リトル・プーリームのプラスティック・スリル・ブログ -7ページ目

リトル・プーリームのプラスティック・スリル・ブログ

テレビの低級化に抗し、マジで音楽を憂い、予言蔓延する世に悩み、
焦り多き家庭に困り、後悔伴う仕事に苦しみ、レーザー的に精密な
日本語の駆使に迷う中年男の見込み違いとニガリきった日々のアレコレ。

『ベストヒットUSA』のチャートは、ケチで怠惰なBS朝日の公式サイトには記載されず、実際に番組を見た人が記録するしかないという始末。

困らぬように、俺は録画しておき、たまにメモをする。

そして、多忙で更新できなかった去年の10月のチャートを、今さら振り返ってみるのだった。

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>>>2013年10月1日<<<

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◎20. Applause (LADY GAGA)
◎19. Gone, Gone, Gone (Phillip Phillips)
→18. Come & Get It (Selena Gomez)
◎17. Best Song Ever (ONE DIRECTION)
◎16. Holy Grail (Jay-Z f/ Justin Timberlake)
◎15. Roar (Katy Perry)
→14. Take Back The Night (Justin Timberlake)
◎13. Summertime Sadness (Lana Del Ray)
▼12. Get Lucky (DAFT PUNK f/ Pharrell Williams)
◎11. We Can't Stop (Miley Cyrus)

▼10. The Other Side (Jason Derulo)
◎9. Cups (Pitch Perfect's When I'm Gone) (Anna Kendrick)
◎8. Safe And Sound (Capital Cities)
◎7. Same Love (MACKLEMORE & Ryan Lewis f/ Mary Lambert)
◎6. I Need Your Love (Calvin Harris f/ Ellie Goulding)
◎5. Treasure (Bruno Mars)
→4. Clarity (ZEDD f/ FOXES)
▼3. Radioactive (Imagine Dragons)
◎2. Love Somebody (MAROON 5)
→1. Blurred Lines (Robin Thicke f/ T.I. + Pharrell)

つい先ごろ、第13シーズンの『アメリカン・アイドル』が終了。
ハードロック・ヴォイスのデブ男ケイレブ・ジョンソンが優勝したが、テレビ視聴率は11シーズンあたりから急降下、もはや持ち直しようがなくなっている。
その第11シーズンの優勝者・フィリップ・フィリップスがチャート・インしてきた。

本物を聞かせる、ジェイZの曲がイマイチで、大物ラッパー高齢化の疲れを感じさせ……
ポスト・マイケル・ジャクソンだった、ジャスティン・ティンバーレイクも、出す曲、出す曲、ガッカリの作りこみすぎた凡作(まるで内野安打ばかりのイチロー)ということが明らかになってきた季節……

痛々しさとコンプレックスが透けて見える2大ヒステリック女性歌手、ケイティ・ペリーとマイリー・サイラスが、病的な大国アメリカの巨大な支持層に支えられて、上昇しつつあるなか、ヒューマンな歌声をもつアナ・ケンドリックの曲が爽やかに聴かれた。

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>>>2013年10月15日<<<

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→20. Gone, Gone, Gone (Phillip Phillips)
▼19. Best Song Ever (ONE DIRECTION)
▼18. The Other Side (Jason Derulo)
◎17. Applause (LADY GAGA)
▼16. Get Lucky (DAFT PUNK f/ Pharrell Williams)
◎15. Holy Grail (Jay-Z f/ Justin Timberlake)
◎14. Take Back The Night (Justin Timberlake)
◎13. Wake Me Up (AVICII)
▼12. Treasure (Bruno Mars)
▼11. Cups (Pitch Perfect's When I'm Gone) (Anna Kendrick)

◎10. Roar (Katy Perry)
→9. We Can't Stop (Miley Cyrus)
◎8. Summertime Sadness (Lana Del Ray)
▼7. Radioactive (Imagine Dragons)
◎6. I Need Your Love (Calvin Harris f/ Ellie Goulding)
◎5. Same Love (MACKLEMORE & Ryan Lewis f/ Mary Lambert)
◎4. Safe And Sound (Capital Cities)
▼3. Love Somebody (MAROON 5)
◎2. Clarity (ZEDD f/ FOXES)
→1. Blurred Lines (Robin Thicke f/ T.I. + Pharrell)

