BS朝日のサイトにはチャートが掲載されないので、まったく感心しない。
代わりに俺が、2014年5月20日のチャートをメモしておこう。
ファレルが4週連続の1位。
小林克也は今週も、EDMのアーティストに言及しなかった。
おもしろい。
触れている時間も価値も無いということだろう。
妥当である。
今回は各コーナーでUKのバンドを紹介する「UK特集」になっていたので、その感想。
俺プーリームと、さよちゃん先輩で、批評しつつ語り合う。
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COLDPLAY "Magic"
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俺「ベースとドラムがはっきりしていて、好みの音だ。途中ドラムスの音を変えたりして、リズム部分に力の入っている曲作りか。ギターは控えめで。」
さ「イントロは誰だかわからない。U2は、イントロですぐ分かるけど。」
俺「シャン・シャン路線をやめたのは、良かった。最近の、シャンシャンシャンシャン……」
さ「私は、すでにスタジアムっぽくなった時点でイヤになってたから、最近のは良く聴いてないけど……。PVは、チャン・ツィーが幸せになるにつれ、メイクが薄くなる。」
俺「クリス・マーティンって、演技に興味があるのかな、下手っぽいし、見た目は好きでもなさそうなのに。」
さ「まあ、音は原点回帰したけど、PVは豪華だね。」
俺「いちおう超一流の女優と共演。リアナとの共演よりは絵になってた。」
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Lily Allen "Hard out Here"
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俺「リリー・アレンは知らなかった。せいぜい名前だけで……。今回、5年ぶりの活動ってことで、注目されているみたいだね。政治的な主張が強いせいか、これまでの2枚とも批評家からは非常に高い評価を受けている、重要なアーティストみたい。」
さ「男を狩っていくイメージがある。かわいい顔をして、やることが変わっていて、意志がハッキリしている。人気がすごかった。でも、ずいぶん太ったね。」
俺「フジ・ロックには2009年に来たらしいから、そのうち、また来るかな?」
さ「子育て重視じゃあ、家を空けられないでしょう」
俺「音楽的にはたいしたことないけど、聞き流せない歌詞の強さがあるね。お下劣路線で売れたロビン・シックが、モノがデカいってスタンスなら、リリー・アレンのほうは、穴がデカいっていうスタンスで強烈な対抗をしているようです。でも、品の良さはある。UKならではのキャラかな。」
さ「誰と結婚したの?もう離婚した?」
俺「20歳年上の建築業者、というか、内装やリフォームをやってる工務店の社長と結婚して、1人目は流産、その後2人の娘を産んでいる。離婚はしてないみたいだよ。」
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◎20. Classic (MKTO)
▼19. Take Me Home (Cash Cash f/ Bebe Rexha)
▼18. Drunk In Love (BEYONCE f/ Jay-Z)
◎17. Me And My Broken Heart (RIXTON)
◎16. Ain't It Fun (PARAMORE)
◎15. La La La (Naughty Boy f/ Sam Smith)
◎14. #Selfie (The Chainsmokers)
◎13. Animals (Martin Garrix)
▼12. Counting Stars (ONEREPUBLIC)
→11. Hey Brother (AVICII)
◎10. Not A Bad Thing (Justin Timberlake)
→9. Neon Lights (Demi Lovato)
▼8. The Man (Aloe Blacc)
◎7. Best Day Of My Life (American Authors)
▼6. Pompeii (BASTILLE)
▼5. Team (LORDE)
▼4. Dark Horse (Katy Perry f/ Juicy J)
◎3. All Of Me (Jason Derulo f/ 2CHAINZ)
◎2. Talk Dirty To Me (John Legend)
→1. Happy (Pharrell Williams)
