すかいらーくの運営するファミレスのガスト市川店に行ってきました。
ご存知の通り、ガストは読売新聞とタイアップしており、
モーニングの時間は新聞が各テーブルに置いてありました。
普段日経新聞しか読まないので、随分久しぶりに読売新聞を読んだが
全く読むところがなくて30秒で飽きてしまった(読売派の方ごめんなさい)
そんな訳で、店内の様子を見る余裕があったので観察してみました。
お客はまぁまぁ入っているのだが、ホールを回している店員さんは一人。
一人の店員さんはオーダーを取り、食事を配膳し、席案内も、会計も
ぜーんぶ一人で慌しくこなしていました。
常にお客に呼ばれるので、ものすごくせわしなく、足は駆け足である。
本来もう一人ホールスタッフを配置するべきなのですが、
おそらくコストの問題で出来ないと思われます。
そう、よく考えてみたら、すかいらーくは投資ファンドの傘下なのです。
最初MBOで非公開化した時は野村プリンシパル・ファイナンスが絡み、
野村も昨年ベインキャピタルに譲渡されるなど、やられたい放題。
おそらく使用人に過度の負荷を課すローコストオペレーションに基づいた
利益改善によるイグジットが計画されているころでしょう。
ファンドに食い物にされてしまった国内老舗外食企業を憂うとともに、
最近では「コメダ珈琲」がアドバンテッジからMBKパートナーズに
譲渡されるという観測記事があったことをふと思い出しました。
コメダ珈琲は私も大好きなチェーン店です。
コメダにせわしない雰囲気は似合わないので、是非ともその辺の考慮を
MBKパートナーズさんにはお願いしたいと思います。