ちょいワル気取りのいいおじさん、ロビン・シックの「ブラード・ラインズ」が9週間連続の1位になったのは、まあいいとして、ダフト・パンク(16位)、アヴィーチー(13位)、ブルーノ・マーズ(12位)、ラナ・デル・レイ(8位)、カルヴィン・ハリス(6位)、キャピタル・シティーズ(4位)、ゼッド(2位)といったEDMやレトロ・ディスコが蔓延して、チャートが、もう、どうしようもなくなってきた。

ダフト・パンクは(ただのオマージュだろ?)過大評価だし、
アヴィーチーは(マジメさを商品化しており)馬鹿馬鹿しいし、
ブルーノ・マーズは、「超」ふざけているだけだし、
ラナ・デル・レイは(何かの病気で?)節操がないし、
カルヴィン・ハリス&エリー・グールディングは(顔が……いや、曲が)安っぽいし、
キャピタル・シティーズは便乗商法で、間違ってヒットした一発屋、
少年ゼッドは、せいぜい小室哲哉的なレベルだと思われた。

そして、「心」のまったくないイマジン・ドラゴンズとマルーン5の……

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>>>2013年10月22日<<<

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◎20. Still Into You (PARAMORE)
▼19. Get Lucky (DAFT PUNK f/ Pharrell Williams)
◎18. Best Song Ever (ONE DIRECTION)
▼17. Take Back The Night (Justin Timberlake)
▼16. Treasure (Bruno Mars)
◎15. Applause (LADY GAGA)
◎14. Royals (LORDE)
◎13. Holy Grail (Jay-Z f/ Justin Timberlake)
▼12. Cups (Pitch Perfect's When I'm Gone) (Anna Kendrick)
◎11. Wake Me Up (AVICII)

▼10. Radioactive (Imagine Dragons)
→9. We Can't Stop (Miley Cyrus)
→8. Summertime Sadness (Lana Del Ray)
▼7. I Need Your Love (Calvin Harris f/ Ellie Goulding)
▼6. Same Love (MACKLEMORE & Ryan Lewis f/ Mary Lambert)
◎5. Roar (Katy Perry)
▼4. Love Somebody (MAROON 5)
◎3. Safe And Sound (Capital Cities)
→2. Clarity (ZEDD f/ FOXES)
→1. Blurred Lines (Robin Thicke f/ T.I. + Pharrell)

ロビン・シックが10週連続1位。
ロード(LORDE)が初登場。ニュージー・ランド出身の、ませた田舎の夢見る文学少女が描く空想漫画的な世界が一気に広まった。

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>>>2013年10月29日<<<

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◎20. Gone, Gone, Gone (Phillip Phillips)
◎19. Everything Has Changed (Taylor Swift f/ Ed Sheeran)
▼18. Treasure (Bruno Mars)
◎17. Still Into You (PARAMORE)
◎16. Best Song Ever (ONE DIRECTION)
◎15. Hold On, We're Going Home (DRAKE f/ Majid Jordan)
◎14. Applause (LADY GAGA)
◎13. Royals (LORDE)
▼12. We Can't Stop (Miley Cyrus)
▼11. Radioactive (Imagine Dragons)

◎10. Holy Grail (Jay-Z f/ Justin Timberlake)
▼9. Love Somebody (MAROON 5)
◎8. Wake Me Up (AVICII)
→7. I Need Your Love (Calvin Harris f/ Ellie Goulding)
→6. Same Love (MACKLEMORE & Ryan Lewis f/ Mary Lambert)
◎5. Summertime Sadness (Lana Del Ray)
▼4. Blurred Lines (Robin Thicke f/ T.I. + Pharrell)
▼3. Clarity (ZEDD f/ FOXES)
◎2. Safe And Sound (Capital Cities)
◎1. Roar (Katy Perry)

