かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その10・一日の終わり~
※各自のセリフついては、キャラの略称を参考にして下さい。
詳しくは本作の一番下のキャスト表を見て下さい。
【アバン】
風「この物語はkanonやCLANNADの本編とはあまり関係ありません。
なので、過度な期待はしないで下さい。」
べ「また、この物語は部屋を明るくしてできるだけ離れて読んで下さい。」
ナ「ようやく一日が終わった自分と伊吹さん。
自分達はとりあえず明日に備えて休もうとしたら、誰かがドアをノックした。」
【かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その10・一日の終わり~】
名「風子ちゃん起きてる?」
風「はい、起きてますよ。
どうしたんですか?」
名「風子ちゃん部屋着持ってる?
もしないんだったら、私の部屋着を貸そうと思って。」
ナ「部屋着を持っていなかった伊吹さんは水瀬さんから部屋着を借りることにした。」
風「あ、有難うございます。」
名「サイズ、合えばいいけど・・・」
風「大丈夫です。
少しくらい大きくても部屋着なら問題ありません。」
名「そうだね。
もし、何かあったらすぐに呼んでね。
あと、べれったさん。
風子ちゃんの着替えを覗いちゃ駄目だよ。」
べ「な、何でそうなるんだ!!
伊吹さんが着替えてる間、目は瞑るよ!
もしそれじゃ駄目なら後ろ向いてるよ。
って、自分じゃ動けないから後ろ向けないよ。」
風「べれったさん、風子の着替えを覗く気ですか!
えっちです~!」
べ「だ、だから、そんなことしないって!」
名「じゃあ、風子ちゃんが着替えてる間、私がべれったさんを預かってるよ。」
風「そうですか、それじゃお願いします。」
ナ「自分は伊吹さんが着替えてる間、水瀬さんに持っててもらうことになった。」
風「べれったさん、くれぐれも名雪さんに変なことしないで下さいね。」
べ「しないって!
つか、いつからこの物語はそういう話になったんだ!」
風「冗談です。
風子はべれったさんのこと信じてますから?」
べ「なんで疑問視なんだよ!
・・・やっぱり信用されて無いんだな・・・」
名「仕方ないよ。
べれったさんも男の人だもん。」
べ「はぁ~~」
ナ「こんな姿でも男の人として見られていることを喜ぶべきか、
まったく信用されていないことを悲しむべきか・・・
そんな複雑な気分のまま水瀬さんと部屋の外で待つことになった。」
べ「まぁ、当然の流れだよな・・・」
名「もしかして、風子ちゃんと一緒にいたかった?」
それとも・・・」
べ「な、別に変なことをするつもりは無いって。」
名「べれったさん、顔真っ赤だよ。
べれったさんって意外と初心なんだね。」
べ「だって、自分は・・・その・・・」
名「もしかして、彼女とか仲良しの女の子とかいないの?」
べ「えっと・・・って何で俺がこんなこと言わなきゃいけないんだよ。」
名「ふふっ、大丈夫だよ。
私も彼氏とかいないから。」
ナ「そんな会話をしていると部屋のドアが開き、着替え終わった伊吹さんが
出てきた。」
風「名雪さん有難うございます。
べれったさん、変なことしませんでしたか?」
名「大丈夫だよ。」
ナ「そういって水瀬さんは自分を伊吹さんに手渡した。」
名「じゃあ、二人ともおやすみなさい。」
風「おやすみなさい。」
べ「おやすみなさい。」
名「あ、べれったさん。」
べ「はい?」
名「ファイトだよ。」
べ「はぁ・・・」
ナ「そういって水瀬さんは自分の部屋に戻っていった。
そして自分達も部屋に戻って休むことにした。」
風「べれったさん。」
べ「なに?」
風「いえ、なんでもありません。
それよりも明日はあゆさんを探しましょう。」
べ「そっか、月宮さんが何かを知ってる可能性があるんだっけ。」
風「はい。
あゆさんは風子と似た存在な気がするんです。」
べ「それって・・・」
風「あゆさんが風子と同じで、自分の想いが実体化した存在かは分かりません。
でも、この街でキセキの欠片を見つけるヒントをくれる人なのは間違いないと
思います。」
べ「そっか・・・」
風「今日はもう疲れました・・・
なので寝ましょう、べれったさん。」
べ「そうだね。
それじゃ、おやすみ。」
風「はい、おやすみなさい・・・」
ナ「しばらくして、自分達は眠りについた。
しかしこの時、伊吹さんのもう一つの物語が動き出したことを
自分は知るよしも無かった・・・」
つづく
【今回のキャスト】
風:伊吹 風子
べ:べれった
名:水瀬 名雪
ナ:ナレーション(べれった)
かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その9・繰り返される世界~
※各自のセリフついては、キャラの略称を参考にして下さい。
詳しくは本作の一番下のキャスト表を見て下さい。
【アバン】
あ「この物語はkanonやCLANNADの本編とはあまり関係ないらしいです。」
香「へぇ、過度な期待はしない方がいいのね。」
あ「さぁ?」
香「この物語は部屋を明るくしてできるだけ離れて読んで下さい。」
あ「おぉ。」
ナ「突如風子ちゃんが語り始めた渚ちゃんの未来。
風子ちゃんって何者なんだろ?」
【かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その9・繰り返される世界~】
名「風子ちゃん、風子ちゃんは渚ちゃんの未来を知っているの?
