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~マキシマム ザ ホルモンと私~

マキシマム ザ ホルモンのマネージメント事務所、ミミカジルの公式ブログです。


こんにちは。ミミカジル赤塚です





ホルモンHP上に「ミミカジルスタッフ緊急募集!」という告知が掲げられたことをきっかけに一念発起し、

ホルモンドリームを夢見て田舎町・北海道は長万部のポストへ履歴書を投げ入れた僕・赤塚が

新スタッフとしてはるばる上京してきたことは以前のブログで書かせていただきましたが、

「後日詳しく書きます」と言いながら大変遅くなって申し訳ありません!



今回は書類選考を突破した僕も含む12人の腹ペコ達が受けた、

とても奇抜で独特な「ホルモン流」ミミカジル面接の様子をお話ししたいと思います。




時間をさかのぼる事、2011年11月。



二次選考会を受けるため、北海道から東京へとはるばるやってきたわけですが、


面接会場の最寄り駅がこれまた都会のビジネス街!!


駅前に出た瞬間、ビルの多さとサラリーマンの多さに、

エスカレーターすらない田舎町(実話)から来た僕の目には一瞬ローマ軍が攻めてきたかのように見えて2秒でホームシックになりましたw



ミミカジルオフィスへの道のりもホントは2、3分で着く距離なのに30分は道に彷徨い、

途中開き直ってコーヒー飲んでましたからね(笑)




ようやくミミカジルオフィスが入っている巨大なビルに到着。




入口では腹ペコならご存じ、ホルモンマネージャーのしみゆうさんが、
1次選考通過者一人一人に「緊張しないでね~」と優しく声をかけながら受付をしてくれていました。


その時点で「し、しみゆうだ!」とテンションがあがります!




受付を済ませると、待合室へと通されます。




大きな待合室のテーブルの上にはそれぞれ番号が振ってあり
自分の受付番号の席に座ります。(僕は12番でした)



この時点でしみゆうさんの言葉とは裏腹にガッチガチに緊張しまくりです!




全員無言、部屋には生唾を飲み込む音だけが響き、


さながら、漫画カイジで


“借金を抱えた若者がこれから危ないゲームに参加させられる” かのような不穏な空気が漂っておりますw




集合時間前にはキッチリと参加者12名全員が着席!




次は番号順に一人ずつ呼ばれ、別室での個人面談を受けにいきます。



面談が終わった人はまたこの部屋に戻ってくるのですが
なぜか戻ってきた時、さらにこわばった顔になっていたり、逆にニヤケ顔で帰ってくる人も…



面談前と明らかに顔色が違います!



い、一体何があったんでしょうか…?





相変わらず、待合室は無言。


喫煙スペースやトイレへの移動は自由だったんですが
基本的に皆自分の席に座ってひたすら無言。携帯をいじる人もゼロ。

ただひたすら、机の上に貼られた自分の番号をにらみつけていますw



僕はのどがイガイガしていたので、のど飴を舐めたんですが
口の中の((カラン・・・))という飴が転がる音も部屋に響き渡るんじゃないかというくらいの無音状態w




そして参加者12名中、最後に呼ばれた僕は、
スーツの中が緊張で汗ばみまくりながらも、ついに個人面談部屋をノックしました。



コンコン・・




「どうぞ」



部屋の中で待っていたのはミミカジルのボス、1000極さん。



あ!ホルモンのDVDでよく見るお馴染みの人だ!!

なんか髪型もドレッドみたいになってるし!!



と、またいち腹ペコとして興奮していると、隣にもっとビックリする人が!!




そう、満面の笑みのマキシマムザ亮君☆






しかも


『どうだい?ほら、りょっくんだよ。本物だよ。驚いたかい?』
と言わんばかりの“ドヤ顔”www




「ぶぉぉおお!!」と心の中では一人糞モッシュ状態でしたが、そこは面接、必死に耐えます。



後日聞いた話ですが、亮君いわく最初はあえて


「え?亮君こんな怖いの?」
って思われる位に“厳しい面接官”モードで通そうと決めていたらしいのですが


『みんなの緊張しながら入ってくる表情みたらおっかしくてムリだった!』

と悪い顔で笑っていました(笑)



そういえば、この時、生亮君に会っていきなり泣きだしてしまった方もいたそうです。
熱狂的なファンとしての感動の涙か、単にモンスターを見て脅えて泣いたのかはわかりませんが・・・w




面談が終わった人は、帰り際に『俺がいた事は内緒ね♪』と本人に言われたそうで
みんな必死にそれを隠していた為、顔がこわばったりニヤケたりしていたんですねw




個人面談の内容としては、1000極さんからの軽い質問やミミカジルスタッフの業務内容の説明。


「あぁ、思ったより普通の個人面談で安心した…」と参加者誰もが思ったはず。



しかし、当然タダで終わらないのがホルモン流面接!