裸のガガや小娘ロード(LORDE)が注目されていたが、動きは鈍く、コンプレックスを克服しておバカを演じるケイティ・ペリーの勢いがすごかった。あっというまに1位に到達。
時代錯誤のちょいワルおじさん、ロビン・シックが遂に陥落。
間違ってヒットしていたとしか思えないのが少年ゼッドと、ヒゲおやじのキャピタル・シティーズだった。あやうく1位になりかねなかった。


BS朝日のサイトにはチャートが掲載されないので、まったく感心しない。

代わりに俺が、2014年5月20日のチャートをメモしておこう。

ファレルが4週連続の1位。

小林克也は今週も、EDMのアーティストに言及しなかった。

おもしろい。

触れている時間も価値も無いということだろう。

妥当である。

今回は各コーナーでUKのバンドを紹介する「UK特集」になっていたので、その感想。

俺プーリームと、さよちゃん先輩で、批評しつつ語り合う。


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COLDPLAY "Magic"

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俺「ベースとドラムがはっきりしていて、好みの音だ。途中ドラムスの音を変えたりして、リズム部分に力の入っている曲作りか。ギターは控えめで。」
さ「イントロは誰だかわからない。U2は、イントロですぐ分かるけど。」
俺「シャン・シャン路線をやめたのは、良かった。最近の、シャンシャンシャンシャン……」
さ「私は、すでにスタジアムっぽくなった時点でイヤになってたから、最近のは良く聴いてないけど……。PVは、チャン・ツィーが幸せになるにつれ、メイクが薄くなる。」
俺「クリス・マーティンって、演技に興味があるのかな、下手っぽいし、見た目は好きでもなさそうなのに。」
さ「まあ、音は原点回帰したけど、PVは豪華だね。」

俺「いちおう超一流の女優と共演。リアナとの共演よりは絵になってた。」


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Lily Allen "Hard out Here"

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俺「リリー・アレンは知らなかった。せいぜい名前だけで……。今回、5年ぶりの活動ってことで、注目されているみたいだね。政治的な主張が強いせいか、これまでの2枚とも批評家からは非常に高い評価を受けている、重要なアーティストみたい。」
さ「男を狩っていくイメージがある。かわいい顔をして、やることが変わっていて、意志がハッキリしている。人気がすごかった。でも、ずいぶん太ったね。」
俺「フジ・ロックには2009年に来たらしいから、そのうち、また来るかな?」
さ「子育て重視じゃあ、家を空けられないでしょう」
俺「音楽的にはたいしたことないけど、聞き流せない歌詞の強さがあるね。お下劣路線で売れたロビン・シックが、モノがデカいってスタンスなら、リリー・アレンのほうは、穴がデカいっていうスタンスで強烈な対抗をしているようです。でも、品の良さはある。UKならではのキャラかな。」
さ「誰と結婚したの?もう離婚した?」
俺「20歳年上の建築業者、というか、内装やリフォームをやってる工務店の社長と結婚して、1人目は流産、その後2人の娘を産んでいる。離婚はしてないみたいだよ。」



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◎20. Classic (MKTO)
▼19. Take Me Home (Cash Cash f/ Bebe Rexha)
▼18. Drunk In Love (BEYONCE f/ Jay-Z)
◎17. Me And My Broken Heart (RIXTON)
◎16. Ain't It Fun (PARAMORE)
◎15. La La La (Naughty Boy f/ Sam Smith)
◎14. #Selfie (The Chainsmokers)
◎13. Animals (Martin Garrix)
▼12. Counting Stars (ONEREPUBLIC)
→11. Hey Brother (AVICII)
◎10. Not A Bad Thing (Justin Timberlake)
→9. Neon Lights (Demi Lovato)
▼8. The Man (Aloe Blacc)
◎7. Best Day Of My Life (American Authors)
▼6. Pompeii (BASTILLE)
▼5. Team (LORDE)
▼4. Dark Horse (Katy Perry f/ Juicy J)
◎3. All Of Me (Jason Derulo f/ 2CHAINZ)
◎2. Talk Dirty To Me (John Legend)
→1. Happy (Pharrell Williams)

