宇宙的思考による中国脅威論 ~中国の拡大がいずれ世界を滅ぼす~
宇宙的規模で人間の問題を考察したいと考えているこのアナベル・加藤にも、
どうしても軽視することのできない「民族の問題」があります。
というより、
宇宙という俯瞰的な視野で地球を眺めようとするから、
余計に目についてしまうのかもしれません。
この視点は、
「差別」とか「歴史認識」といった、
特定のイデオロギーに依ったものではなくて、
科学的データと客観的事実を積み重ねて
導き出した一つの結論です。
それがかの国…、
「中華人民共和国」の問題です。
アメリカの権力構造も許せませんが、
中国における「民族の問題」は、
その存在そのものが罪といっても過言ではないくらいに規模が大きく、
且つ、
解決困難な問題です。
無理な仮説になりますが、
アメリカによる数々の暴挙を最小限化するためには、
ネオコンをはじめ、
政府・官僚・議員の要人を根こそぎ排除することさえできれば、
実現の可能性はかなり高くなることでしょう。
もっと言えば、
ロスチャイルドやロックフェラー、モルガンなどのユダヤ財閥と、
チェイニー、ブッシュ、ラムズフェルドなどの悪魔権力者を
消去するだけでも、
世界は随分変わると思いますよ。
(これだけでは甘いか…!)
しかし、中国の場合は別です。
政治システムだけでなく、
一般人民の個的なエートスというレベルにおいてさえも
他国の人民に害をなしているので、
中国発の問題をすべて解決するためには、
瞬間的に全世界に点在する中国人のすべてを抹消でもしなければ
根源的な解決は不可能といえるでしょう。
え?
「宇宙的スケールで人類を考察している割には、
どっぷり日本民族イデオロギーに染まってるな」って…?
いえいえ、
私は、
自分が日本人だから中国の害悪性を指摘しているのではありません。
平和で穏やかな暮らしを送ろうと思っても、
奴らの暴挙は私という個的存在すらも脅かさざるをないほどに、
スケールの大きな害悪を世界中に振り撒いているのです。
私の考察は民族イデオロギーなのではありません。
中国の人民を相手に事を構えたいというわけでもありません。
最大多数の最大幸福を目指すために発する
一種の防衛行為なのです。
その証拠に、
中国問題が如何にタチが悪いかを
科学的データを基にしてご紹介することにしましょう。
まず、
中国国内の問題。
中国は、
1979年に一人っ子計画生育政策を国策として施行しました。
これは、
増えつづける人口を抑制するための産児制限策でなのですが、
一人しか子供を育てられないために
ほとんどの人が男児出産を希望しました。
そのため、
この政策が施行されて以来、
女児赤ちゃんの遺棄、売買、虐殺が多発することになったのです。
膨大な数の女児堕胎も行われました。
その結果男女比率のバランスが崩れ、
今でも女性の人身売買が横行しているほどです。
農村部に生まれた女性など酷いものです。
中国政府の公表した数字によれば、
毎年の自殺者は平均28万7000人を数えます。
そのうち15.7万人は女性の自殺者です。
国全体の年平均自殺率は10万人当たり23人で、
農村女性の年平均自殺率は10万人当たり30.5人
という計算になります。
農村女性の自殺率は、
農村男性の同23.67人、
都市男性の同6.45人、
都市女性の同7.03人に比べて明らかに高くなっています。
自殺する主な原因は家庭内暴力だと
中国新聞社が伝えていました。
ところで、
現在世界のエイズ感染者は4000万人に達しています。
中国の感染者の数は、
少なく見積もっても100万人を超えてしまいました。
毎年30%ずつ増え、
今後数年以内に1000万人を突破するとも予想されています。
こんな状態では、
世界から「エイズ工場」と呼ばれても仕方ありませんね。
罹患者の殆どが、
輸血によって感染させられた人々だといいますが、
実は先日、
病院で受けた輸血によりエイズウイルスに感染した中国人女性が、
中国衛生省に対し補償を要求したところ、
逆に重罪で逮捕されるという事件が起こりました。
政府を攻撃する集団を組織化した罪で、
懲役5年から10年の刑を科されるというのです。
なんたる残酷ぶりでしょうか…。
暗澹たる気分になります…。
さらに言うなら、
歴史上最も多くの中国人民を殺したのは、
日本でもアメリカでもありません。
歴史上最も多くの中国人民を殺したのは、
他でもない中国人自身なのです。
例えば、
1938年6月9日
日本軍の進軍を阻むために国民党リーダー蒋介石が、
河南省花園口の堤防を爆破した事件。
この暴挙によって、
付近に住む90万人の中国人民を溺死させました。
それだけではありません。
1958年に、
毛沢東によって始められた「大躍進運動」の際には、
党政府の幹部から知識人、一般庶民に至るまで
3000万人以上の人民を死なせる結果を招きました。
ものすごい数ですよね。
3000万人というと、
第二次世界大戦の犠牲になった
全世界における死者数の合計に匹敵する数です。
南京大虐殺…?
日本軍が30万人を殺した?
NON NON NON…。
中国人が最も憎むべき虐殺者は、
他でもない中国人の中にいるのです。
仮に南京で30万人もの虐殺があったとして、
18,000トンを超える膨大な量の遺体は
どうやって処理したというのでしょうか?
冗談は眼鏡だけにして下さいね、江沢民さん…。
まぁ…、
南京大虐殺問題の真偽はここでは置くとしましょう。
それが今回のテーマではないですからね。
それよりも我々にとってもっと深刻なのが、
中国による大気汚染の問題です。
今の中国は、世界第3位のエネルギー消費国です。
石炭を燃焼する際に放出される硫黄酸化物の排出量は、
年間2000万トンを優に超えています。
この量は、
日本の排出量の約20倍に相当し、
世界の総排出量の15%に達しています。
また、
今現在も止まることなく排出され続けている有害物質は、
日本やインドなどの周辺諸国だけでなく、
遠くニューイングランドの地においても
検出されているといいます。
闇社会では、
「蛇頭」などのチャイニーズ・マフィアの拡大も無視できません。
人口爆発に比例して、
加速度的に増加し続ける犯罪、虐殺、環境破壊の連鎖…。
一体何なのでしょうか、
あの国の人民は…!?
ああ…、
ヤハウェ様、イエス様、アラー様、ブッダ様、阿弥陀如来様、孔子様…。
誰でもいいから、
あの国の3B(膨張・謀略・暴挙)を止めてください!