ニヤニヤしていた亮君が机の下からおもむろに一枚の紙を取り出します。


その紙を机の上に広げて



『じゃあこの四ヶ所から好きなとこ選んで!』



紙には直線が縦に4本引かれていて…


え?????これもしかしてあみだくじ??www



あみだくじで当てた質問に率直に答えなさいという亮君からの試練なのですが




その質問内容がコチラ


■マキシマム ザ ホルモンで一番好きな曲は?
■好きなお菓子を2つ言いなさい
■亮君を誉めなさい
■亮君を罵倒しなさい




ちゃんとした企業面接ですよねこれ?w




目の前に本人がいるのに「罵倒しなさい」というのは、
恐らく“女の子に罵倒されてみたい”という亮君のドМ願望を面接に持ち込んだものと思われます(笑)


その癖、「亮君を誉めなさい」みたいな“心の保険”の質問も用意してるあたり実に憎たらしい!!


あと、好きなお菓子って関係あるんですか??
『あいつチップスターじゃなくてプリングルス派か・・』とかで落とされたりするんでしょうか??w



あ、ちなみに僕はあみだくじで何の質問を引いたかというと・・・。




実は、あみだひかせてもらえませんでした!!




僕は個人面談の12人中最後の一人だったのですが、
亮君『てかこれ散々やったけどみんなリアクション普通だったからもういいや』とあみだの紙をクシャッてしてました!!!!


自分で仕込んでおきながら完全に飽きてるじゃないですか!!!wwww



(マジか!俺も引かせてくれ!このままじゃ自分をアピールできない!)
と一瞬涙目になりかけたんですが、



その時亮君から「あみだ」に代わる新しい審査の提案が。




『君、1000極さんのをちょっと今咥えてみてもらってもいいかな?』


と1000極さんの股間を指差す亮君!!!!!




おい!!!個人面談11人もやってきて、最後の一人でリラックスしてふざけ過ぎだろwwww
俺の緊張した1時間半返してくれ!!!



「てか、どこのホモ風俗の面談だよ!!!」
1000極さんも思わず吹き出して即座に亮君にツッコミいれてました(笑)



僕は、1000極さんのツッコミがなければ、
ミミカジルスタッフになれるなら、チン○の1つや2つ咥えてやろうじゃねえか!って勢いだったんですがw(断っておきますが、僕はノーマルですw)




そんなこんなで僕の面談も無事(?)終了し、ほかの11人のいる待合室に戻ります。
顔は間違いなくニヤケてたと思いますw




個人面談も終わり全員がとりあえず一息のような雰囲気でしたが、


そこに1000極さんが再登場して


「これからここで合同面接を行いたいと思います。

今からこの部屋にマキシマムザ亮君が来ますが、亮君がある小話をします。

その話を含め、今日一日の面接の内容をブログの文章として提出して下さい。

そのブログを見て、ミミカジルスタッフになる方を一人選出したいと思います。」


と厳格な雰囲気で説明。


参加者全員が息を飲み、張り詰めるような緊張感が再び襲ってきます。




「では、これから亮君を呼んできますので少々お待ち下さい。」



との言葉を残し、1000極さんは一旦退室。



再び待合室は「ざわ…ざわ…」という雰囲気に。



そんな状況の中、マキシマムザ亮君の登場です。



バタン・・・



後方のドアが開きました。








『さあ、飲むどーー!!!!!』
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えええーーーーーー?????



なんかモコモコした人がニコニコしながらビール大量に持ってきた!!!(笑)





参加者全員が「ズコーー!!」
と同時に「やったーー」と一同拍手!!

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『お酒飲めない人は、ソフトドリンクもありますからね!ビール嫌いな人はチューハイもありま~す』





なんですか!!このモコモコした人の気の利きっぷりww



みんな状況が飲み込みきれてないながらも、緊張で喉が渇いていたのでしょう、
誰もソフトドリンクには手を伸ばさず全員が迷わずアルコールにww



おつまみの柿の種&味ごのみも配られ・・・



そして、




かんぱー―い♪と記念撮影!

モコモコした人、一人だけカメラ目線でニコニコ!