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U2 "Ordinary Love"

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俺「イントロが静か……」
さ「もう最初の1音でU2だって分かる。」
俺「たとえシンセで始まっても『U2印』が押されているんだ(笑)。ただ、ボノの『オレの歌を聞かせてやるぞ』って感じが、若干ある、良かれ悪しかれ、ね。」
さ「ピアノ曲だし。」
俺「中盤からやっとギターが鳴り出すのはコールドプレイの新曲と一緒。」
さ「まあ、やってるな~、と思います(笑)。欲しいところだけど。」
俺「あと、今回は、やりすぎ感が無いね。ボノの『必要以上の高まり』ってのが無い。」
さ「サビを弱めにしてる。ボノも自分でも分かってるんじゃないの、カラオケ大会になりやすい事を。」
俺「アルバム制作は、難航しているんじゃないかな。まだ、出そうに無いね。」
さ「前作(『ノー・ライン・オン・ザ・ホライズン』)は、『カラオケ感』がスゴくて、古臭かった。」
俺「ひょっとしたら今回は、デンジャー・マウスがプロデュースしているのが、マズいんじゃないか。デキの良いポップに仕上げちゃって、バンドのクセ、というか良さを消す傾向がある。だから、お互いに、闘いながら作っているのかも。」


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The Horrors "So Now You Know"

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俺「ドリーム・ポップとかネオ・サイケに分類されるサウンドのようだね。ちょっと、特徴が無い、って気がする。」
さ「いや、もっと暗い感じだったと思うけど、明るくなった。いつのまにか、U2やコールドプレイと同じ系列に入ってたのが、意外。」
俺「スタイルが、まだ確立していないのかもね。」
さ「結構、長くやってるのに???」
俺「うん。エディターズみたいに。」
さ「でも、前より良くなった気がするから、聴いてみたい。あのボーカルが、見た目によらずフレンドリーなんだよ。そして、ものすごく背が高い(約2m)。」
俺「影響を受けたアーティストに、ソニック・ユースの名前を出してた。彼ら高身長同士の親近感があるのかな。」
さ「ははは。今回は、王道路線のサウンドだねえ。」
俺「でも、どこか絞り込めてない気がする。ピロピロした、キラキラしたシンセも入れたいしギターも入れたい、という折衷的な印象。」
さ「もっとシューゲイザー的な要素があったのに、アレは、もはや過去のものなんでしょうか?ディアハンターだって、ガレージっぽく、すごくシンプルになっちゃってるし。」
俺「もしかしたら、そういう流れがあるのかな。」
さ「クラウド・ナッシングズだって、シューゲイザー色が薄れたでしょ?まあ、彼らの場合、別にアレが無くても良いんだけど。」
俺「ちなみに、ザ・ホラーズと同期のUKバンド(2007年アルバム・デビュー)に、ザ・ヘヴィー(The Heavy)ってのがいて、今年のフジロックに出るようだけど、こっちは黒人ボーカルで、かなり重たいサウンドなのに、どこか新鮮さというか面白さが無い。まあ、ダメってわけでもないんだけど。」
さ「オルタナ色がまったく無いから、私は好きじゃないですね。」
俺「UKロックで黒人ボーカルっていうと、何か期待するものがあるよね。でも、ザ・ヘヴィーには、それがないんだ。何か、古典をなぞっている感じで……売れないサウンドだと思う。むしろU2っぽくしたホラーズのほうが売れそう。ただ、それで売れたからって歓迎すべきものでもない……」
さ「じゃあ、どんなロックが売れてほしいんですか?(笑)結局のところ、プーリームさんは、ロックが嫌ってことじゃないのかな。」
俺「シンプル・マインズやU2は、若いころから思い入れがあるから、嫌いじゃないですよ……あと、黒人のファンク・バンドだよね。」
さ「でも、ファンクってジャンルは新しいモノでしょ。」
俺「たしかに、ディスコと同時期か、それより少し早い程度だね。ジェームス・ブラウンは別格として、スライとかPファンクが起源だから。そういうものを好んで聴きたいほうだし、別にロック嫌いじゃないよ。」
さ「私は、ザ・ホラーズについては、エレクトロ時代のU2的なものを受け継いでいるから、それほど悪くは無いと思う。とくに支持するわけでもないけどね。結局、プーリームさんは、どんな音楽も気に入らないんでしょう?私のご機嫌取りは一切不要ですよ。」
俺「まあ、難しい話になりましたね。とりあえず、ザ・ホラーズは、サマソニ2014に出るようだから、チェックする機会があるかもしれない。」