このままでは、
誰よりも早く中国人が地球を壊してしまいます。
…それでも、
こんなちっぽけな惑星の表面で、
我々人類は生きていかねばならないのです。
他者を押しのける価値観は捨てて、
自分の利益だけを考える性向は見直して、
何とか平和的に共存できる方策を
一緒に考えたいとは思いませんか、中国の皆さん…。
「自分が、自分だけが…」という価値観だけでは、
結局は巡りめぐって自分の足元がすくわれる結果を招くだけですよ。
【付記事項】
最後に一言…。
客観的に見れば、日本にだっておかしなことはたくさんあります。
だからこそ私は、
このブログを立ち上げて日々声を発しているのです。
よそが間違っていて、
うちのものは全部正しいという発想から
今回の中国論を書いたわけではありません。
私が依って立っているのは、
如何に客観的な事実を
正しい言葉で記述することができるのかというその一点です。
私は宇宙的視野から世界を考察したいと考えているので、
右翼的発想にも、左翼的価値観にも、
そして、
中道路線の穏健思想にも興味ありません。
私は、
どのような観点もイデオロギーとして切り捨てています。
ただ、
他者を押しのけてでものし上がろうとする
人間の姿が醜いと思っているだけ…。
…それだけです…。
恐怖に怯えながら、真実を書き綴っています。
こんな私に勇気をお与え下さい!
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生きることに‘意味’などない。あるのはただ‘存在する’という事実だけだ!
「アムロ…、
地球上に残った人類などは、
地上のノミだということが
何で分からんのだ…!」
『劇場版 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の中で、
ネオ・ジオンの総帥であるシャア・アズナブルは
そう叫びました。
今、我々人類が生きている地球は、
約46億年前に宇宙に誕生し、
その地球を照らす太陽は
約50億年ほど前に輝き始めます。
その外側に無限に広がる宇宙は137億年前に誕生し、
以来、気が遠くなるような時間の中で
誕生と死の物語が延々と繰り返されてきました。
実は、
現在も膨張(インフレーション)を続けているとされる宇宙は、
誕生する前は物理的な大きさを持たない一点
に集まっていたといいます。
その一点が何らかの理由でビッグバンを起こし、
現在の宇宙を生成しました。
我々の太陽系がある銀河系の大きさは直径10万光年で、
その中に、
太陽と同じような恒星が1000億個以上存在しています。
確認されているだけでも、
宇宙にはこのような銀河が、
3000億個以上も存在しているといいます。
我々の生きる地球など、
宇宙のゴミのようなものです。
そのゴミにも等しい球体の表面にへばり付いて、
殺し、奪い、喚き、這い上がろうとする有機生命体…、
それが我々人類です。
宇宙的規模からすれば、
我々はほんの小さな粒で、
ほんの一瞬だけ生きることが許された存在に過ぎません。
人類も、ライオンも、路傍に生い茂る雑草も、皆同じ。
そんな存在に過ぎない者同士が差別し合い、
地球の大地に恣意的な国境線を引いて、
「認めぬ」といって互いに殺し合っている…。
有史以来、
人類の手によって殺された人類が
どれだけいたでしょうか?
なのに未だに
キリストの信じないからといって、
コーランを認めないからといって、
ブッダの教えを守らないからといって、
人類が人類を殺している。
宇宙には人の姿をした神など存在しません。
宇宙には民族などという概念は存在しません。
宇宙には金などという経済メカニズムは存在しません。
宇宙には仕事などという脅迫観念は存在しません。
それらはすべて、
地球の表面にへばり付いて生きている
我々人類が勝手に創り上げた恣意的な共同幻想…、
つまりフィクションなのです。
「一つの仕事を3年以上続けられないヤツはダメだ」
という叱責など無視してしまいしょう。
「上司とうまく付き合えないヤツは社会人として失格だ」
という決め付けなど無視してしまいましょう
「40歳を過ぎたら年収1000万円を超えないと一人前の男ではない」
という思い込みなど無視してしまいましょう。
「男の価値は仕事で決まる」
という価値観など無視してしまいましょう。
「女の価値は男で決まる」
という偏見など無視してしまいましょう。
それらすべては人類が空想した無意味なフィクション、
あるはずのない価値を付与しようとするから、
余計な意味を帯びてしまうのです。
宇宙の誕生に意味などないように、
我々人類にも意味などありません。
我々人類は、
「ある時代、ある地域、ある社会集団」に属し、
故意であるか無意識であるかを問わず、
そこで求められる条件に従って、
ものの見方や感じ方、考え方を
決定しているだけの存在に過ぎないのです。
私を資本主義の論理に押し込もうとする社会の重圧も、
金が集められないことで「価値のない人間」と判断される周囲の評価も、
コミュニケーションを強要する関係の束縛も、
私にとっては何の意味もありません。
137億年という無限にも近い時間の中で、
地球という宇宙のゴミの表面に
ほんの僅かな間だけ生きることが許され、
何の意味もなくただ消えゆくだけの存在…。
それが我々人類が負っている不変の宿命なのです。
どれだけ縛られずに開放されるか、
どれだけ捉われずに固有の価値を生み出すか…。
今ここに存在しているという素朴な事実に驚き、
そしてその事実を‘自分’という固有の単位で引き受ける…、
その一点に賭けて生きるときにこそ、
このちっぽけな世界に生きる唯一の意義が立ち上がってくるのです。
シャア・アズナブルよ…、
あなたは偉大な人でした。
そして今も、
あなたの叫びがこの胸にこみ上げてきます。
「アムロ(※)…、
地球上に残った人類などは、
地上のノミだということが
何で分からんのだ…!」
(※)ここでいう「アムロ」とは、
人類全般を指し示すメタファーです。
シャア・アズナブルよ…、
あなたは‘存在する’という素朴な事実に驚き、
‘自分’という固有の単位で人類の宿命を受け止めた人でした。
私の勇気の源です!
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日本崩壊の足音が聞こえる!