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(手前に写っているドレッドの人がボス1000極さん。撮影は元ミミカジルスタッフ半田さん)





『全員酒飲んでるねー、合格!ソフトドリンク取ったやつその時点で失格にするつもりだったからw』


と冗談か本気かわからない発言の亮君!



そんな中、亮君の隣に座ってた参加者の女性が一言




「亮君…なんかいい匂いする・・・!」

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これには『恥ずかしいっ!』と照れ笑いの亮君!w






お酒の力も手伝い、皆の緊張も一気に解けたところで
いよいよ最後のお題。亮君からの小話の時間です! てか“小話”てww






『これから2つの小話をします。それを各自のセンスでブログとしてまとめて書いて提出してください!』

再び全員の目が真剣になります!





そして、亮君の小話START!
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■1つ目の小話「タオルの話」





『しみゆう、例の物もってきて』
と亮君の合図で、笑点の3問目かのように小道具が運ばれてきます。



『これ見て…1枚目のタオル、これ3000円ぐらいした超吸水タオル。
もう1枚は普通の安いペラペラのタオル。』



亮君の手に取られたのは2枚のタオルでした。



『それぞれのタオルの吸水力を戦闘力にすると
超吸水タオルが100だとしたら、普通のタオルは1ぐらいなんだよね』



ふむふむ。



『でも、ちょっと見て・・・』



と言いつつ亮君が会議机の上に自分のビールをジャッとぶちまけ、

超吸水タオルでそのビールを拭くと、
なんと水滴がビローンと机の表面に伸びて残っているではないですか。



『じゃ、次こっちね』


しかし、安いタオルで拭くとなんとキレイに水滴も残らず拭き取れたのです!



亮君の話によると、この超吸水タオルは確かに吸水して蓄える水の容量は凄いらしいんですが、

表面上の水分を即座に吸いあげる力は安いタオルに劣る。という事でした。


しかし、僕を含め全員が「で?」と言わんばかりのポカーン顔です(笑)




『さあ、そこで問題!ではこの世で一番吸水の戦闘力が高いものは何でしょう??』



唐突に亮君からの問題が投げかけられます!

みんなそれぞれ悩んだままです。誰からも手が上がりません。


それに業を煮やした亮君がヒントを出してくれました。


『実はこの質問、ホルモンメンバーにも出したことがあるんだけど
メンバーからは“ティッシュ”“ガーゼ”という答えが出ました。
確かにティッシュもガーゼもかなり吸水の戦闘力は高いです!でもさらに上がいます!』



うーん・・・
皆、悩んでいます。


そんな中、一番最初に手を挙げ回答した人がいました!




1000極さん「トイレットペーパー?」




亮君『……せ、正解!合格!』



まさかの1000極さん大正解!
(ミミカジルボス自ら正解言っちゃダメ!絶対!!w)



ていうかトイレットペーパー?? もっとなぞなぞとかそういうトンチの効いたスッキリする答えを期待していたのですが・・・


会場の空気も完全にどっちらけですw






『ええっと・・・・それでは次行きまーす!』







ええええ!?www





みんな訳も分からぬまま亮君は次の小話に・・・。



そう、あとで知らされましたがこの話、クイズが目的ではなかったんですよね。
あくまでもこの一連の亮君の小話の様子とその意味をブログとして
どれだけ自分の言葉でうまくまとめられるかが課題だったんです。



そして、このよくわからない「タオルの話」に、
実は“あんな深い意味”が隠されていたとは、この時は僕も含め誰も気付く事は出来なかったんです・・・。






■2つ目の小話「“あの歌詞”に結びつけられた衝撃の方程式」




会場の微妙な空気の中、
亮君は立ち上がりホワイトボードにスラスラと、ある文字を書きだしました。



それは・・・



「涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように」



ぶっ!!!www


ちょww これ、あの有名な曲の歌詞じゃないすか!!!


なんて亮君に似つかわしくない・・・!!!





