのほかにも森林資源認証や水産資源認証など、今は儲からなくても将来性の
ある分野をカバーしており、今後の事業の種撒きがなされています。
今後はこの認証事業を海外展開していくものとみられます。

と、いうことで投資判断は、Outperformにて新規カバー開始します。

ちなみに当社は時価総額12億円しかありませんが、鎌倉投信の投資先です。
しかもこれまた鎌倉投信の社債投資先である森林経営・再生化事業のトビムシ
(非上場)は当社が出身母体であり、当社出身者が役員をしております。

残念ながら当社は一昨年にトビムシ株式を譲渡してしまったため、持分法ですら
ないのですが、こういう力のある会社を排出出来るのですから、当社の潜在的な
ポテンシャルはなかなかのものと評価しております。

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