もしかして渚ちゃんに悪い事が起こるの?」
真「名雪落ち着きなよ。
それよりさ、その渚さんの未来を知ってるってことは風子は未来人なわけ?」
風「それは、今年が何年なのかによります。」
名「今年は1999年だよ。」
風「それなら風子は未来からやって来たことになります。
風子が入学式の帰りに事故に遭ったのは2002年ですから。」
真「風子は事故に遭ったの?」
風「はい、以来風子の本当の体は眠り続けています。
今の風子は風子の想いが実体化した存在みたいなものらしいです。」
ナ「風子ちゃんは自分がどうして旅を続けているのか、そして何故渚ちゃんの事を
知っているのかについて簡単に教えてくれたんだ。」
名「じゃあ、風子ちゃんは自分の体に戻るために『キセキの欠片』を
探してるんだね。」
風「それもありますが、風子の大切な人を救うことが一番の目的です。」
名「もしかして、それが渚ちゃん?」
風「それが・・・風子、その部分の記憶が曖昧なんです。」
名「え?」
ナ「風子ちゃんは私が渚ちゃんの話をした時に今まで失われていた記憶が
戻ったみたい。
でも肝心の部分がまだ思い出せないんだって。」
べ「今まで自分の世界に帰ることが目的だと思ってたけど、実は別の目的が
隠れていたんだな。」
風「はい。
風子、どうして今まで忘れていたのか分からないんです。
こんな大切なことを忘れるなんて最悪です。」
真「別に最悪じゃないと思うよ。
きっと何か事情があって記憶を失わなければならなかったんだよ。
でなきゃそんな大切な事忘れたりしないよ。」
名「真琴・・・」
風「もしかして真琴さんも記憶が無くなった事があるんですか。」
真「真琴の場合、祐一と出会った日より前の記憶が無いんだ。
思い出したのは名前だけ。
だから、風子の気持ちが少し分かるんだ。」
ナ「お互いに微笑む真琴と風子ちゃん。
これなら仲良くやってけそうだね。」
べ「もしかして・・・歴史が繰り返してるって事は無いかな・・・」
名「どういうこと?」
真「またおとぎ話?」
べ「そうだな。
自分が一番信じないような話だけど自分がこんな姿になると、ありえない事も
考えちゃうんだよ。」
風「聞かせてもらえますか。」
べ「あぁ。
つまり、この先渚さんに何か悪い事が起こったとする。
それが運命だったとして、それを受け入れられない人が何とか運命を変えようと
時間を遡る。」
風「風子の記憶ではお姉ちゃんの結婚式の後、風子は目が覚めるんです。
でも、その時には渚さんは亡くなっていて・・・そこで風子は誰かと友達に
なるんです。」
名「渚ちゃんがどうして・・・」
風「詳しくは分かりません。
でも、その出来事は一度や二度ではなかった気がするんです。」
真「じゃあ、べれったの言う通り、風子は歴史を繰り返してるって事?」
べ「たぶんね。
歴史を繰り返す以上、歴史の巻き戻しを行っている人物以外は遡る前の
記憶があっては面倒なことになるから記憶が失われるってわけ。」
風「じゃあ、風子はどうして思い出したんでしょう?」
べ「これも推測だけど。
伊吹さんがいろんな世界を行き来できることに何か関係があるのかも。
もしくは伊吹さん自身が歴史の巻き戻しに関ってるか。
いずれにしても、今回伊吹さんに起きてる事はイレギュラーってことになる。」
真「なんでそうなるの?」
べ「自分が伊吹さんのパートナーとして行動しているから。」
名「でも、私達やべれったさんの記憶も消えてるとしたら、
イレギュラーじゃないかも。」
風「いえ、今回は変です。
今まで風子は別の世界を行き来したりしたことが無いです。」
真「まだ記憶が曖昧な部分があるんだからもしかしたら・・・」
風「いえ、風子の記憶が曖昧なのは風子が目覚めてからの記憶だけです。
それ以前の記憶ははっきりしています。」
真「あう~」
ナ「私達が困ってると祐一がやって来たんだ。」
祐「お前ら、何やってんだ。
名雪、お前明日早いんだろ。
だったら、早く寝てちゃんと起きろ。」
名「う~、祐一それじゃまるで私がいつも起きてないみたいじゃない。」
祐「事実起きて無いだろ。」
名「意地悪・・・」
祐「真琴も早く寝ろ。
何を話していたかは何となく想像できるが、今日くらいは二人をゆっくり
休ませてやれ。」
名「分かったよ・・・
って祐一今二人って言った?」
祐「あぁ、だって風子とべれったさんだろ?
あれ?てっきりべれったさんの事について質問攻めにしてると思ったけど
違ったか?」
名「途中まではそうだったけど、今はそれどころじゃないんだよ。
でも祐一、何でべれったさんのこと教えてくれなかったの?」
祐「教えても信じないだろ。
俺も偶然知ったんだから。」
名「ふ~ん、でもたしかにこれ以上遅くなるのは二人に悪いね。
ごめんね風子ちゃん、べれったさん。」
風「大丈夫です。」
べ「気にしないで下さい。」
名「真琴も行こ。」
真「しょうがないな~」
名「じゃあ、また明日いろいろ話してね。」
風「はい。」
名「おやすみなさい。」
真「おやすみー」
祐「明日は俺も話しに混ぜて貰うかな。
じゃ、また明日な。」
ナ「こうして不思議な女の子風子ちゃんと人形のべれったさんの最初の一日が
終わりました。
二人ともお疲れ様。」
つづく
【今回のキャスト】
風:伊吹 風子 べ:べれった
祐:相沢 祐一 あ:月宮 あゆ
名:水瀬 名雪 真:沢渡 真琴
香:美坂 香里 ナ:ナレーション(水瀬 名雪)
けいおん! 最終回 軽音!
