サントリー食品のIPO 初値買い見送りにつきまして | なちゅの市川綜合研究所

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【2587】サントリー食品インターナショナル(東証1部)投資判断-

現在値 3,145円/100株  PER27.7 PBR5.10 12月配当

サントリーホールディングスの中核子会社で清涼飲料事業を担う。

配当金は年1回で57円?のため、配当利回りは1.81%です。
何と言ってもサントリーですので、株主優待は飲料詰め合わせなどが
期待されますが、現時点においては公表されていません。

さて、1兆円クラスの超大型上場として話題をさらった同社ですが
初値は20円高の3120円とかなり穏当なスタートとなりました。
その後も常に公募価格を上回る水準で推移しましたので、
主幹事証券は良い仕事をしたといえるでしょう。

かく言う私もサントリーへのセカンダリー参戦を検討していましたが、
初値買いは見送りました。理由は以下の通りです。

■PER27.7倍は割高
■配当利回り2%未満
■株主優待がない(現時点では)

■2chで割安論が一切なかった。
全国保証の時は公募割れ煽りの中にも、割安論がかなり散見された。
日本航空の再上場時でさえもかなりの数の割安論があった。
■寄り前の気配が相当安く、3,000円を下回っていた。
 9時になる20分前位にに吊り上げて初値を付けた印象すらある。
■かなり地合の悪い時期に仮条件が決まり、レンジも下方修正して
 公募価格3,100円で決まった割に誰も値ごろ買いをしない。

まぁ、買うにしても株価が横横に推移して、記念増配予告があって、
株主優待が新設されてからでも遅くないような気がします。

それにしても昨日のNIKKEI NETでは「サントリー株に高評価 2つの理由」
などというスーパー提灯記事がトップにあって面白かったです。

カルビーや大塚製薬を初値買い出来なかった私の言うことですので、
話半分に聞いてくださいませ。
(ちなみに全国保証やポーラ・オルビスは初値買いしてました。)

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