早春を感じないこともない円山 | kamuymosir カムイモシリ北海道

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穏やかに晴れて暖かい日。

神宮茶屋前で開店を待ちながら見上げると立派なつらら。というか分厚い屋根の氷。こわぁ

目の前にはいつもエゾリスのいる木があって(と言っても最近リスを見かけなかったのだが)、今日はアカゲラ。

高い木にミヤマカケス。カラ類も多く、飽きない。

というわけで9時になり、無事に福レ餅を頂きます。

餅をぺったんこに潰して焼いたもので、周辺はパリパリ、中は熱いあんこが美味しい。

 

外を眺めながら食べていると、おっ、エゾリス来た。

2匹。木の穴に隠したクルミを食べに来る。

よいしょっ!

穴からちょこんと上半身を出し、両手で頬張る姿が可愛らしい。

耳毛ふさふさ。

登山道付近では大きな木にエゾリスが隠したクルミがたくさんあって、よく見ると木の隙間や雪の下など相当な数がありそう。まさに隠し財産。

公園には雪だるまがたくさんあった。

ここは雪だるまを作る人が多いからか製作が白熱していて、かなり凝ったものもある。

公園の池は全面凍結。ここにいたオシドリは無事だろうか、どこかに移動できただろうか。

 

登山道は雪が締まって歩きやすい。慣れていたらツボ足で十分。

そしてここの山のカラ類は寄ってくるのだな。ゴジュウカラ。

 

クマゲラもいた。

木を抉るようにして壊している。木をつつくというレベルじゃない破壊ぶり。

キツツキの仲間は瞬膜が斜め上から出てくるから怒った顔になりやすい。木屑が飛んでくる方向から守る役割だろうか。

枝折れそう。太さ半分になっている。

森の新陳代謝に一役買ってる顔だ。多分。

 

近くで大きなドラミング音を響かせていたのはオオアカゲラ。枯れ木のてっぺんで。

近くからもう1羽、呼応するようにドラミングを返していた個体もいた。縄張り争いか、求愛の奏であいかは知らない。

 

山頂。雪だるま。

 

山頂は人が多く、鳥はいなかったがしばらく経つと鳥の群れが集まってきた。目的はひまわりの種。

ゴジュウカラ。飛ぶ。

 

風に吹かれたヤマガラ。乱れた羽毛がふわふわ。

 

カラ類の中ではちょっと小柄なハシブトガラ。元気一杯。

 

ふもとでは見事な雪まくりができていた。

ここまで大きなロールは見たことがない。

 

まだダウンを着ているけど、気温の上昇で早春を感じる。