やはり不安でたまりません。
このまま突き進んでいざ破綻ということになれば、
最も悲惨な貧乏くじを引かされるのは、
我々のような、
か弱気一般市民であることは明白だからです。
もう一度冷静になって、
データを整理してみましょう。
国と地方を合わせた長期債務残高は、
2007年5月1日現在で約1127兆2400億円となっています。
(善良なる日本人たちよ…、この現実から逃れることはできない)
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
これは、
国内総生産(GDP)の
約2倍の額を軽く超える金額です。
一部専門家からは、
「債務発行残高600兆円というのが
日本経済破綻のボーダーラインだ」
という声が上がったこともあります。
ちなみに、
2年前の2005年度末時点の長期債務残高は774兆円で、
国内総生産(GDP)の1.5倍という規模でした。
1990年にバブル景気が崩壊して以来、
税収の不足分を補填するために巨額の国債を増発し続け、
ここまで債務が膨らんでしまったわけです。
今や、
主要国の債務残高を比較すると
先進国中最悪の状態となっています。
カナダは、
1995年にGDPと同額の額まで膨らんだことがありますし、
イタリアは1996年にGDPの1.35倍に、
「英国病」と揶揄された1970年代のイギリスでさえ、
長期債務はGDPとほぼ同額程度の額でしかありませんでした。
では、
実際に国家経済が破綻した場合、
我々国民の生活はどうなってしまうのでしょうか?
外国の例を見てみましょう。
まずロシア…。
ロシアの場合、
1998年8月17日に経済が破綻しました。
モスクワ中央銀行がルーブルの買い支え中止と
対米ドルの切り下げに踏み切り、
金融危機が突然勃発したのです。
この日、
国内大手銀行の営業停止による預金封鎖、
さらにハイパーインフレーション
という危機が一気にロシア国民を襲いました。
ロシア国内の大手銀行は、
顧客から預かった預金をほとんどを国債に回していたため、
そのほとんどが倒産に追い込まれ、
人々は預金を引き出すことができなくなったのです。
そして、
物価は約3倍にまで高騰…。
一夜にして、
ロシアは生き地獄と化してしまいました。
恐ろしいですね…。
アルゼンチンでも
2001年に預金封鎖が断行されたのです。
当時のアルゼンチンは、
失業率が20%に達し、
公務員の給与や年金が支払えなくなるまでに
税収が落ち込みました。
その結果、
全国民約4000万人の4割にあたる1400万人が貧困層となり、
明日の食べ物にも困る人々が巷に溢れかえる状態となったのです。
さて、
…今度は我らが日本です。
内閣府の試算によると、
財政の健全さを示す国・地方のプライマリーバランスは、
2005年度で約20.4兆円の赤字を計上しました。
2012年度には、
23.1兆円にまで膨らむ見通しとなっています。
歳出削減だけで赤字を解消するのは、
最早不可能な状態なのです。
2005年度の一般会計予算の内訳を見ても、
約82兆円の歳入のうち、
国債の元利払いに充てられる「国債費」は
約20%も占めています。
その歳入約82兆円にしても、
税収で賄われているのは僅か50%強に過ぎず、
残りの40%強は、
新規の国債を発行して不足分を補填しました。
ちなみに、
その日本国債を買い支えている最大の功労者は、
「日本郵政公社」です。
「日本郵政公社」は、
国民の資産を集めまくり、
発行残高の約23%を占める
126兆円分の国債に投資してきました。
「日本郵政公社」の分だけで、
我々国民は一人当たり約100万円分の借金を
背負わされている計算になりますね。
気が滅入ってしまいます…。
では、
これからの日本はどうなるのでしょうか?
本当にこの国の経済は破綻するのでしょうか?
テレビに出ている似非経済評論家が
ちゃんと説明してくれないので、
このアナベル・加藤が、
過去の事例を引用しながら、
これから起こると予測される崩壊のストーリーを
克明に描いてみたいと思います。
…どの国でも、
政府が借金の支払いや年金の支払いが不可能になったとき、
その解決策として採られる方法が
「増税」と「ハイパーインフレーション」です。
一説によれば、
今の日本の経済を立て直すためには、
「消費税率 90%」
という大増税が必要だとも言われています。
一方の「ハイパーインフレーション」は
お金の価値を急激に減らすことで、
実質的な国の借金返済額や年金負担額を
減少させることを目的に行われます。
ですが日本の場合、
国家破産時代の最初の予兆は
まず、
国債を扱う債券市場に現れます。
この債権市場の変化をキッカケに、
それまでの経済環境が激変します。
それまでは想像もつかなかったような現象が起こり、
あっという間に国民生活は生き地獄へと様変わりするでしょう。
例えば、
海外への送金制限や札束の持ち出し禁止令が出され、
金利が上昇し、
多くの中小企業が連鎖倒産へと追い込まれます。
円安が急激に加速し、輸入製品の価格は急騰…。
金融機関はもちろん、
中小企業の倒産もあいつぎ、
多くの個人向け住宅ローンは返済不能となります。
もちろん、
夜毎クラブに通い詰めてるフリーターのまさるくん…、
キミのバイト先も跡形もなく吹き飛んでしまいますよ。
それだけに止まりません。
日本の経済は図体がでかいので、
いざ崩れ始めると止め処なく崩壊し続けます。
国家破産に伴う大不況は、
やがて国民生活を直撃するハイパーインフレーション
となって襲い掛かってくるでしょう。
街は失業者とダンボーラーで溢れかえり、
治安も急速に悪化することになります。
…これが、
無責任な悪徳政治家を議会に送り続け、
政治的な問題に意識を向けることなく、
思考を停止させ続けてきた我々日本人
に襲いかかるカタストロフの全貌です。
私の言っていることが絵空事だと思いますか?
では最後にもう一つ、
恐ろしいデータをご紹介しておきましょう。
長期金利の利率が8%となったとき、
利息の支払いだけで年間90兆円超の現金が必要になります。
今日本の歳入はいくらだったでしょうか?
恐ろしい現実ですね…。
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恐怖ばかりを煽っているように見えますが、
それほどまでに今の日本は危機的な状況にあるのです。
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格差社会に巣食う病理とは何か…?
「構造主義を学んでいる」と口にすると、
すぐに、
「今のこの時代に、
そんな古い考え方を勉強して何になるんだ?」
という突っ込みを受けることが多々あります。
ところが、
「構造主義はもう古い」という決め込みは、
間違いも間違い大間違い、
出川哲郎の恋愛論のように、
恐ろしいまでに勘違いした
とんでもない事実誤認なのです。
それは
「構造主義」の意味を知らずに口にした単なるひがみ…。
無知を告白するのと同じ意味を持った
愚かしい吐露に過ぎません。
こう例示すれば分かって頂けるでしょうか?
