2月に共通研修に行ったけど、今日は分野別研修。
2日間の演習でした。
まぁ自分がサービス管理責任者になる予定はありません。
ただ業務指導をする中で自分も知っておいたほうがいいこともあるのではないか・・・と思い、研修に申し込みました。ダメもとで申し込んだのですが、結果は受講決定に。で、2月の共通研修の時には「止めておけばよかったかも・・・」と思ってしまいました。
でも、結果的には行ってよかったと思います。
分野別研修は全部で4つあるのですが、そのうち自分が参加したのは「地域生活(知的・精神)」という分野。この分野は自立訓練や共同生活援助(グループホーム)のサービス管理責任者になる人が受けます。分野ごとに研修の内容が異なるのですが、自分の受けた分野では個別支援計画を作成するにあたって必要な要素(アセスメント、計画作成、モニタリング、支援会議など)を1つ1つ丁寧に確認をしていく内容でした。
相談支援専門員の場合は「サービス等利用計画」の作成についての研修。
サービス管理責任者の場合は「個別支援計画」の作成について。同じ「計画」だけど、位置づけは違います。「サービス等利用計画」は、障害福祉サービスを利用する際に必要な計画。でも単純な書類ではなく、それぞれのサービスを利用するうえでどのようなことを目指していくのかを書いていき、サービスを利用することで目指す方向性についても示すもの。いわば「全体デザイン」みたいなもの。一方「個別支援計画」はサービス等利用計画に基づき、それぞれの施設で具体的にどのような目的や目標をもってその人に対して支援をしていくのか示すもの。これは「個別の設計図」みたいなもので、両方が相互的に混ざり合うことで、支援を明確にしていきます。
サービス等利用計画は今も書いているけど、個別支援計画はずいぶん昔。
それもまだ障害者総合支援法ができる前のことだから、個別支援計画の作り方の研修を受けたわけではなく、先輩職員の作った個別支援計画を見よう見まねで作っただけ。だからこうやってちゃんと研修を受けたのは初めてでした。ただ、今回の研修は「個別支援計画を作る」ことが目的ではなく、個別支援計画を作るにあたって、サービス管理責任者がどのようなスタンスに立ち計画を作成していくか、また計画を作成するうえで大事にしなければいけないことを学ぶのが大きな目的でした。
2日間の演習を受けると、普段忘れがちなことをもう一度振り返ることができました。
例えば「利用者主体」というけれど、果たして利用者さんが中心の計画ってどういうことなのか。自分たちが普段支援していることは、果たして利用者さんを第一に考えた計画や支援ができているのか。そういうことを考えながらアセスメントをしていると、結構利用者さんの視点ではなく支援者側の視点で見ていることが多かったような気がします。支援者の専門的な見識から「こういう支援が必要」と思っていても、そのことは利用者さんの意に沿ったものなのか。利用者さんが本当に望んでいることは何なのか。事例の中から出てくる本人の言葉を丁寧に拾っていくと、今まで自分たちがやろとしてきたことは全然本人主体でなかったんですよね。
扱ったのは架空の事例だけど、でも実際の現場ではどうなのか。
架空の事例でつかめなかったら、現場では通用しないですよね。自分は普段からサービス等利用計画を作っているから、初めて個別支援計画のことを勉強する人からすればアドバンテージがあるけど、それでもそういうことは時に忘れてしまいそうになること。それをもう一度原点に立ち戻してくれたのが今回の研修で、改めて「本人中心の計画って」を思い起こさせてくれました。
こういうことを言うのはあまりよくないですが・・・
昔、東京都の主催する研修ってそんなに面白くなかったんですよね。でも最近の東京都の研修、結構面白いです。相談支援従事者現認研修の内容も中身が濃かったし、面白かった。今日のサービス管理責任者研修も実のある内容で、本当に面白かったです。こういう研修なら、毎年受けてもいいくらい。だけど・・・現認研修のように更新性のある研修ではないので、これで終わりなんですよね。ならばこの際、全分野制覇も・・・って、そういうわけにもいきませんしね。でも充実した2日間でした、疲れたけど・・・(^o^;)


