時々、メモしておいて、このブログにアップする『ベストヒットUSA』。
まずは先週、2014年5月27日のチャートから。
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テクニックなしで参入できる退屈で人畜無害なEDMの猛威は、いつ終わるのか?
そして、爽やかなる営業スマイルの英国アイドルの全世界的なる支配は、いつまで続くのであるか?
兆候がそろそろ窺えるのか、窺えないのか……
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◎20. Wild Wild Love (PITBULL f/ G.R.L.)
ピットブルの蔓延にうんざりさせられるこの頃。まだまだ止まらないニヤけオヤジの下らない勢い、人気の理由がまったく不明。
◎19. Mmm Yeah (Austin Mahone f/ PITBULL)
オースティン・マホーンは南部アメリカ出身の18歳。ご乱行の多いジャスティン・ビーバー(20歳)がカナダ人なので、自前のアイドルとしてアメリカ合衆国が、切に求めていた存在か。そして、ここにも、ピットブル。
◎18. Red Lights (TIESTO)
小室哲哉おすすめの世界的人気DJの、退屈サウンド。
▼17. #Selfie (The Chainsmokers)
無意味で、無自覚な、手抜き系、お気楽サウンド。
◎16. Me And My Broken Heart (RIXTON)
イギリスのマンチェスター出身のアイドル・ポップ4人組。まだEP1枚しか出していないが、あっさり大ヒット。すべてワン・ダイレクションのおかげだろうねぇ。
◎15. Ain't It Fun (PARAMORE)
アヴリル・ラヴィーン(12年目の29歳)よりも若い、アイドル・ロック(ヘイリー・ウィリアムズは9年目の25歳)。ポップ寄り路線へのシフトが成功中。オシャレのカリスマを目指す。
◎14. La La La (Naughty Boy f/ Sam Smith)
パキスタン生まれの29歳イギリス人、シャヒド・カーン、またの名をノーティー・ボーイ。
▼13. Counting Stars (ONEREPUBLIC)
どれだけ聴かされても、まったく頭に残らない薄味で陳腐なラブソング、ランク降下が遅い。
◎12. Animals (Martin Garrix)
オランダ・アムステルダム出身の少年DJ、若干18歳。
→11. Hey Brother (AVICII)
スウェーデン・ストックホルム出身の青年DJ、24歳。
▼10. The Man (Aloe Blacc)
デビューから8年、アロウ・ブラック35歳にして成功。
◎9. Not A Bad Thing (Justin Timberlake)
'N Syncとしてデビューしてから19年、ティンバーレイクおじさんは、まだ33歳。
▼8. Best Day Of My Life (American Authors)
バークリー音楽大学で出会い結成されたアメリカの新人ロック・バンド。不要な(?)器用さが今後、吉と出るか凶と出るか。
◎7. Neon Lights (Demi Lovato)
子役としてデビューしてから6年目、風格のある21歳(キャラは異なるがマイリー・サイラスと同い歳)。
→6. Pompeii (Bastille)
ダン・スミス(27歳)の率いるイギリスの4人組ポップ・バンド(なにかの間違いでヒットしているとしか思えない)。
→5. Team (Lorde)
異彩を放つ17歳のニュージーランド人少女。
→4. Dark Horse (Katy Perry f/ Jucy J)
マイリー・サイラスと並ぶ、寄り目、変顔の人気歌手(29歳)。ジューシー・Jは、ラップ・グループ、スリー・シックス・マフィア(Three 6 Mafia)のメンバーとして、ファースト・アルバム以来19年(39歳)。
→3. All Of Me (John Legend)
アロウ・ブラックと同じく35歳のジョン・レジェンドはファースト・アルバムから10年、常に売れっ子として恵まれ続ける(凡庸な歌手)。
▼2. Happy (Pharrell Williams)
見た目が超若いファレル・ウィリアムズ(41歳)、最初の仕事は、22年前のレクスン・エフェクト(Wreckx N' Effect)の大ヒット曲「ランプシェイカー」の作詞(一部)。
◎1. Talk Dirty (Jason Derulo f/ 2 CHAINZ)
おもしろ顔のアイドル、ジェイソン・デルーロは24歳。そして最近売れ出した長身ラッパー、2チェインズは36歳(推定196センチ。推定193センチのスヌープ・ドッグよりも高い!)。滑稽なアプローチのダサいヒップホップ曲が、ついに、なにかの間違いで、今週1位に!
というわけで……
最近にしては珍しく上位3曲を黒人が占めた展開だが、どれも生ぬるいようなパワー不足の曲だ。
まあ、黒人に「パワー」を期待するというのが、時代遅れなのかもしれない。
といって、「陽気な善人」キャラを、黒人たちが一斉に演じ始めたというのも、どこか不気味だ。
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『ベストヒットUSA』、6月3日のチャート。
奇人変人マイケル・ジャクソン特集のために、扱いが極めて短かった今週のベスト20。
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◎20. Turn Down For What (DJ Snake & Lil Jon)
◎19. Sing (Ed Sheeran)
Mmm Yeah (Austin Mahone f/ PITBULL)
◎18. Wild Wild Love (PITBULL f/ G.R.L.)
◎17. Red Lights (TIESTO)
◎16. Me And My Broken Heart (RIXTON)
▼15. Counting Stars (ONEREPUBLIC)
→14. La La La (Naughty Boy f/ Sam Smith)
◎13. Ain't It Fun (PARAMORE)
→12. Animals (Martin Garrix)
▼11. The Man (Aloe Blacc)
◎10. Hey Brother (AVICII)
→9. Team (Lorde)
▼8. Pompeii (Bastille)
→7. Neon Lights (Demi Lovato)
◎6. Best Day Of My Life (American Authors)
◎5. Not A Bad Thing (Justin Timberlake)
→4. Dark Horse (Katy Perry f/ Jucy J)
▼3. Happy (Pharrell Williams)
▼2. Talk Dirty (Jason Derulo f/ 2 CHAINZ)
◎1. All Of Me (John Legend)
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というわけで、今週も、いっこうに方向性が見えないヌルめの黒人サウンドが、上位ベスト3を占めたのであった。
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