今若い女性の間では、
‘えびちゃんヘア’が大ブームとなっています。
こんな趨勢の中で、
もし今‘聖子ちゃんヘア’を自慢する人がいたら、
「あんた古いよ」
と突っ込まれてしまいますよね。
でも、
その流行の‘えびちゃんヘア’を演出するのにも
時代遅れの‘聖子ちゃんヘア’を演出するのにも、
はさみやカーラーといった美容器具を使うという点では
一致していると思います。
「今頃、
はさみやカーラーを使うのは古い」
などと突っ込みますか?
へアスタイルを整えるときに、
はさみやカーラーを利用するのに、
古いも新しいも関係ありません。
「いや、
はさみは江戸時代から使っているから古いよ」
なんていう人はいますか?
基本的にはいませんよね。
いたら、
髪の毛をどうカットしているのかを
教えてもらいたいくらいです。
なぜなら、
ヘアスタイルというものは基本的に、
はさみやカーラーなどの美容器具を使って形作るものだからです。
でも、
‘聖子ちゃんヘア’という髪型は違いますね。
それは一過性の流行に過ぎません。
髪型は一過性の流行で、
はさみやカーラーを使うことは美容の基本的な構造です。
構造主義を知っているものからすれば、
「構造主義はもう古いよ」という発言は、
「髪の毛をカットするのに、はさみを使うのはもう古いよ」
と発言するのと同じように聞こえてしまうのです。
構造主義は一過性の流行なのではなく、
どのような時代であっても動かしがたい
根源的な仕組みを考える方法のことをいうのです。
そのような方法に、
古いも新しいもありません。
分かりましたか、
グラフィックデザイナーのちばくん…。
え?
まだ何を言っているのか分からないって…?
では、
「まず構造主義とは一体
どういう考え方のことをいうのか」
から順にご説明することにしましょう。
私たちは常に、
「ある時代、ある地域、ある社会集団」に属しており、
故意であろうと無意識であろうと
そこで求められる条件に従って、
私たちのものの見方、感じ方、考え方を決定しています。
小学生なら小学生としての条件。
主婦なら主婦としての条件。
三井物産株式会社の社員なら三井物産株式会社の社員としての条件。
銀行マンが
闇金の萬田銀次郎のような服装で出社したら、
間違いなく次の日には
ハローワークのお世話になることになりますね。
このように、
私たちが生きているこの人間世界は、
実は自分が思っているほど、
自由に、或いは、主体的に
生きられる構造にはなっていないのです。
むしろ、
私たちはほとんどの場合、
自分の属する社会集団に受け入れてもらえるものだけを
選択的にチョイスして
見たり、感じたり、考えたりしています。
そして、
自分の属する集団が排除してしまったものは、
そもそも視界に入ることすらなく、
そのうえ私たちの感受性に触れることも、
思索の対象となることもありません。
私たちは自分では
「判断や行動を自律的且つ主体的に行っている」
と信じているけれども、
実はその自由や自律性は、
かなり限定的なものに過ぎないのです。
こういう動かしがたい根源的な仕組みを
徹底的に掘り下げるのが
「構造主義」という方法の役目なのです。
分かっていただけたでしょうか。
…さて、
ではこの構造主義の方法を用いて、
竹中平蔵や財務省の役人が憧れて止まない
自由経済資本主義の象徴国家ともいえるアメリカ合衆国が
本当に幸せの国かどうかを検証してみたいと思います。
ところで、
現在世界の人口はものすごい勢いで増加していますね。
国連の予測では,
2000年に60億5500万人、
2050年には89億に達するとされています。
人口増加は発展途上国で著しく、
そのため貧困人口は確実に増えています。
87年に11億9600万人であった貧困層は、
98年には12億1418万人へと増加しました。
また、
世界銀行の統計によると、
一日1.08ドル以下で暮らしている貧困人口は、
1998年に世界全体で12億1418万人。
それは98年における世界人口の24.27%に当たり、
実に4人に一人がぎりぎりの生活をしているという計算になります。
これを地域別にみますと、
アフリカが46.30%と一番貧困層が多く、
2人弱に一人が貧困にあえいでいることになります。
次いで南アジアで39.99%。
こういう視点からみると、
疑いなくアメリカは豊かな国だといえるでしょう。
しかし同時に、
アメリカにも決して無視できない闇の部分が
存在するのもまた事実です。
たとえば、
ニューヨーク市民の内15.4%は
食費にも困る貧困層で、
2006年にその数はさらに11%増加しました。
ニューヨーク市住民810万人のうち、
フードスタンプ(※)受給者は110万人にのぼるといいます。
(※)低所得者向け食糧供給制度
その大半は、
怠け者というよりむしろ、
必死に働いて家族を養っているワーキング・プアの人たちです。
市の公共業務に就いている
約8,000人(市職員の3%)の労働者ですら、
あまりにも低賃金のためにフードスタンプに依存している
とも報じられています。
さらに、
このような貧困増加は、
ニューヨークだけに限った現象ではありません。
アメリカ国民の約6,000万人のアメリカ国民が
1日7ドル(約827円)以下の収入で暮らしているといいます。
これは過去に当ブログでも触れたことですが、
2000年から2005年の間に、
医療保険無保険者が680万人、
政府の規定する「深刻な貧困層」は26%も増加しました。
そんな状況にある一方で、
ウォールストリートのCEO連中は、
50億円のボーナスを受け取り、
石油メジャーCEO連中は400億円を超える退職金を手にしているのです。
さらにこんなデータもあります。
資産ベースでみると、
アメリカでは
上位10%の富裕層が国内資産の70%を保有しています。
日本では、
上位10%が39%を独占しているといいますから、
アメリカの富の集中度がいかに凄まじいかがわかりますね。
格差も日本など比較にならないほどひどく、
また固定化されていて、
先進諸国でアメリカよりもチャンスの少ない国は
イギリスだけだといっている人もいるくらいです。
そんな中アメリカでは、
どういうわけか富裕層向けの減税政策が採られ、
その財源確保のために、
福祉予算の削減を断行しようとしています。
貧困を取り巻く構造は、
実は途上国も先進国も同じくらい深刻であることが
お分かり頂けるでしょう。
実は以前、
私のブログに対し、
「愚痴ばかり言ってないで、
自分もあちら側に行けるように努力すればいいだろう」
というコメントを書き込んでいたバカがいましたが、
私がこのブログで書いていることは「愚痴」などではありません。
社会の構造を分析して、
事実を書き綴ることが「愚痴」だというのですか?
となると、
今書店に並んでいる社会評論系の書籍は、
全部「愚痴」の類ということになりますね?