2014年5月13日の『ベストヒットUSA』(BS朝日)。

最新の20位までのランキングである。

変化が少ないので、更新しがいがない。

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◎20. Me And My Broken Heart (RIXTON)

◎19. Ain't It Fun (PARAMORE)

◎18. La La La (Naughty Boy f/ Sam Smith)

▼17. Take Me Home (CASH CASH f/ Bebe Rexha)

◎16. #Selfie (The Chainsmokers)

◎15. Animals (Martin Garrix)

▼14. Drunk In Love (Beyonce f/ Jay-Z)

▼13. Burn (Ellie Goulding)

◎12. Not A Bad Thing (Justin Timberlake)

→11. Hey Brother (AVICII)

▼10. Counting Stars (ONEREPUBLIC)

→9. Neon Lights (Demi Lovato)

◎8. Best Day Of My Life (American Authors)

◎7. The Man (Aloe Blacc)

→6. All Of Me (John Legend)

▼5. Pompeii (Bastille)

▼4. Team (Lorde)

◎3. Talk Dirty (Jason Derulo f/ 2 CHAINZ)

→2. Dark Horse (Katy Perry f/ Jucy J)

→1. Happy (Pharrell Williams)

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3週連続で1位をキープしたファレル・ウィリアムズ(41歳)が、今日のテレビ朝日「ミュージック・ステーション(Mステ)」に生出演し、カラオケ演奏をバックに、緑色のデカいハットをかぶり、シャウトも力みも無く、涼しげに若々しくライブで歌ったが、無難かつ穏健で、どこにも毒のない、平和的なというか、のんきな音楽で、ニーズがどこにあるのか分からないのであった。

……

さて、そんな今週の「ベストヒットUSA」のチャートからは、"Young Girls" (Bruno Mars ブルーノ・マーズ)と"Story Of My Life" (ONE DIRECTION ワンダイレクション)という2組のアイドルの曲が圏外に去り、新たに、4人組のイギリスのニュー・アイドル・グループ、リクストン(試験的にEP1枚しか出してないのになぜ売れる?)と、元パンク・バンドで現アイドル・バンド(?)のパラモア(2005年にアルバム・デビューの中堅だが、ヴォーカルのヘイリー・ウィリアムズはまだ25歳)の2曲がチャートインした。

アイドルが2組去り、2組のアイドルで補充される。

これでは、面白みがない。

……

他方、EDMの「誰が出しても売れる」状態は続いている。

すなわち、9位、11位、13位、15~18位と、全部で7曲も居座り、司会の小林克也は、先週にひきつづき今週も、これらのEDMについてひとこともコメントせず、無視を決め込んだ。

そこは面白い。

……

どぎつい、というか、えげつない路線のジェイソン・デルーロとケイティ・ペリーが、爽やかな「ハッピー」の陰に隠れて、2位と3位につけているのが、アメリカ文化を象徴する姿なのかもしれない。

実際、ロビン・シックもそうだった。

「ワルぶる」というのが、いかにも、アメリカで売れるためのツボのようだ。

ただし、それが最近は、「毒のないワル」、「芸としてのワル」になってきている気がする。

爆発的なものだったパンクやラップというものが、かなり変質してきてしまった。

そして、クールなハッピーさが蔓延する時代。

どこか落ち着かないものがある。

……

なにか、これは「嵐の前の静けさ」というべきものではないのだろうか。

あるいは、ハッピーってずいぶん退屈なんだな、ということかもしれない。
いずれにしても、音楽が浅いものになってきたことを感じてしまう。