「けいおん!」が最終回となってしまいました。
てな訳で簡単にあらすじと感想を書きたいと思います。
※以下、けいおん! 最終回のネタバレとなります。
続きを読む時は注意して下さい。
【あらすじ】
軽音部最大のピンチを乗り越え、学園祭に向けて一直線かと思いきや、
唯が熱を出してダウンしてしまう。
そして、とうとう学園祭まで残り5日を切ってしまう・・・
▲熱で寝込む唯。
そんな彼女はある幻(夢)を見ていた・・・
澪から最悪の状況に備えてリードギターの練習をするようにと言われる梓。
でもメンバー全員でライブをしたい彼女は気持ちは複雑・・・
▲放課後。
唯抜きで練習を行うメンバーの前に突如現れる唯が・・・二人!?
しかしそれは、全員揃って本番を迎えるため。
澪「今私達に出来る精一杯のことをやろう!」
▲本番直前になっても姿を現さない唯。
しかし、彼女は風邪が治らずみんなの前に姿を現さなかった訳では無かった。
そんな唯の行動に誰よりも心配していた梓はソッポを向いてしまうが・・・
▲勢い良く家を飛び出す唯。
第1話の冒頭でも同じようなことがあったが、表情が明らかに違う。
自分の決意と大好きな軽音のため、そして何より大切な仲間への
想いを胸に講堂へ!!
『そういえば、入学式の時もこの道を走った・・・
何かしなきゃって思いながら
何をすればいいんだろって思いながら・・・
このまま、大人になっちゃうのかなって思いながら・・・』
『ねぇ、わたし。』
『あの頃のわたし。
心配しなくていいよ・・・』
『すぐ見つかるから・・・
私にも出来る事が』
『大切な・・・
大切な・・・
大切な場所が!』
▲ようやく講堂に到着した唯。
彼女の目には涙が・・・
【感想】
最初はCLANNADの後番組&京アニという理由で視聴が始まった「けいおん!」。
しかし、1話の冒頭で唯ちゃんがパンを咥えて全速力で走っていくという
シーンから始まり、OP・EDのかっこよさ、作画やストーリーの面白さも重なって
すっかりハマってしまいました。
自分的には終始ゆるゆるな感じなのかと思ったのですが、
終盤でのピンチの連続とそれに立ち向かう仲間達の絆、
そして何より唯ちゃんの成長振りが垣間見えるなど
内容としてもしっかりしていたと思います。
個人的にこういう物語は大好きなので
半分以上偶然とはいえ、1話からずっと視聴できてよかったです。
さてさて、今回のお話で「最終回」な訳ですが、もう1話あります。
次回は「番外編」だそうです。
まるでCLANNADを思わせる構成・・・
京アニさん、狙ってます?(いい意味で)
【おまけ】
唯「けいおん大好きーー!!」
おしまい
かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その8・魔法と変身と復活~
※各自のセリフついては、キャラの略称を参考にして下さい。
詳しくは本作の一番下のキャスト表を見て下さい。
【アバン】
秋「この物語はkanonやCLANNADの本編とはあまり関係ありません。
なので、過度な期待はしないで下さい。
また、この物語を読む時は部屋を明るくしてできるだけ離れて読んで下さい。」
祐「秋子さんだと安心できますね。」
秋「そうなんですか?」
ナ「突然しゃべりだした人形のべれったさん。
えっと、何を何処からツッコミを入れればいいんだろ・・・」
【かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その8・魔法と変身と復活~】
真「人形しゃべった!?」
名「風子ちゃん、今この人形がしゃべったの?」
風「はい、そうです。」
真「やっぱり怪しい人形使いが操る人形なんだよ。」
風「風子怪しい人形使いじゃありません。」
真「じゃあ、その人形自体が変なんだ。」
風「べれったさんは怪しい人形じゃありません。
ただ名前が変なだけです。」
べ「微妙なフォローだな・・・」
真「やっぱり変だよ。」
ナ「こんな調子じゃ話が進まないから私から風子ちゃんに質問したの。」
名「ねぇ風子ちゃん。
この人形どうやってしゃべってるの?
やっぱり腹話術とかなの?」
風「いえ、べれったさんは元々人間です。」
名「えっ!?」
風「べれったさんは風子と一緒にこの世界にやって来たのにべれったさんだけが
この姿になってしまったんです。」
真「じゃあ、その人は悪い事して魔法でその姿になったんだよ。」
名「もし、べれったさんがその姿になった原因が本当に魔法なら、元に戻る方法が
あるってことかな?」
風「それは分かりません。」
べ「そもそも魔法でこの姿になったのかも分からんからなぁ・・・」
名「と、とりあえず、怪しい人では無いんだよね?」
べ「別に変な能力とかは無いし、この姿じゃ何もできないから安心していいと思うよ。」
名「そうだね・・・分かったよ。
私はべれったさんと風子ちゃんのこと信じるよ。」
真「まぁ、名雪が信じるっていうなら私も信じてあげる。」
ナ「とりあえず、このごたごたした話は終わりそう。
でも真琴が突然べれったさんを元に戻す方法について話始めたんだ。」
真「ねぇねぇ、もし魔法で姿に変わったんなら、お姫様のキスとかで元に
戻るのかな?」
べ「えっ!?
キ、キス!?」
風「どうしてそうなるんですか!