専門家による経済分析も、
全部「愚痴」になるというのですか?
バカ言ってはいけません。
今の日本政府は、
上で紹介したアメリカ型の社会を目指して
さまざまな不公平政策を実現させようとしています。
そのような権力による一方的な暴挙を前にして、
一切を黙したまま、
ひたすら物欲拝金主義に走ればいい
などといいたいわけですか?
バカは休み休み言ってもらいたいものです。
日本政府が理想としているアメリカ合衆国は、
実は格差社会などという生易しいものではなく、
経済隔離社会と呼ぶにふさわしい歪な構造となってしまいました。
そのような現実を前にして、
一切を黙したままに勝ち逃げようと目論んでいるような下賎に、
他者の発言の如何を問う資格などはありません。
そもそも、
「あちら側」とはどのような側なのですか?
搾取する側の階級のことですか?
弱者から搾り取ろうとする権力者の立場ですか?
そんな「側」…、目指したいとも思いません。
上記でご紹介したような無神経極まりないコメントを読んだとき、
元来「私」という自我に巣食っていた人間嫌いという性分に
ますますターボ・チャージがかかってしまいました。
しかし私はこれからも、
真実を明らかにするために、
どこまでも果てしなく発言し続けていきたいと思っています。
こんな愚かな私に、あなたの清きワンクリックを…!
「バカのエクリチュール」は無視してしまいましょう。
私は常に、知の先端を走る賢人のエクリチュールを欲望しています。
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社民党の政治家は何故頭が悪いのか…?
今日もまた、
エクリチュールという観点から
バカを炙り出したいと思います。
そこで前回の復習です。
フランスの記号学者であるロラン・バルトが語った
「エクリチュール」(ecriture)
という概念は、
「ある社会集団の固有の語法、
或いは、
ある時代、ある集団のメンバーが
言語を用いるときに起こる固有の仕方」
という意味で、
人間の行動様式をその根底から支配するという原理を
述語化したものでした。
そして、
ある特定のエクリチュールのうちで思考し、
表現しているかぎりは、
自分が体現しているエクリチュール以外の世界は
組織的に見落とされ、
自分が選択しているエクリチュール以外の意識は
決して意識化されなくなってしまう
ということも申し述べていたと思います。
さて、
では今回このブログにて告発したいと考えている
「バカのエクリチュール」
について述べていくことにいたしましょう。
「そんなヤツ、どうでもいいよ」
と投げ出す方もいらっしゃるかも知れませんが、
私はどうしても無視することができません。
それがこの人、
「福島みずほ」という社民党の現党首です。
彼女は、
あるテレビ番組に出演してこう発言しました。
福島みずほ
「原発の廃棄物を
地方に押し付けるというのは反対です」
みのもんた
「では、廃棄物はどうするのですか?」
福島みずほ
「だから社民党は、
以前からずっと原発に反対しています」
みのもんた
「あぁ…、そうですか…。
では次の方、発言どうぞ…」
…って、オイ!
みのよ、それで終わりかぃ…!
経済産業省の「エネルギー白書」によると、
日本のエネルギー供給の5%は石油が占めています。
総輸入額に占める石油の比率は16%で、
その90%近くは中東からの輸入で賄っています。
日数でみたときの石油備蓄量は171日分。
また、
日本のエネルギー自給率は20%で、
もし
原子力を自給エネルギーに入れない計算をすると
自給率は5%に低下してしまうというデータもあります。
なんとも、苦しいエネルギー事情ですね…。
こんな厳しい状況下で、
「原発を全廃」したときに、
どういう代替物でもって
日本のエネルギー需要を満たせばいいのかについて
社民党は具体案を持ったうえで
原発反対の声を上げているのでしょうか…!
代替となる具体案を示さないままに、
ただ外野から‘反対’と叫ぶだけでは単なる野次馬に過ぎません。
「廃棄物が出る」
↓
「それを地方に押し付けるのは可哀想」
↓
「だから原発反対」
…という政策プロットは、
いくら弱小政党の議員とはいえ、
有権者によって国会に送り込まれた政治家の発想としては
あまりに無責任に過ぎます。
にもかかわらず、
「あぁ…、そうですか…」って、オイ!
みのよ、それで終わってしまうんかぃ…!
しかも社民党は、
自身のホームページにおいて、
日本の自衛権についてこう宣言しています。
『戦争を否定する9条があったからこそ、
戦後の国際紛争で日本が武力を行使して
人々を犠牲にしたり、
また犠牲になることもなかった。
…(略)…
とりわけ、前文と9条を変えて、
戦争を否定した国から「戦争を肯定する国」へと
変質させていくことに対し、
党の総力を挙げて反対する。
…(略)…
「平和基本法」を定め
自衛隊を災害救援のための非武装の国際協力隊等に
縮小・再編することや、
「人間の安全保障」の理念の徹底、
日米安保を平和友好条約に転換すること、
平和主義・第9条を世界に拡げるため「非核不戦国家宣言」を
国会で決議し国連総会で承認してもらう』
つまり社民党はこういっているわけです。
「憲法9条が、
日本の平和を守っている。
その憲法は一切の戦力を否定しているのだから、
日本に武装した自衛隊は必要ない。
核を保有しない不戦の国となって、
軍事同盟である日米安保すらも破棄する」
…なるほど。
社民党は、
自衛戦争も含めて、
徹底的に戦争というものを憎んでいるわけですね。
それは結構。
私も戦争は大嫌いです。
…ですが、
一切の防衛能力を放棄した無力な国に、
納税義務を負って在住したいと望むほど
私はお気楽な人間ではありません。
有史以来この地球上に、
自衛能力すらも放棄した国家が
生き永らえたという歴史が存在しますか?
かの将軍様の御国が核配備し、
大陸の共産支那国はいまや
ロシアに次いで世界第3位の軍事大国となっています。
別に私は、
悪戯に危機を煽ったり、
今すぐにでも将軍様や大陸の人民解放軍が攻めてくる
といった脅威論を説きたいわけではありません。
国家には、
国民の生命と財産を守る義務があります。
その義務を遂行するのに、
一切の自衛手段を放棄してしまっては果たせなくなるでしょう…?