そして、歌詞の一節書き終わると開口一番で・・・





『俺さ・・、この歌詞嫌いなんだよね』




ぶべらwwww

これには皆おもわず飲んでいたビール吹き出しかけましたw

ひとさまの歌詞つかまえていきなりそれですかww



しかし、肝心なのはここからでした。


これは単に好き嫌いの問題や、ディスりの意味で“嫌い”と言ったのではなく
この歌詞が“なぜ嫌いか?”という亮君の理屈を聞き、初めて僕たちはその真の理由を知ることができたのです。




『前半の“涙の数だけ強くなれるよ”ここはとりあえずはまあ良しとするよ!
でも後半、この“アスファルトに咲く花のように”の部分が許せない!
まず、“アスファルトに咲く花”って歌詞を作った人はどういう事を言いたかったと思う?わかる人!』


再び亮君からの質問が。
ここで僕が手をあげました。



『はい。12番』


「アスファルトという普通は花が咲くような環境じゃないところでも、
逆境に立ち向かって負けずに強く咲き生きていく、そういう意味だと思います」



『ふむ。ま、正解ですね。』




やった!正解ゲットー!と思ったのもつかの間、




『でもよく考えてみてください。
別に花は苦しいとか辛いだなんて思ってないし、
負けずに咲いてるってのは人間が思い込んでるだけであって、
花はいつもどおり咲いてるだけなんです!わかりますか?』



えー!・・・そ、そう言われると確かに・・・



『10年前、ホルモンが全国ツアー回ってて、広島に訪れた時ね、
オフの日にみんなで原爆ドームの資料館に見学に行ったんだけど。
そこには当時の悲惨な戦争の写真や、被爆された方の写真や、たくさんのむごい死体の写真もあったんだよね。
俺達それ見て、改めて戦争の恐ろしさを再確認した。
資料館出た後もずっと気分落ちて、いろいろ考えさせられたんだよね。
でもね・・・』




うんうんと真剣に聞き入る僕たち。







『なんか知らないけど俺、普通にフル勃起してたんだよね』







!!!!!!!!!!!!!!!!!!www






『いや、超貧乏ツアーだったから、当時ホテルなんて泊まれなかったし、

車中泊が基本だったから、なかなか抜くチャンスもなくてw
だから頭で真剣にシビアな考え事しても、裏腹に股間はギンギンだったっていうさw』




は、はあ・・・って女子の参加者の顔が微妙になってますよ亮君!w




『だから、花がアスファルトだろうとなんだろうと、ところかまわず咲くみたいに、

チ○ポだって起つ時は勝手に起つんです』





つまり・・・・?




『“ところかまわず勃起=アスファルトに咲く花のように”って事なんです!以上!』


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ホワイトボードに 書かれた、誰も解くことができなかったあの歌詞の方程式!!
これには岡本○夜さんもびっくりでしょうww



「な、なるほど・・」



これには参加者も全員おもわず納得してしまいましたが、

もうこれ、亮君ワールドに完全にどっぷりと引きずり込まれていますww







『じゃ・・そろそろ帰ってくんない?w』





この亮君の一言でなんとも奇妙な面接はここで全て終了!(解散のさせ方が雑すぎw)





さすがはマキシマム ザ ホルモンの、いや暴君マキシマムザ亮君によるスタッフ選考会。


一筋縄では行くわけもなく、濃厚過ぎてもはやエンターテイメントの域に達していましたw





その後、参加者には最後の課題となるブログを書くために3日間の猶予が与えられました。

亮君の話した事を必死に思いだし
“一体何を言いたかったのか?”を真剣に考え抜き、
面接に参加した僕以外のみんなもきっと悩みに悩んだ3日間だったんじゃないかと思います。




結果、僕がまさかのミミカジルスタッフに選んでもらえたわけですが(正直いまだに信じられません)
あまりに独特な面談だったので誰もが気になるのはその選考基準。
特にほぼ謎のままで終わった「タオルの話」は一体・・・?


やっぱり亮君の意図を的確に捉えたもの勝ちってこと?



そこでこのブログを書くにあたり、亮君は一体どういう意図であのタオルの話をしたのか、

本人にようやく答えを問い合わせてみました。





そこで亮君が語ってくれた内容をまとめますと・・・、



面談時の話にもあったように、超吸水タオルは

“水分貯蔵量”は確かに多いが“吸水力”は実は少ないようです(超吸水と名のりながら!)

安いタオルはその逆で、“水分貯蔵量”は少ないけど“吸水力”は高い。



つまり超吸水タオルはドラクエで言うところの【HP100、攻撃力10】
安いタオルは【HP10、攻撃力100】となり、
水分貯蔵量と吸水力は反比例していくそうなんです。



この理論でいくと、ミミカジルボスである1000極さんが正解を答えてしまった“トイレットペーパー”は

HPは1だけど攻撃力は150くらいはある!という訳だそうです。



実際、亮君はスタジオでの練習後、ギターに汗がたくさんついてしまったので、

キレイにしようとギター用クロスや超吸水タオルで拭いてみたのに全然水分が拭き取れなかったそうです。


そこで仕方なくスタジオのトイレにあったトイレットペーパーで汗を拭き取ってみたところ、

トイレットペーパーはボロボロに破けてしまったものの、ギターの汗を完璧に拭き取っていたそうです。



この出来事がきっかけとなり、亮君の出した結論が・・・(ここからが重要!)