考え方が不潔です!」
真「だって、それが一番ベタじゃん。
でもキスが不潔って、風子は子供だね。」
風「風子、子供じゃありません!
背が低いだけです!」
真「じゃあ、いくつなの?」
風「最悪です!
女性に歳を聞くなんて失礼です!」
名「まぁまぁ二人とも落ち着いて・・・
でも風子ちゃんは今何処の学校に通ってるの?」
ナ「真琴には悪いけど、私も風子ちゃんがいくつか気になってたから遠まわしに
聞いてみたんだ。」
風「風子は光坂高校に通ってました。」
真「げ、高校生ってことは祐一や名雪と同じ?」
名「でも『通ってた』ってことは私や祐一よりも年上だよね?」
風「風子は高校を卒業したわけじゃありません。
ちょっとした理由で学校をお休みしています。」
名「ふ~ん、そうなんだ・・・
でも私、光坂高校なら知ってるよ。」
風「どうして知ってるんですか!」
名「だって、お母さんの知り合いの人が光坂高校のOGなんだよ。
私、その人とご家族の方に会ったことあるんだよ。
でね、そこの娘さんが風子ちゃんみたいにとても可愛いんだよ。」
風「そんな~照れます~って風子は大人です。
ですから、『可愛い』ではなく、『綺麗』と言って欲しかったです。」
名「ごめんね。
でも本当にその子、風子ちゃんみたいなんだよ。
部屋の入り口に隠れて、顔だけ覗かせるんだよ。
さっき私の後ろに隠れてた風子ちゃんみたいにね。」
べ「その子は伊吹さんみたいに威嚇するの?」
名「ん~、威嚇というより恐る恐るって感じかな。
その子は結構人見知りだったんだよ。」
風「べれったさん、今失礼なこと言いましたね。」
べ「すいません。」
真「ねぇ、その子名前は何ていうの?」
名「えっとね・・・そうそう、渚ちゃんだよ。」
真「名雪より年上なの?」
名「えっとたしか、今中学2年生だから・・・私より3つ下だよ。」
真「へぇ~、そうなんだ。」
ナ「そしたらね、風子ちゃんが難しい顔をして渚ちゃんについて質問してきたの。」
風「あの、名雪さんのいう渚さんの苗字は、もしかして『古河』ですか。」
名「え!?
そ、そうだけど・・・もしかして風子ちゃん渚ちゃんのこと知ってるの?」
風「はい・・・よく知ってます・・・
渚さんがこの先どんな人と出会うかも・・・」
名「それ、どういうこと・・・?」
ナ「突如風子ちゃんが語り始めた渚ちゃんの未来。
この続きは次回に話すね。」
つづく
【今回のキャスト】
風:伊吹 風子 べ:べれった
祐:相沢 祐一 名:水瀬 名雪
真:沢渡 真琴 秋:水瀬 秋子
ナ:ナレーション(水瀬 名雪)
かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その7・雪と風と子狐と~
※各自のセリフついては、キャラの略称を参考にして下さい。
詳しくは本作の一番下のキャスト表を見て下さい。
【アバン】
真「この物語はkanonやCLANNADの本編とはあまり関係らしいので、
過度な期待はしないで下さい。
また、この物語を読む時は部屋を明るくして肉まんを食べながら読んで下さい。」
祐「あゆと同じネタをするんじゃない。」
真「あうー!
そんなこと言う祐一にはこうだ!」
祐「いってーなー!!」
真「へへ~ん、ここまでおいで~~」
ナ「突然我が家にやって来た風子ちゃん。
旅人さんって言ってたけど何か訳ありみたい・・・」
【かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その7・雪と風と子狐と~】
真「ねぇ、名雪さん。
晩御飯の時にいた子は誰?」
名「あぁ、風子ちゃんのこと?
そっか、真琴は晩御飯の時まで風子ちゃんに会ってなかったもんね。」
ナ「彼女は沢渡 真琴。
彼女はいわゆる記憶喪失で自分の名前以外は思い出せないみたい。
風子ちゃんのことは晩御飯の時まで気付かなかったんだって。」
真「で、あの子はなんなの?」
名「えっとね、私も詳しくは知らないんだけど、風子ちゃんは旅人さんで泊まる所に
困っていた所を祐一が家に招待したみたい。」
真「ふ~ん。
じゃあ、祐一に聞けば何か分かるのかな?」
名「う~ん、どうだろう?
でもどうしてそんなに風子ちゃんのことが知りたいの?」
真「だって、怪しすぎるじゃん。
実はこの物語・・・じゃなかったこの家をのっとる気かもよ。」
名「それは考えすぎだと思うけど・・・
でも、何で旅をしているかは気になるかな。」
真「じゃあさ、二人であの子に色々聞いちゃおうよ。」
名「ん~、そうだけね。」
ナ「風子ちゃんが泊まってる部屋にやってきた私達は風子ちゃんが
誰かと話をしているのを聞いちゃったの。
しかも相手は祐一じゃないみたい。」
風「秋子さんの料理、とってもおいしかったです~」
べ「そうか、それはなにより。」
風「でも、えっと、べれったさんと一緒に食事ができないのは少し残念です。」
べ「仕方ないな。この姿じゃ飲み食いするのは無理だろうし。
でもお腹が減った感じとかは無いからたぶん大丈夫。」
風「本当ですか?