要は、
社民党はこういっているわけです。
「もし外国が攻めてきても、
国はあなたを守りませんよ。
だって、
平和憲法を掲げた国なんだもん。
でも福祉は充実させたいから、
ちゃんと税金は納めてね」
生命は守らないが金は払え…。
…バカにしています。
これほどまでに
納税者たる日本国民をバカにした発想があっていいのでしょうか。
もう一度いいます。
私は戦争を煽っているわけではありません。
そうではなくて、
複雑な周辺国事情に囲まれながらも
一主権国家として存続していくために、
国民の生命と財産を守るのに必要な防衛力を
国家の義務として保持するように求めるのは
国民として当然の権利だ
といっているのです。
一切の自衛能力と日米安保を破棄して、
どうやって国民の生命を守るのですか?
また、
一部の護憲派からは
「憲法9条を改定すれば、
日本はすぐに戦争を起こす」
と短絡的に決めつめる発言が飛び出していますが、
私はこの意見にも与することはできません。
「日本はアメリカの要求に応えるために
集団的自衛権を合憲化しようとしている」
というプロットなら理解はできますが…。
日本国の法体系における自衛隊の位置を確定させ、
安易な動機で武力の行使が行われないように
憲法できっちり縛っておこうとする改定から、
何故「すぐに戦争を起こす」
という発想に飛躍できるのですか?
私に言わせれば、
平安時代の頃の令外の官である「検非違使」のように、
憲法(平安時代は律令制度)のコントロールが効かない埒外で
不透明な活動を続けている現在のあり方の方が
余程危険な状態にあるといえます。
尚、
「9条改定問題(※)」の如何については、
これから展開するブログの中で、
とことん追求していきたいと考えていきます。
(※)私は「改正」ではなく「改定」という言葉を意識的に使っています。
ではこの辺で、
社民党の「バカのエクリチュール」に話題を戻すことにしましょう。
社民党の福島みずほ党首よ…、
自衛隊の一切の武装を解除し、
そのうえ、
日米安保すらも破棄した日本国が、
どうやって国民の生命と財産を守ろうというのか
を教えてもらえないか…?
少なくとも私の目には、
社民党のホームページに長々と書き綴られているマニフェストは、
「バカのエクリチュール」にしか見えません。
「いや違う!
私たちのエクリチュールは賢いのだ」
と反論するなら是非教えてください。
「一切の軍事同盟を排した完全なる非武装中立国」というのは、
どういう条件が整えば実現できるのかについて…。
そして、
警察官が武装することについては
どう思っているのかについて…。
恐怖に慄きながら、日々真実を求めて闘っています。
こんな軟弱な私ですが、是非みなさんの勇気をお分け下さい!
↓
バカのエクリチュールに染まることだけは、
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土井たか子は何故「差別発言」に無関心なのか…?
哲学用語の中に、
「エクリチュール」(ecriture)
というフランス語の概念があります。
これをそのまま訳せば、
「文字・書かれたもの、書法、書く行為」
となるのですが、
フランスの記号学者であるロラン・バルトは
これ以外に、
次のような意味概念を現代思想に持ち込みました。
つまり、
「ある社会集団の固有の語法、
或いは、
ある時代、ある集団のメンバーが
言語を用いるときに起こる固有の仕方」…。
それをバルトは、
「エクリチュール」(ecriture)だと述語化したのです。
なんかややこしいですね…。
ですがこの概念、
現代思想の世界だけでなく、
我々が生きている生活世界の問題を考える上でも
とても重要な考え方なのです。
なので、
この「エクリチュール」(ecriture)の意味を
もっと簡単に言い換えておきましょう。
我々が言葉を表現するときには、
必ず‘ある固有の束縛’を受けることになります。
え?
「オレは何にも縛られずに
自由に発言している」
って…?
いえいえ、
私がいっているのは、
そういう精神性の話ではなく、
例えば、
日本人なら日本語を、
男性なら男らしい言語を、
やくざならやくざらしい言語を、
坊主なら坊主ならではの言語を、
アナウンサーならアナウンサーとしての言語を使用します。
そのそれぞれの例示における前の部分、
「~なら」という社会的立場を示す部分が、
人間の言語運用というものを左右するという原理のことを
「エクリチュール」(ecriture)
という言葉に言い換えているわけです。
「エクリチュール」(ecriture)というのは、
本質的に排他的でローカルな語法です。
だから、
ある特定のエクリチュールのうちで思考し、
表現しているかぎりは、
自分が体現しているエクリチュール以外の世界は
組織的に見落とされ、
自分が選択しているエクリチュール以外の意識は
決して意識化されることはないのです。
ロラン・バルトの言葉に耳を傾けてみましょう。
『言語体[langue]と文体[style]との間には、
今ひとつ、形式上の現実、
すなわちエクリチュールのための席がある。
言語体と文体は盲目的な力だが、
エクリチュールは歴史的な連帯行為である。
言語体と文体はオブジェだが、
エクリチュールは機能である。
すなわち、
エクリチュールは創造と社会との間の関係であり、
社会的用途によって変形された文語であって、
人間的意図においてとらえられ、
こうして歴史の大きな危機に結ばれる形式なのだ』
(『零度のエクリチュール』)
エクリチュールというのは何も
言葉使いだけに当てはまる概念ではありません。
身体の運用、
つまり、
人間の立ち振る舞いのすべてを拘束するものでもあるのです。
ジャッキー・チェンの映画を見終わった後に、
自分がクンフーの使い手であるかのような気分になって、
肩で風を切りながら闊歩したことはありませんか?
それは、
ジャッキー・チェンのエクリチュールに
感化されてしまった顕れです。
おかまのリリアンは言葉だけでなく、
体を女性のようにクネクネさせていますね?
あれは、
おかまのエクリチュールに
感化されている顕れです。
これほどまでに、
エクリチュールというのは
人間の行動様式をその根底から支配するものなのです。
さて、
ではここまで布石を打っておいたうえで、
昨日のブログで皆さんにご紹介した、
『社会党元党首だった土井たか子氏が、
「実は本名『李高順』という名の(朝鮮)半島出身者である」
というスクープを暴露した雑誌「WiLL」を相手取り、
全国紙への謝罪広告の掲載と損害金1万円を求める
訴えを神戸地裁に起こした』
という事実を考察してみましょう。
社会党元党首だった土井たか子氏は、
告訴に踏み切った動機について、
『自身の「信用や名誉などが毀損」されたことにある』
と発表しました。
つまり、
自分が(朝鮮)半島出身者であると雑誌に掲載されることが、
信用や名誉の毀損に当たる
といっているわけです。
…なるほど。
ではお聞きします。
もし仮に雑誌「WiLL」が、
「社会党元党首だった土井たか子氏は、
実は本名『マリリン・ヘップバーン』という名の
カリフォルニア州出身のアメリカ人である」
と書いていたら、
土井たか子氏は訴訟を起こしたでしょうか?
