こんな自分でも・・・モテ期はあったのかも。
今思えば、あれは「モテ期」と言うことなのでしょう。
その「モテ期」は12歳。
12歳・・・この時は児童劇団に入っていた時。児童劇団に入ったのは9歳の時。入った当初は週末にレッスンに通い、時々連絡が入ってエキストラとして撮影に参加する日々。そんな日々が続いていました。
そんな自分が「エキストラ」からオーディションにシフトしたのは、11歳ぐらい。
もちろんエキストラとして参加していた時も仕事のオーディションはありましたが、ほぼ毎回落ちていました。そんな中、ある舞台のオーディションがあり、自分も受けることに。そのオーディションが、「#卒業式の思い出」で書いたものです。
オーディションの結果が来たのは、自分でも忘れていたくらいのこと。
オーディンションを受けて合格すれば事務所から連絡が来るけど、落ちた時は連絡なし。この舞台のオーディションも受けてからかなり時間が経っていたので、まさか合格していたとは思ってもいませんでした。
舞台の仕事は夏休み中で、当然ながらそれに向けての稽古もありました。
なので1学期はほぼ毎日稽古に行っていました。もちろん「中学生」でもありましたので、勉強をしながら稽古に行く日々。電車の中で宿題や勉強をすることは当たり前の毎日でした。
そんな稽古を重ね、8月に本番。公演期間は1ヶ月。
昼夜公演をする時もあれば昼夜どちらだけの日も。で、ダブルキャストでの公演だったためお客さんにも事前に出演チームは公表。自分は出演する日に劇場入りしていました。
公演が始まった時、それは静かなものでした。
その時の自分は劇場入り前に近くのマクドナルドで食事を買い、近くの宝塚劇場で宝塚スターの出待ち・入り待ちをしているお客さんを横目に、自分は出演する劇場へ。自分たちのところで出待ち入り待ちをしている人はいませんでした。
ところが、公演が終盤に近づくにつれ、楽屋入り口に変化が。
ある日劇場入りをしようとした時、楽屋口に人がいるんです。別に自分を目当てにしているわけではないのですが、若い女性が普通に「おはようございます♪」なんて言うものだから、よくわかっていない自分は「あ、おはようございます・・・」と普通に挨拶して楽屋入りするように。
そして千秋楽近くに一緒に出演している人とスタッフさんとで出かけるある日。
スタッフさんと自分たちが楽屋口から出るとお客さんがゾロゾロと募る状態に。流石にパニックになるような状態ではなかったですが、自分はちょっと不思議な感じでした。さらに別の日、やはりスタッフさんと出演者で出かける際、自分はちょっと出遅れることに。慌ててタクシーに乗り込もうとした際、そのタクシーは若い女性に囲まれている状態に。そんな中タクシーに乗り込もうとした自分に、どこからともなく手紙が。タクシーに乗り出発してから見て手紙を見ると・・・ん?ファンレター?
ハイ、後にも先にも人生初の「ファンレター」でした。
書いた相手は高校生らしい人。連絡先も書いてありましたが・・・その時の自分は何もわからないので、何のリアクションもしませんでした。まぁ普通は特にしないのかもしれませんが・・・
ただ人生で「女性に取り囲まれる」経験は、この時だけ。
今思えばこれが人生最大の「モテ期」だったのでしょうね。あれから今日まで、女性に取り囲まれることはおろか、女性との関わりはゼロ。まぁその時の自分は周囲から見たら「子ども」なので、単純にチヤホヤされていただけなのでしょうね。
今となっては、モテ期はもうやってこないでしょうね。
純朴だった当時12歳だったこの子も、今年47歳・・・独身の中年オヤジです。