“超吸水タオル”なんてかっこいい名前つけられて、高い値段で売られてるエリート野郎と比べ、
毎日、しょんべんや糞を拭かされて水に流されていく、いわば下級戦士であるトイレットペーパー




しかしながら己の体を犠牲にして最後は死に至りながらも、

超吸水タオル以上の攻撃力を秘め、見事な働きをした!!!!



あっぱれ!!!!



我ら、弱くて安物の下級トイレットペーパーみたいな人間でもエリートに勝てるのだ!!!



これは番狂わせだ!




ロック番狂わせだ!!!




亮君はそう熱弁してくれたのです(こちらで勝手に武将みたいな口調にアレンジしてありますがw)




しかし、トイレットペーパーのことをこんなに熱く話す大人はこの人くらいしかいないですよね(笑)



でも、、、だからこそ僕はホルモンのスタッフになりたかったんです!



ちなみに実は僕もこの「タオルの話」を、亮君と同じ解釈で提出していたんです。

もしかしたら、そこが評価されてスタッフに選ばれたのかと勝手に思っていたんですが



亮君には
『おまえの文章力は正直12人中、8位くらいだったな。

ただ見た目のイケてなさはダントツのナンバーワンだったから!』



とキッパリ言われ、思わぬ所でまさかの高評価ですよ!怒


まぁそれは面接の時自分でも気付いていましたよ!!怒



先日、亮君の自宅の部屋にお邪魔させてもらった時も、
『おまえの服臭いから、そこで脱いで!おれの部屋に持ってくるな!』
って言われて、僕のお気に入りのホルモンパーカーを亮君の家の、
なんか床下収納みたいなところに投げ捨てられましたし!!!

おまけに26歳にして若干ハゲかけてきてますよ!!!!!!!泣




しかし、こんなイケてない見た目の、文章力も乏しい田舎者の僕が
たくさんの応募の中からホルモンスタッフに選ばれたというのもある意味“番狂わせ”なのかなとポジティブに思いつつ
トイレットペーパーのように流されないよう、これからもミミカジルスタッフとして頑張ろうと思った次第でございます!



by ミミカジル赤塚(お勧めの育毛剤教えて下さい)

いよいよ本番当日です!

渋谷AX会場外には、今回謎の応募券で見事A賞に当選した皆さんが
入場受付や物販購入の為に何時間も前から長~い行列を作って待ち続けてくれていました!

本当に長い時間ありがとうございます!
 


受付では厳正なる本人確認をし、参加者パスが手渡されます。
 



参加者パスにはすべて

・マス番号
・顔写真
・氏名
・裏面には会場マップ
がそれぞれ印刷された超豪華仕様!

パスのネックストラップも、それぞれのマスごとに色分けされているこだわりよう!
そういえば、過去の地獄絵図の参加パスはネックストラップがただの“荒縄”の時もありましたねw
ぶっきらぼう過ぎてそれはそれでアガりました!荒縄てw

まさか応募時に送った自分の写真がパスに使われるとは思わず
「こんなことなら、もっとキメ顔で撮ったのに!!」
と後悔した参加者もきっと多いと思います!笑


しかも参加者の顔写真は、このあとライブ中でのサプライズトラップ発動でも
使用されたのです・・・!(怖いですねーホルモンw)


そして、この大量の参加者パス、
もちろん全てミミカジルスタッフが徹夜で手作りしているのですが
実は今回、助っ人としてダイスケはん、上ちゃんにもお手伝いいただきましたよ!
 
派遣バイトのように黙々と作業するお二人w



そんなDIY精神満載で準備してきたMASTER OF TERRITORYが
いよいよ開場時間となりました!

会場の無機質だった無数のマスの中に
テンションの高い腹ペコさんたちが次から次へと自分のテリトリーを作っていきます!


会場内からは
「なんだこれーー!」
「半端ねーーー!!ww」

と早くも歓声(悲鳴?)が!

トラップマスに当たった参加者も
みんなの注目を浴びる中、覚悟を決めて変身!!


思わず赤面のヘドバン白鳥さんw
 
周りからは大喝采を浴びていました!