恐らく、
「私はそんな大それた者じゃありませんよ」
と軽く笑い飛ばしていたのではないでしょうか?
私が言いたいことはこうです。
確かに、
「社会党元党首だった土井たか子氏は、
実は、本名『李高順』という名の半島出身者である」
というスクープを暴露した雑誌「WiLL」には、
半島に対する偏見を感じさせるエクリチュールが漲っていました。
ですが、
半島出身者への偏見を感じさせるエクリチュールの内にあるのは、
土井たか子とて同じではありませんか?
極論をすれば、
気に入らないなら
雑誌「WiLL」など無視すればいいだけの話です。
曲がりなりにも「表現の自由」が担保されている
マスコミという無責任なカテゴリーに軸足を置いているのですから…。
しかし、
土井たか子氏を
それと同じ理由で見過ごすわけにはいきません。
何故なら彼女は、
「ソ連・中国や東欧諸国などの
東側陣営に親近感を示す特異な綱領をもつ政党」
の党首を務めた政治家だったからです。
事実であろうと捏造であろうと、
そんな立場にあった人間が、
自身が「朝鮮半島出身である」と疑われることに
怒りの感情を顕わにするというのは、
左派系政党の政治家だったにもかかわらず、
「差別のエクリチュール」を選択していることの
証左ではないのですか?
「自分が朝鮮半島出身であるかのような
記事を掲載されたことに腹を立て、
自身の信用と名誉を回復するために訴えを起こす」
というのは、これはどう解読しても
「差別のエクリチュール」のプロットの内にあるとしか思えません。
違うと否定されるなら土井たか子さん…、
あなたはどういうエクリチュールで
「朝鮮半島出身である」と暴露されることに
怒りを感じたのかを説明してみてください。
…事ほど左様にエクリチュールというのは
人のエートスを無意識に縛り付けます。
バカは
バカとしてのエクリチュールを生きざるを得ないわけです。
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「エクリチュール」という概念は、あらゆる社会問題を考える上で
重要な示唆を我々に与えてくれます。
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ちょっと難解だけど…。
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日本には、中国の工作員が多数潜入している…?
今日は、
皆さんにお尋ねしたいことがあります。
「週刊文春」時代に、
かの勝谷雅彦氏の上司でもあった
花田紀凱氏が編集長を務める
「WiLL」という月刊誌があります。
この「WiLL」という雑誌は、
06年5月号で
「拉致実行犯辛光洙(シン・グァンス)釈放
を嘆願した“社民党名誉党首”」という記事の中で、
「社会党元党首だった土井たか子氏は、
実は、本名『李高順』という名の(朝鮮)半島出身者である」
というスクープを暴露しました。
これを受けて、
土井たか子氏は今月の18日、
雑誌「WiLL」が、
自分が朝鮮半島出身であるかのような記事を掲載したことに対して、
発行元のワック・マガジンズ(東京)と代表者らを相手取り、
全国紙への謝罪広告の掲載と損害金1万円を求める
訴えを神戸地裁に起こしたのです。
なんでも土井氏によれば、
この記事は、
「事実無根の捏造(ねつぞう)記事で、
土井氏に対する取材に基づかない
一方的な推測で作成したもの」
なんだそうな…。
へ~、そうですか…。
でも、
事実かどうかは知りませんが、
自分が朝鮮半島出身者であると
マスコミに書かれることが、
何故、自身の「信用や名誉などを毀損することになる」のか…、
私にはそこがイマイチ理解できません。
何故、
土井氏がこんなにも腹を立てる必要があるのか…?
どなたかご存知ありませんか?
ところで、
先日の日曜日に放送された
「たかじんのそこまで言って委員会」で、
「今テレビなどで活躍している中国人評論家のほとんどは、
中国当局の工作員と考えていい」
と暴露されました。
特に、
番組内では「Y氏」という名前が
イニシャルで挙げられていましたが、
それってつまり、
「朝まで生テレビ」や「たけしのTVタックル」
などのTV番組にゲスト出演し、
自分自身も、とある番組にてキャスターを務めている
「葉千栄」氏のことでしょ?
http://www.kouenirai.com/profile/341.htm
彼は現在、
東海大学の教授として
中国現代社会・文化の教鞭をとるかたわら、
日中関係を鋭く分析するジャーナリストとして、
数多くの執筆・講演にも携わっています。
「朝日ニュースター」なんて、
こぞって彼を起用しているほどです。
これほどまでに日本社会に深くコミットした
外国籍文化人が、
実は中国の工作員だということになると
大変な話ですよ…これは!
本当ですかね、これ…。
どなたか真相をご存知の方、
いらっしゃいませんか…?
…本当にこの国には、
不可解なことが多々ありますね…。
今、そこにある危機…。それは、危険な隣国の存在です。
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アメリカは間違いなく人権抑圧国家である!