お腹が空いたらすぐに言って下さい。
風子が何とかします。」
べ「有難う。」
ナ「やっぱり誰かと会話してるみたい・・・
すると真琴が私を突っついてきたの。」
真「たしか、泊まってるのってあの子だけだよね。」
名「そのはずだけど・・・あの声祐一じゃないよね。」
真「じゃあやっぱり怪しい人なんだ。
きっと、糸も無しに勝手に動く人形とか使ってお金を巻き上げるんだよ。」
名「それは違う話だし、風子ちゃんは女の子だよ。」
真「だから、もう一人隠れてるんだよ。
だぶんそいつは語尾に『それと便座カバー』とか『ひいぃぃぃぃぃ』が
口癖なんだよ。」
名「だから、それも違う話だよ。
とりあえず、聞いてみよ、ね。」
真「よし、たのもーーーーー!!!」
ナ「何を思ったか真琴は部屋のドアを勢い良く開けて突入してしまったの。
これじゃあ、刑事ドラマか何かだよ・・・」
風「うわあぁぁぁぁーーーーーー!!!」
名「え!?
な、なに!?」
風「ふぅぅぅーーーーーー」
ナ「突然風子ちゃんが私の後ろに隠れて真琴を威嚇し始めたんだ。
真琴は気にせず部屋の中を見渡して首を傾げてるし。」
真「おっかしいな~確かにもう一人居た気がするんだけど・・・
ねぇ、ずっと一人で居たの?」
風「違います。」
真「じゃあ、誰が居るの?」
風「この部屋には風子の他に名雪さんとあなたが居ます。」
真「他には?」
風「あと、風子のパートナーさんも居ます。」
名「えっ!?」
真「えっ!?」
ナ「風子ちゃんの台詞に私も真琴もビックリしたんだ。
だって、部屋には私達三人しか居なかったんだもん。」
真「えっと、何処に誰が隠れてるって?」
風「隠れてなんかいません。
風子と一緒にいます。」
真「ま、まさか幽霊とかじゃないよね?」
ナ「急に真琴が震えだしたんだ。
真琴は強気な子だけど、そういうのに弱いみたい。」
風「失礼な。
どこかのパパラッチに仕えている幽霊と一緒にしないで下さい。」
真「じゃあ、透明人間とか?」
風「最悪です。
風子のパートナーは透明人間でもなければ、ステルス機能搭載の
雀士でもありません。」
ナ「あぁ、いつになく危ないネタばかりだよ・・・
原作者の皆さん、ごめんなさい。」
名「ねぇ、風子ちゃんその人は何処に居るの?」
風「ここに居ます。
べれったさん、自己紹介をお願いします。」
べ「どうも、べれったです。」
真「・・・・・・・」
名「え、えと・・・・」
ナ「私達は風子ちゃんが握っていた人形(キーホルダー)がしゃべったことに
とても驚いたんだ。」
という訳でこのお話は次回に続くんだよ。」
つづく
【今回のキャスト】
風:伊吹 風子 べ:べれった
祐:相沢 祐一 名:水瀬 名雪
真:沢渡 真琴 ナ:ナレーション(水瀬 名雪)
おめでとう!
本日6月8日は、藍ぽんこと、声優の野中 藍さんのお誕生日なわけです。
誠に勝手ながらこの場を借りてお祝いさせて頂きたいと思います。
といっても自分は何か特別なことができるわけじゃないので、
風子ちゃんに藍ぽんへのお祝いのメッセージを言って頂きたいと思います。
野中さん、お誕生日おめでとうございます!
風子はこれからもあなたのことを見守っていきます。
ですから、風子のこと忘れないで下さい・・・
えっと、ちゃんと自分の言葉でお祝いのメッセージが書けない
チキン野郎ですが、いつも応援させて頂いております。
これからもいろいろな役を演じて自分達を楽しませて下さい。
最後にお誕生日おめでとうございます。
べれったより
かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その6・水瀬家へようこそ!~
※各自のセリフついては、キャラの略称を参考にして下さい。
詳しくは本作の一番下のキャスト表を見て下さい。
【アバン】
名「この物語はkanonやCLANNADの本編とはあまり関係ないんだよ~
だから、過度な期待をしちゃだめだよ。
また、この物語を読む時は部屋を明るくしてできるだけ離れて読んでね。」
風「せ、先輩!」
名「え、先輩!?
えっと、どうリアクションしたらいいのかな・・・」
風「心配しなくていいです。
先輩が首を縦に振ってくれれば、大人の事情に引っかかって
大変なことになります。」
名「そ、それじゃあ首は縦に振れないよ~~~」
ナ「たい焼き泥棒事件を無事に解決した俺達はそこで知り合った二人組みを家に
招待することになった。」
【かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その6・水瀬家へようこそ!~】
祐「ただいま~」
秋「おかえりなさい、祐一さん。
あら、お客様かしら・・・」
祐「えぇ、どうやら旅人らしんですが、今日泊まる所が無いって言うんで
連れて来ました。」
秋「了承。」
風「えっ!?
いんですか?」
祐「言ったろ?
秋子さんは1秒で了承してくれるって。」
秋「ふふ、家の中が賑やかになるのは大歓迎ですよ。
ところで、あなたのお名前は?」
風「伊吹 風子です。
お世話になります。」
秋「水瀬 秋子です。
こちらこそお世話になります。」
ナ「相変わらずあっさりと了承してくれた秋子さんは風子を2階の空き部屋に
案内した。」
秋「風子ちゃんの部屋はここね。」
風「あ、はい・・・
有難うございます・・・」
名「あれ?