ヘドバン大根さんも着替え終わると
サービス精神でその場でエアーヘドバン!盛り上がる会場との一体感!
 
ちょっと懐かしい“ど根性大根”を思い出しましたw

ペアエリアには地獄絵図でおなじみの
ストッキングも仕掛けられております!

もう投げやりに盛り上がるカップル達!
 
しかし、ペアエリアは“後方なのであまり目立たない”という
親切なのか、それも含めての辱しめなのかよくわからない仕打ちw


アクティブスイングの皆さんもスウィングがんばってます!
 

ナヲさんがMCで
「ライブを見ながら健康的に痩せれる?最高じゃん!!」
と言っていましたが、
まさに世界一贅沢なダイエット空間!ホルモンズブートキャンプ!
ライブ中メチャクチャ笑顔でアクティブスイングを漕いでいる姿には何故か涙が出ましたw


キラキラ風船ヘルメットもやっぱり目立つ目立つ!! 
 

ライブが始まってSEが流れる前の、会場が真っ暗になった一瞬の沈黙の間・・
そんな時にこの風船かぶった二人が
“ピカピカピカピカ”と能天気に光り輝いていたのがめちゃめちゃシュールで僕は吹きましたw


一方そのころ、
楽屋ではニヤニヤしながら会場の様子を定点カメラから見守る出演者一同!

これらトラップが装着されて拍手が起こるたび、
楽屋でも爆笑が巻き起こっていましたw



さあ、いよいよ本番直前!

前説をしてくれる巨まんの教祖、花団の皆さんと
緊張を吹き飛ばすかのように

まさかの、いまさら小島よしおの「そんなの関係ねえ!!」www
 

しかも、「ソンナノ!カンケ!ネ!」
とイントネーションがアレンジされています!


どうやら、これは
テンションの高い日本好きの外国人が
「間違った“そんなの関係ねえ”」をYouTubeにUPしてる動画を
イメージしてるそうですwww(ハイレベルすぎw)

最後は「YEAR!オパピー!オパピー」とハイテンションで全員でハイタッチ。
おっぱっぴーの間違った使い方ww





そんなバカふざけしてる横で
上ちゃんが「ちょっと僕、作ってきたんだけど…」
と照れながら取り出したのは・・・


なんとこの日のための特製マスズボン!!

一枚一枚上ちゃんがペンキで数字を描いたそうです!
徹夜で作ったかいがあってクオリティ高過ぎw





そんなこんなで
開演時間がやってまいりました!

本日のプレミアムなライブを見れる腹ペコ達がすべて着マスしています!
 

…と思いきや、よくよく見ると空いてるマスがところどころに・・・?

残念ながら都合が付かずに欠席された参加者の方が何名かいたようです。
しかしながら、こんな事態もホルモンはしっかり想定済み!

そうです!この空いたマスを
「補欠エリア」から敗者復活で埋めるために出てきたのがこの3人!


どーーん!!
  
「これこそが、ますたーおぶてりとりー!!」

花団からはカズさん&潤八さんコンビと巨乳まんだら王国。の教祖が登場!!

場内大歓声!!

ちなみにカズさん&潤八さんの服装のテーマは「オセロ」だそうです。まあ、マスの枠線がオセロの盤ぽいですしねw


敗者復活をかけた抽選が始まり、
補欠エリアに教祖が移動すると・・・

そこには暴徒寸前と化したすし詰め状態の腹ペコ達が!!
 
教祖「マスエリアにいきたいかーー!!!」
補欠組「おおおおおおおおおお!!!!!!!」


テンションあがり過ぎでフーリガンかと思いましたマジで!


抽選箱で補欠番号が呼ばれる度に大騒ぎ!!

特に面白かったのが、ガヤエリアの補欠補充の抽選時。
ガヤエリアに関しては、抽選箱からくじ引きで選ぶのではなく、
一番ウルサイ補欠者を教祖が選んで当選させるという流れになったのです!

「さあ、ガヤれる奴いるかーー??」の教祖の合図で・・・


大人しそうな腹ペコ男子が教祖の耳をベッロベロ舐めて来ましたw
 
さすがの教祖もこれには
「わーかったー!!合格―!!!いけいけいけー!!」とタジタジにw


 


ていうか、ガヤに耳舐めアピールは一切必要ございません!笑



最後の最後まで残念ながら繰り上がり当選出来なかった補欠組は、
そのまま障子の裏で楽しんでいただく事になりました・・・が!

そうです、そんなくじ運のない補欠組に亮君からのプレゼント!


