荒天直前の円山…何もいない | kamuymosir カムイモシリ北海道

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なーんか熱っぽい。

朝ごはんも食べずに2時間も雪かきしてたら、カチッとスイッチが入れ替わる音がして風邪をひいた。風邪を引く瞬間を感じることができる貴重な体験でした…じゃねえよ!札幌はこれから大雪の本番だと言うのに、どうなってしまうのかー

 

そんな訳でロキソニンの力を借りつつ今日は円山にやってきたのだ。今週で子供の冬休みが終わってしまうからね。

神宮は大きな観光バスが停まっていて、中韓の観光客がいっぱい。雪ではしゃいだり、和風の建物にカメラを向けていたり、見ているとフフってなってしまう。

 

初詣の名残りの屋台がいくつか残っていて、愛想の悪いクレープ屋さんでバナナクレープを買った。…クレープはやっぱり冬の屋外で歩きながら食べるもんじゃねぇと思いました。あとクリームが重くて気持ち悪くなっちゃった。

 

境内ではいつものエゾリスが走り回って…いないねえ。

ちょっと時間が遅かったか?人が多いから隠れているのか?今日は一度も見かけなかったのである。そんなことある?

 

カラ類はそこそこいるが動きは低調。迫る雪雲を予感しているのか?

 

まあいいや、山頂のカラ類に挨拶しに行こう。途中でも…と思ったが、やっぱり何もいない。遠くで小さくカラ類の声が聞こえるのみ。

 

唯一近くに来てくれたのがこのキバシリ。通りすがりのキバシリ。

工具みたいな細い嘴で木の皮の間にいる虫を探す。

 

山頂から市街地を見下ろすと、強風に煽られた雪が舞い上がって地吹雪を起こしている。

というか、当然のように円山登山道も地吹雪だ。

 

下山もなあ、何もいないんだもんなあ。

 

仕方ないから以前から気になっていた宮越屋珈琲本店へ。

登山者的に似つかわしくない落ち着いた空間にコーヒーと軽食。

暖かいサンドイッチとコーヒー。お値段高めだけどとても美味しかった。