お母さんその子は誰?」
ナ「秋子さん達の会話を聞きつけたのか、名雪が顔を出した。」
秋「あら、名雪。
この子は伊吹 風子ちゃんっていうの。
今日泊まる所が無くて困っているところを祐一さんが家に招待したのよ。」
名「へぇ、そうなんだ。
風子ちゃんはじめまして。
私は水瀬 名雪だよ。」
風「はじめまして。」
秋「じゃあ私は夕食の準備があるから行くわね。
準備できたらみんなを呼ぶわね。」
名「お母さん、何か手伝う?」
秋「有難う名雪。
でも大丈夫だから、名雪は宿題でもやっていて。」
名「うん、分かったよ。」
秋「風子ちゃん、何か会ったら遠慮なく言ってね。」
風「は、はい・・・」
ナ「そう言って、秋子さんは1階に降りていった。
俺と名雪も自分達の部屋に戻ることにした。」
風「随分綺麗な部屋ですね・・・」
べ「そうだね。
ねぇ、伊吹さん。
さっきからボーっとしてるけどどうかしたの?」
風「はい、聞いてくれますか・・・えっと、べれったさん。」
べ「うん、自分なんかでよければ。」
風「秋子さんの声、お姉ちゃんの声にとてもよく似ています。
なので、ついボーっとしてしまいました。」
べ「そっか・・・お姉さんのことが心配?」
風「たしかに心配です。
お姉ちゃんは結婚してから本当に幸せそうです。
なので前程心配はしていません。
でも、お姉ちゃんは風子のことをずっと心配し続けています。
風子、あの事故の時からずっと迷惑を掛けてしまってます・・・」
べ「最初に伊吹さんに会った時に色々説明してくれたし、自分も似たような経験が
無いわけじゃないから・・・伊吹さんの気持ちも分かる気がする。」
でも・・・これはあくまで自分の予想でしかないけど、お姉さんは迷惑だなんて
思って無いんじゃないかな。」
風「そうでしょうか・・・」
べ「たぶんね。
お姉さんを安心させるためにも早くキセキの欠片を集めて元の世界に
戻らなくちゃ、ね。」
風「はい、そうですね。
まさか、べれったさんに慰められるとは思いませんでした。」
べ「はは、そうだね。
自分でもビックリだよ。」
秋「みんな~ご飯よ~」
風「どうやら、晩御飯の時間みたいです。
行きましょうべれったさん。」
べ「え、もしかして自分を持ってくの?」
風「当然です!
べれったさんは風子のパートナーなんですから。」
ナ「廊下に出ると名雪と風子も廊下に出てきていた。
よく見ると風子の手にはべれったさんが握られており、なぜだか彼の顔が
赤くなっているように思えた。
まぁ、俺の気のせいだろうが・・・」
つづく
【今回のキャスト】
風:伊吹 風子 べ:べれった
祐:相沢 祐一 名:水瀬 名雪
秋:水瀬 秋子 ナ:ナレーション(相沢 祐一)
かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その5・自己紹介~
※各自のセリフついては、キャラの略称を参考にして下さい。
詳しくは本作の一番下のキャスト表を見て下さい。
【アバン】
あ「この物語はkanonやCLANNADの本編とはあまり関係ありません。
過度な期待をしないで下さい。
また、この物語を読む時は部屋を明るくしてできるだけ離れて読んで下さい。」
祐「お、今回はちゃんとできたな。」
あ「すごいでしょう。
ねぇ、祐一君。
ボクが大きくなったら美穂子さんみたいに綺麗で優しい人になるかな?」
祐「別に凄くないし、話の内容が噛み合ってない。
ついでに言うと、その美穂子さんとやらを俺は知らないからコメントできん。」
あ「うぐぅ~~~~」
ナ「たい焼き泥棒事件を通して知り合った二人に自分達のことを色々と説明する
必要がでてきた。
さてさて、どうなることやら・・・」
【かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その5・自己紹介~】
あ「ところで君達は何なの?」
風「よくぞ聞いてくれました!
風子達はキセキの欠片を集めるために旅をしているんです。」
あ「へ、へぇ~・・・
と、ところで風子ちゃんだっけ?」
風「はい、風子は伊吹 風子といいます。」
あ「ボクは月宮 あゆ。
こっち人はボクの幼なじみで相沢 祐一君。」
風「は、はじめまして。」
祐「こちらこそ。」
ナ「お互い自己紹介が済んだ所で月宮さんがあることを聞いてきた。」
あ「ねぇ、そのキーホルダーは何なの?
さっき、しゃべってたみたいだけど・・・」
風「この人は風子のパートナーで、えっと・・・べ、べれったさんです。」
べ「どうも、べれったです。」
ナ「その時伊吹さんが突然叫びだした・・・」
風「やりました!
風子あなたの名前をちゃんと言えました!」
べ「え!?
そういえば・・・」
風「最悪です!
風子、あなたの名前をちゃんと言えたのに気付いてなかったんですか!」
べ「ごめん、ごめん・・・」
ナ「すっかり伊吹さんが自分の名前を正確に言えたことに気付かなかった自分。
今でもこのことは悪いと思っている。」
あ「えっと・・・べれったさん?
変わった名前だね。」
べ「まぁ、ペンネームみたいなものだからね。」
祐「そんなこといったら、あゆ、お前も『うぐぅ星人』だろ?」
風「あゆさんは異星人だったんですか!
風子ショックです!」
あ「違うよ~!!