「一人ひと指分なら障子破いてオッケー☆」


そう教祖が伝えた瞬間(ホントはみんなでせーので開ける予定)

「バリッ!ベリ!!ビリッ!」


このざまですww
 



 補欠組も無事、ステージが“ちょっと見える”状況になった後は
前説チームから、こんな発表が・・・


「さて、そういえばまだ紹介していないトラップがありましたね?
そう!ドクター中松“ピョンピョンシューズ”です!」

「皆さん足元の自分の番号をよーく見てください!!!
番号に超小さいドクター中松シールが貼られていた人がピョンピョンシューズのトラップ当選です!」


会場全員が慌てて足元の自分のマス番号を確認します!!

↓このドクター中松氏の顔のシールが貼られてるのですが
 

なかなか発見者は現れません。


それもそのはず・・


シールちっさっっ!!!!wwww
 



マジでちっっさーーーーー!!!!!!
 





「あ!!!あったああーー!!!!」




超極小ドクター中松シールを発見した当選者のまわりは糞あがり!



番号にドクター中松シールが貼ってあった148・149番のマスエリアにピョンピョンシューズ投入!


トラップ当選者はさっそく装着してピョンピョン!!!






そんなこんなで、教祖&花団による前説は終了!

すでに前説だけで大盛り上がり&大熱狂でしたが、まだこれライブ前ですよ?w



さて、この後
いよいよホルモンが”あの曲”で登場する訳ですが・・・


ここからの本編ライブレポートは
プロのライターさんにおまかせします!!!


MASTER OF TERRITORYライブレポート掲載誌情報はこちら!

【“MASTER OF TERRITORY”ライブレポート掲載誌一覧】

■MUSICA 5月号
発売日:4月16日(月)
定価:600円(税込)


■ROCKIN’ON JAPAN 6月号
発売日:4月28日(土)
定価:600円(税込)

■JUNGLE★LIFE vol.174
配布日:5月1日(火)

どの誌面でもMASTER OF TERRITORYの魅力が溢れんばかりに掲載されていますので
是非チェックして、ホルモン流 油野菜マシマシ系エンターテイメントを一口残さずご堪能下さい!


by ミミカジル赤塚

先日3/24(土)に渋谷AXにて執り行われました“MASTER OF TERRITORY”
ご報告が遅くなりましたが、今回は準備から本番までの舞台裏レポートを書かせていただきます!



~本番前日 渋谷AX早朝~

大道具、照明、音響、映像、収録チーム等々
各スタッフが総動員で準備に取り掛かっています。



 

もちろんメンバーも朝から来ています!
 
真剣な表情で今日のタイムスケジュールを入念にチェックしている亮君。

…と、思いきや、昼食の時間をチェックしてるだけでしたw


そして、各エリアがどのように見えるのか、メンバー自らチェックしに行きます。

まずは補欠エリア。
「見えそうで見えない少し見える」
という、どこかのラー油のキャッチコピーのようなこの補欠エリア。

会場の一番後ろの音響・照明ブース裏側に設けられ、
さらに特注で作られた「障子の壁」にがっちりと囲まれております!



唯一障子が設置されていない中央の音響ブースの金網部分には
すずらんテープで目隠しが施されているので、
「ふーふー!」と息を吹いて
すずらんテープがめくりあがった数秒の間だけ見えるという、
この徹底した悪のエンターテイメントw


フーフーするホルモンちゃんの図(笑)
 

おもわずダイスケはんも
「これはイライラするわー!」
と声をあげながら何度も「ふー!ふー!」していましたw




そして、障子の方ですが、もちろんこのままでは何も見れません。

なので、亮君いわく
「一人ひと指分、穴を開けて覗いてもよいシステム!」との事。

地獄に垂れた救いの「蜘蛛の糸」的なサービスに、
明日は補欠腹ペコさん達が大いに群がるんでしょうねw


予行練習も兼ねてダイスケはん&ナヲさんで障子に穴を開けて見てみる事になりました。





すると、障子の向こうに見えたのは・・・





りょっくんだお☆
 

「あ~ん♪」っていうバラエティ番組のお色気シーンによくある効果音つきで
自分の乳首とお腹をメンバーに披露していましたww



 
障子の向こうのメンバー達には
「ちょっとー!!怖い怖い怖い!」
と、お色気ではなくホラーとして受け止められていましたがwww


そして、補欠者の気持ちになりきってステージの見え方を入念にチェック中!
 