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U2 "Ordinary Love"
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俺「イントロが静か……」
さ「もう最初の1音でU2だって分かる。」
俺「たとえシンセで始まっても『U2印』が押されているんだ(笑)。ただ、ボノの『オレの歌を聞かせてやるぞ』って感じが、若干ある、良かれ悪しかれ、ね。」
さ「ピアノ曲だし。」
俺「中盤からやっとギターが鳴り出すのはコールドプレイの新曲と一緒。」
さ「まあ、やってるな~、と思います(笑)。欲しいところだけど。」
俺「あと、今回は、やりすぎ感が無いね。ボノの『必要以上の高まり』ってのが無い。」
さ「サビを弱めにしてる。ボノも自分でも分かってるんじゃないの、カラオケ大会になりやすい事を。」
俺「アルバム制作は、難航しているんじゃないかな。まだ、出そうに無いね。」
さ「前作(『ノー・ライン・オン・ザ・ホライズン』)は、『カラオケ感』がスゴくて、古臭かった。」
俺「ひょっとしたら今回は、デンジャー・マウスがプロデュースしているのが、マズいんじゃないか。デキの良いポップに仕上げちゃって、バンドのクセ、というか良さを消す傾向がある。だから、お互いに、闘いながら作っているのかも。」
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The Horrors "So Now You Know"
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俺「ドリーム・ポップとかネオ・サイケに分類されるサウンドのようだね。ちょっと、特徴が無い、って気がする。」
さ「いや、もっと暗い感じだったと思うけど、明るくなった。いつのまにか、U2やコールドプレイと同じ系列に入ってたのが、意外。」
俺「スタイルが、まだ確立していないのかもね。」
さ「結構、長くやってるのに???」
俺「うん。エディターズみたいに。」
さ「でも、前より良くなった気がするから、聴いてみたい。あのボーカルが、見た目によらずフレンドリーなんだよ。そして、ものすごく背が高い(約2m)。」
俺「影響を受けたアーティストに、ソニック・ユースの名前を出してた。彼ら高身長同士の親近感があるのかな。」
さ「ははは。今回は、王道路線のサウンドだねえ。」
俺「でも、どこか絞り込めてない気がする。ピロピロした、キラキラしたシンセも入れたいしギターも入れたい、という折衷的な印象。」
さ「もっとシューゲイザー的な要素があったのに、アレは、もはや過去のものなんでしょうか?ディアハンターだって、ガレージっぽく、すごくシンプルになっちゃってるし。」
俺「もしかしたら、そういう流れがあるのかな。」
さ「クラウド・ナッシングズだって、シューゲイザー色が薄れたでしょ?まあ、彼らの場合、別にアレが無くても良いんだけど。」
俺「ちなみに、ザ・ホラーズと同期のUKバンド(2007年アルバム・デビュー)に、ザ・ヘヴィー(The Heavy)ってのがいて、今年のフジロックに出るようだけど、こっちは黒人ボーカルで、かなり重たいサウンドなのに、どこか新鮮さというか面白さが無い。まあ、ダメってわけでもないんだけど。」
さ「オルタナ色がまったく無いから、私は好きじゃないですね。」
俺「UKロックで黒人ボーカルっていうと、何か期待するものがあるよね。でも、ザ・ヘヴィーには、それがないんだ。何か、古典をなぞっている感じで……売れないサウンドだと思う。むしろU2っぽくしたホラーズのほうが売れそう。ただ、それで売れたからって歓迎すべきものでもない……」
さ「じゃあ、どんなロックが売れてほしいんですか?(笑)結局のところ、プーリームさんは、ロックが嫌ってことじゃないのかな。」
俺「シンプル・マインズやU2は、若いころから思い入れがあるから、嫌いじゃないですよ……あと、黒人のファンク・バンドだよね。」
さ「でも、ファンクってジャンルは新しいモノでしょ。」
俺「たしかに、ディスコと同時期か、それより少し早い程度だね。ジェームス・ブラウンは別格として、スライとかPファンクが起源だから。そういうものを好んで聴きたいほうだし、別にロック嫌いじゃないよ。」
さ「私は、ザ・ホラーズについては、エレクトロ時代のU2的なものを受け継いでいるから、それほど悪くは無いと思う。とくに支持するわけでもないけどね。結局、プーリームさんは、どんな音楽も気に入らないんでしょう?私のご機嫌取りは一切不要ですよ。」
俺「まあ、難しい話になりましたね。とりあえず、ザ・ホラーズは、サマソニ2014に出るようだから、チェックする機会があるかもしれない。」