もう、祐一君が変なこと言うから風子ちゃんが勘違いしちゃったじゃないか!」
祐「まぁ、本当のことなんだから仕方ないだろ?」
あ「祐一君の意地悪~!!」
ナ「そんなやり取りを黙って見てると、相沢さんが話題を変えてきた。」
祐「さてと・・・とりあえず、あゆのことはほっといて君について聞こうじゃないか。」
あ「うぐぅ!
なんで急に話を戻そうとするの!
しかも、ボクを除け者の扱いして!」
祐「あゆはとにかく黙ってろ。
これ以上、あゆと『うぐぅ星人』について語ってると話が進まなくなる。」
ゆ「うぐぅ~~~」
ナ「渋々相沢さんの意見に同意する月宮さん。
そして二人は自分のことについて聞いてきた。」
あ「ねぇ、どうして君はキーホルダーなのにしゃべれるの?」
風「それは、べれったさんが元々人間で、今は何故かキーホルダーに
なってしまってるからです。」
ナ「伊吹さんの説明を受けて相沢さんは固まってしまった。
対照的に月宮さんは興味津々だ。」
あ「じゃあ、魔法か何かで今の姿になったのかな?」
風「それは分かりません。
でも一時的なものだと風子は思ってます。」
あ「でもさ、本当に人間だったの?
だって、よく女の子が鞄とかに付けるような三頭身のお人形だよ?」
風「はい、たしかに人間でした・・・
もし、べれったさんが人間ではなくヒトデだというのなら・・・」
ナ「伊吹さんが『ヒトデ』という単語を言ったとたん、彼女は固まってしまった。」
あ「あ、あれ?
風子ちゃん?」
風「はぁぁぁ~~~~~☆」
ナ「どうやら伊吹さんの意識がどこかへトリップしてしまったようだ。」
あ「風子ちゃん、どうしたの?
ねぇ、祐一君、風子ちゃんが・・・」
祐「どうしたんだ?
ん~~~、よし、あゆチョップの構えをしろ。」
あ「えっと・・・こ、こう?」
祐「そうだ、そしてそのまま斜め45度の角度から一気に・・・」
べ「伊吹さんは壊れたテレビか!!」
祐「いや~すまん。
ここまでトリップしてるとそうしなきゃだめかと・・・」
あ「酷いよ祐一君。
危うく本当にチョップするところだったんだから。」
ナ「そんなやり取りをしていると伊吹さんが戻ってきた。」
風「はっ!
風子、今、べれったさんがヒトデのキーホルダーになってしまったのを
想像してしまいました。」
べ「は、ははは・・・」
ナ「いつか本当にヒトデにされるんじゃないかと思っていると相沢さんが口を
開いた。」
祐「もうすぐ日も暮れるけど二人ともどうするんだ?
そのキセキの欠片とかいうやつを探すのか?」
風「いえ、今日はもう遅いので明日から探します。」
べ「そうだな。
とりあえず、今日泊るところを探さないとな。」
祐「なんだ、泊まるところがまだ決まってないのか。
もしよければ、俺が世話になっている家に行くか?」
風「いいんですか?」
祐「あぁ、たぶん家主の秋子さんなら1秒で了承してくれると思うぞ。」
べ「1秒って・・・」
風「じゃあ、お言葉に甘えてお世話になります。」
べ「そうだな。
これから泊まるところ探してたら夜中になっちゃうかもな。」
祐「よし、じゃあ行くか。
あゆはこれからどうするんだ?」
あ「ボクも今日は遅いから帰るよ。」
祐「そうか、じゃあな。」
あ「うん。
風子ちゃんにべれったさん、また会おうね。」
風「はい、また会いましょう。」
べ「それじゃあ、また。」
ナ「月宮さんと別れた後、相沢さんは自分達に向かって言った。」
祐「よし、家に帰るぞ。」
風「はい、じゃあ行きましょう!べれったさん!」
べ「お、おぉー」
ナ「こうして自分達は相沢さんが暮らしている家に厄介になることになった。」
つづく
【今回のキャスト】
風:伊吹 風子
べ:べれった
祐:相沢 祐一
あ:月宮 あゆ
ナ:ナレーション(べれった)
かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その4・復活?~
※各自のセリフついては、キャラの略称を参考にして下さい。
詳しくは本作の一番下のキャスト表を見て下さい。
【アバン】
あ「この物語はkanonやCLANNADの本編とはあまり関係ありません。
過度な期待をしないで下さい。
また、この物語を読む時はたい焼きを食べながら読んで下さい。」
舞「ぽんぽこ狸さん。
『部屋を明るくしてできるだけ離れて読んで下さい』・・・
これ、食べて。」
あ「たい焼き?
いただきまーす!」
舞「どう?」
あ「か、辛いのれしゅ~!!」
舞「キムチ入りたい焼き・・・」
祐「前振りが長い!!」
ナ「俺はさっきまで普通に歩いていただけなのに、今二人の女の子に
潰されている・・・
まさに惨劇である・・・」
【かぜのこ☆ふぅちゃん ~雪の街その4・復活?~】
祐「あ、あゆ、重い・・・」
あ「ボクそんなに重くないよ~
ボクの上にもう1人乗っかってるからだよ~」
ナ「俺にとっては、そんなことは関係無かった。
とにかくこの状況を何とかしたかった。」
祐「と、とにかくどいてくれ!」
あ「あの、ボクの上からどいてもらえますか?」
ナ「あゆは自分の上に乗っかっているもう1人の女の子に話しかけた。
だが、その女の子から意外な返事が返ってきたのである。」
風「嫌です。
風子がどいてしまったら、あなたは逃げるに決まってます。」
あ「もう逃げないよ~
だからどいてよ~」
祐「・・・お前、また食い逃げを・・・」
風「やっぱり、あなたは泥棒です!