最終的には穴開けるのが楽しすぎて既に障子がボロボロにw




補欠エリアチェックが一段落した後は、出演者&スタッフ総出で会場内のガムテープ貼りです!
 


メンバー自ら作業を率先して行います!
 


今回、前説を快く引き受けてくれた
巨乳まんだら王国。の教祖 と花団の皆さんも一緒に作業!

写真は教祖と潤八さん(花団ベース)の二人が、ガムテープを自分たちのハゲおでこに張りながら作業中www



少しずつマス目が現れて来ました!
 



枠線が完成すると今度は床に番号を貼って行きます。




こんな広いスペースを中腰で一つ一つ貼っていくのです!!
地味ですがかなり根気のいる作業でした!腰も痛い!





二階席にも「おかあさんといっしょエリア」用のマス番号シールを貼っていきます!
 
タンポンの人でお馴染みのVAPタナケンさん、今日はシラフなのでとても真面目に働いてくれていますw

明日、この席に“お子様腹ペコ”達が座り
生まれて初めてかもしれないホルモンライブを見ると思うとワクワクします!



会場のマス番号が全て貼り付けられた後は、
いよいよ、例のトラップが仕掛けられていきます!


それでは、各マスエリアに仕掛けられたトラップをご紹介しましょう!



まずは、
深夜通販でおなじみのダイエットマシーン

アクティブスイング!!
 
マスの中に置いてあるだけで異様な存在感を放っていますww
ライブ中は、常に腕と足をブンブンとアクティブに動かし、有酸素運動しながらライブを見なければならないという過酷なトラップ!



そして被り物のコスプレトラップも数々仕掛けられます!

ヘドバン白鳥に・・・
 


ヘドバン・大根コスプレ



ヘドバン・バナナコスプレ
 


この被り物コスプレシリーズ。
一見地味なトラップなんですが
マスの中でかぶるとすごく目立つんです!


ですよね?バナナはん!(なぜか無表情で棒立ちw)





これら“地味”に恥ずかしい被り物シリーズに引き続き

お次は“派手”に恥ずかしい…

もとい!

“派手過ぎて”恥ずかしい被り物!

キラキラ風船ヘルメット!!

とにかく目立ちまくるド派手な風船は、まさに“浮かれた”パーティー野郎!

風船のヒモの部分にはLED電飾が施されていて、スイッチをONにすれば・・・



一人エレクトリカルパレードw


完全に上ちゃんクレイジー野郎ですw


そしてホームページ上で先行公開されたトラップ

ドクター中松 “ピョンピョンシューズ”ももちろん用意してあります!
 


実際に履いてみると浮遊感が半端じゃなく、バランス保ちながら立つだけでも難しいです!

ていうか、怖くてこのイラストみたいに高くジャンプするなんて絶対無理でした!!!
 


さあ、トラップも仕掛け終わり
すべての準備が完了しました!!!



どーーーーん!!!!!
 
これぞホルモン流 ニンニク油野菜マシマシ系エンターテイメント!!(なんのこっちゃw)



ステージ上の演出に力を入れたライブやコンサートはよくありますが、
まさかの客席側を徹底的にこだわり狂ったライブは未だかつて有り得ません!
思いつく限りのアイディアをこれでもか!と詰め込んだ、ホルモンの悪巧みの結晶です!


座席ではなくスタンディング、かつ一人で誰にも邪魔されずに大いに踊って暴れて楽しめるマスエリア
周りの視線を気にせずに、思う存分ステージに大声でヤジりまくれるガヤエリア
小さなライブハウスのアグレッシブ感も変わらず楽しめる、モッシュ・ダイブ無礼講のカオスエリア
親子でもカップルでも安心して楽しみを共有できるペアエリア&おかあさんといっしょエリア
そしてある意味絶対に味わえないレア体験ができる補欠エリア(ライブハウスに障子持ち込むってw)

あらゆる腹ペコのお客さんの視点で、「どうすれば皆が一番楽しめるのか」というテーマを真剣にバカバカしく考え、
綿密に計算されて形になった究極のイベント“MASTER OF TERRITORY”
間違いなく今後のロック史に残る革命的なイベントだと思います!!


この日のために何十人ものスタッフが膨大な時間とお金をかけて準備した無料招待ライブ!
「大人の遊び」をここまで本気でやるバンド、世界中探してもいませんw


この、濃度200%なイベントの当日の模様などは次の
“MASTER OF TERRITORY”レポート[当日編]に続きますのでお楽しみに!!
by ミミカジル赤塚