しかも前科持ちですか!
そんな悪い人は風子が成敗します!」
ナ「そう言った女の子はあゆの上、もとい俺の上で暴れ始めた・・・
このままではあゆより先に死んでしまうと思った俺はその女の子にお願いした。」
祐「た、頼む、俺がこいつをたい焼き屋のオヤジの所に連れて行くのを手伝うから、
どいてくれないか・・・」
あ「うぐぅ!!
祐一君の裏切り者!」
祐「勘違いされるようなことを言うな!
俺はお前と違って食い逃げなんかしない!
それにお前も知らない人に連行されるより、知合いの俺に連行された方が
マシだろ?」
あ「そ、それはそうかもしれないけど・・・」
風「なんとなく、お二人の関係は分かりました。
あなたのことを信じましょう。」
ナ「そう言って、ようやく俺は解放された。」
あ「ふぅ、やっと解放されたよ・・・」
祐「それはこっちのセリフだ。」
あ「うぐぅ、酷いよ祐一君。
ボクだって人が上に乗ってたら重いよ。」
風「とても失礼です。
風子そんなに重く無いです。」
あ「・・・そういえば祐一君。
どうしてボクの肩を掴んでるの?」
祐「そりゃあ、あゆが逃げないようにするために決まってるだろ。」
あ「うぐぅ~~」
風「ふぅ、これで一件落着です。
べれっとさん風子やりましたよ。
あれ?べれっとさん?
だ、大丈夫ですか!」
ナ「俺の上に乗っかっていたもう1人の女の子が突然自分の鞄にぶら下がっている
キーホルダーに向かって叫びだした。
よく見ると、そのキーホルダーはデフォルメの人形のような形をしていて、
目を回している。」
風「ど、どうしましょう。
べれっとさんがペチャンコになってしまいました。」
あ「べれっとさん?」
風「このキーホルダーのことです!
それよりもどうしてあなたが盗んだたい焼きは無事なんですか!」
ナ「女の子に指摘されたあゆは困り果てていた。
しかし、俺もあの惨劇の中でたい焼きだけが無事なのか不思議に思った。」
あ「そ、それはボクが咄嗟にたい焼きを庇って祐一君の上に乗っかったからだよ。
たぶんそのキーホルダーは君がボクの上に乗った時に潰されちゃったんだと
思うよ。」
ナ「あゆがたい焼きが無事であった理由とキーホルダーが潰された原因について
話すと女の子の表情が曇った。」
風「・・・さ、最悪です・・・」
あ「そんな~~~」
風「いえ・・・今回は風子が最悪なんです・・・
いくら悪者を捕まえるためとはいえ、風子はパートナーを犠牲にして
しまいました。」
あ「君にとってそのキーホルダーはとても大事なものなんだね。」
風「・・・・」
ナ「女の子は落ち込んでいるとキーホルダーが一瞬動いたような気がした。
気のせいだろうけど・・・」
べ「あ、あの・・・
勝手に殺さないで下さい・・・
あと自分はべれったです・・・」
風「べれっとさん!大丈夫ですか!!」
ナ「少女は思いっきりキーホルダーを抱きしめた。」
べ「ぐ、ぐるじぃ~
だ、だから・・・べれったです・・・」
風「すいません。
つい抱きしめてしまいました。」
べ「く、苦しかった・・・」
風「そんなこと言わないで下さい。
あなたはとても幸せ者なんですよ。
なぜなら、ヒトデ以外で風子が抱きしめたくなるのはあの子くらいなんですから。」
べ「ど、どうも・・・」
ナ「なぜか二人は自分達の世界に入っていた・・・
いつの間にかキーホルダーの表情が照れているような表情に
変わっていたのだが、俺やあゆが驚くところはもっと別のことだった・・・」
あ「祐一君、き、キーホルダーがしゃべったよ。」
祐「あ、あぁ・・・
マジでしゃべった・・・」
あ「こんな不思議なキーホルダーに会えるなんてすごいよボク達。」
ナ「そんなセリフを言いつつ、あゆは俺の手をすり抜けて逃げ出そうとした。」
祐「待て、あゆ。」
あ「ど、どうしたのかな祐一君?
なんでボクの肩を掴むのかな?」
祐「何どさくさに紛れて逃げようとしてるんだ?」
ナ「俺はそのままあゆをたい焼き屋のオヤジの所に引きずっていった。」
あ「う、うぐう~今日は仕方なかったんだよ~~~」
祐「そうか、それは大変だったな。
理由は言わなくていいぞ。」
あ「う~ぐ~う~~~!!」
祐「どんな理由があろうと食い逃げは食い逃げだ!
今日もあのオヤジの所に謝りに行くぞ!」
あ「うぐぅ~~~~~!!!」
風「風子達も行きましょう。」
べ「あぁ。」
ナ「その後あゆはいつものようにたい焼き屋のオヤジの所に誤りに行き、
俺が盗んだたい焼き代を払った。
それにしても毎回毎回この常連・・・いや、食い逃げ常習犯を許してくれる
たい焼き屋のオヤジは本当にいい奴だと思った。」
つづく
【今回のキャスト】
風:伊吹 風子 べ:べれった
祐:相沢 祐一 あ:月宮 あゆ
舞:川澄 舞 ナ:ナレーション(相沢 祐一)