イエスは言われた。
「行って全世界の人に福音を伝えよ。
信じて洗礼されるものは救われ、
信ぜぬ者は裁かれよう」
(マルコ福音書 16.15)
これは、
キリスト教による
異なった価値観をもつものへの断罪の宣言であり、
現在のアメリカ合衆国の不寛容を下支えする精神原理となっています。
さて、
一年前に拉致被害者家族の横田夫妻が
ブッシュ大統領と面会したときと今とでは
日本人拉致被害者に対する意識に
ブッシュ政権内部で明らかな温度差が生じています。
日本の報道では、
「北朝鮮がミサイル実験を行ったことで核の脅威が高まったこと」や、
「先の中間選挙で民主党が勝利したことで、
これまでの強行路線から対話路線への変更を余儀なくされたこと」
などがその主な要因として挙げられていますが、
本当は他国の人権抑圧問題に深く切り込めない事情が
アメリカ国内にも存在するから、
その対応の仕方にどうしてもブレが生じてしまうのです。
いまさら口にするのも気が滅入ってしまいますが、
アメリカは間違いなく世界有数の人権抑圧国家です。
他国の人民を不当な理由で拉致・監禁しているのは、
かの将軍様の御国だけではありません。
その象徴的存在といえるのが、
キューバ南東部にあるグアンタナモ空軍基地や、
イラク国内にあるアブグレイブ収容所といった
監禁施設なのです。
キューバ南東部に位置するグアンタナモ空軍基地は、
アメリカ側はキューバ政府から借用していると主張しています。
しかし、
一方のキューバ政府は不法占拠だといっています。
おかしな話ですよね。
このグアンタナモ基地には、
2002年のアフガニスタン戦争後に700人以上が連行されました。
その後何人かは釈放されたといいますが、
現在でも500人弱の人々が収監されています。
そのうちテロ活動で法的訴追を受けているのは
わずか10名にすぎません。
他の人々は、
一体何の容疑で拘束されているのでしょうか…。
グアンタナモ基地は
「自由を守る」というスローガンのもとに設立されましたが、
もちろん、
そこに収容された者には自由など全く保障されていません。
また、
この施設に拘束されたものは受刑者ではないので、
刑務所の扱いとは全く違う扱いを受けることになります。
つまり、
アメリカ国内の法律に拘束されず、
本当は容疑があるのかも定かではないテロの容疑者
を無期限で拘束し、
拷問、尋問を行っているのです。
もちろん、
日々繰り返されている囚人への虐待や拷問は、
国際社会からの激しい批判を浴びています。
国連の拷問禁止委員会も、
ブッシュ政権に対して施設の閉鎖を勧告し、
EU議会も今年に入って、
拘禁施設の閉鎖と囚人に
すみやかに適法な裁判を受けさせることを要求しています。
しかし、
ホワイトハウスのマクレラン報道官は、
グアンタナモ基地での収容者は
「人間的に扱われている」と
拷問・虐待についての事実を真っ向から否定しました。
なんという欺瞞でしょう。
グアンタナモだけではありません。
イラク国内にあるアブグレイブ収容所においても、
目に余るような拷問が常時行われていました。
ここの若い女性看守がタバコをくわえながら、
イラク人男性の屈辱的な姿をあざ笑っている映像は、
多くの人が目にしたことでしょう。
この施設の存在は、
アメリカの世論を大きく反戦に傾けました。
こんな国の政治家に、
「人権」について語れる資格があるでしょうか。
安倍総理は、
「国際理解がなかったら
拉致事件はなかなか解決できない」とし、
日米首脳会談に臨みました。
しかしブッシュ政権が、
日本人の拉致被害者を同情しなければならない謂れはありません。
あのような悪魔どもに、
一体何を求めようというのでしょうか。
というより何より、
初めから拉致被害者のことなど、
アメリカにとっては「どうでもいい問題」なのです。
嘆かわしい現実です!
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テレビ局こそ日本の不幸の元凶である!
現在、
地方含む日本全体の長期債務残高総額は
1127兆円にまで膨れ上がっています。
こんな膨大な借金を抱える政府を
実際にはだれが支えているかといえば、
源泉徴収で所得税をかすめとられている
全国2000万人の納税者たちです。
1127兆円の借金を
実質的な納税者数2000万人で割ると、
1人当たり約5500万円という金額になります。
恐るべきデータですね。
実際に納税をしていない
未成年や年金暮らしの老人を含めた
1億3000万人という人数で
1127兆円を割っても仕方ありません。
実際には誰が尻拭いさせられるのかを考えねば、
実質的な議論を進行させることはできません。
さて、
では国家が破産したら
どのようなことが起きるのでしょうか。
有史以来、
破産した国家では
次の3つの運命を辿ることになります。
1.大増税
2.ハイパーインフレ
3.徳政令(預金封鎖やデノミネーション)
歴史は繰り返すといいます。
20世紀にも、
ロシアやアルゼンチンをはじめ、
いくつかの国が国家破産を経験し、
多くの国民が地獄の目に遭ってきました。
ほんの60年前の日本でも、
突然の預金封鎖によって
多くの人が一瞬にして貴重な財産を失ったのです。
いずれにせよ、
もし日本が破産すれば、
私たち一般市民の生活に
大きな影響を与えることは間違いないでしょう。
そんな危機的な状況を避けるために、
ヒルズ族をはじめ多くの金持ちたちは、
すでに持てる資産のほとんどを海外へ移転させたといいます。
…そんな中、
フラッシュの4/17号に、
驚くべき内容の記事が掲載されていました。
題して
「テレビ局の闇」という記事なのですが、
そこには、
「各テレビ局の平均年収」なるものが載っていたのです。
ご紹介しましょう。
NHK 1163万円
日本テレビ 1432万円
TBS 1560万円
フジテレビ 1575万円
テレビ朝日 1365万円
テレビ東京 1219万円
これは
局長・役職者クラスといった上部社員の平均給与ではなく、
一般職員の平均給与です。
前回ご紹介したアメリカのCEOほどではありませんが、
一般的な日本人の所得水準からすると、
なんちゅー高額な所得でしょうか…。
ちなみに、
夕方の報道番組でキャスターを務めている
女性アナウンサーにいたっては、
平均年収1800~2000万円というデータもあります。
なんということでしょう。
今日本がこれほどまでに危機的な状況に見舞われているにも関らず、
くり~む・しちゅ~がバカ面を晒す
バラエティー番組ばかりを日々垂れ流し続ける要因は、
この高額所得者故の無関心さにあったのです。
要は、
彼らテレビ局員にしてみれば、
「地方含む日本全体の長期債務残高総額 1127兆円」
という現実など対岸の火事に過ぎないというわけです。
皆さん…、
小泉劇場の片棒を担ぐことで
視聴率を稼ぐようなテレビ局が垂れ流す情報など
信じてはなりません。
テレビ局はマスコミなのではなく、
単なる広告会社に過ぎないのです。
そのことをどうかお忘れなきように…。
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新自由主義の美辞麗句にだまされてはならない!
金の論理で動いている今の世界は、
とんでもない格差を生んでいます。
ある試算によれば、
世界人口の上位10%を占める富裕層が、
世界全体の所得の49.6%を独占しています。
一方、
世界人口の60%を占める下位階級は、
世界全体の所得の13.9%を占めるに止まっています。
また、
世界最上位の金持ちとされている3人の合計資産額は、
開発途上国を下から数えて48カ国のGDP(国内総生産)の
合計額を超えています。
さらに、
世界人口60億人中、
半数は1日2ドル以下の収入で、
その内13億人は1日1ドル以下の収入で暮らしている
というデータもあります。
さて、
その格差社会の元凶であるアメリカ合衆国ですが、
投資銀行大手のゴールドマン・サックスが
2006年度にあげた売上総額は
370億6,700万ドル(約4兆3,802億円)、
純利益は93億4,000万ドル(約1兆1,037億780万円)でした。
CEOを務める
ロイド・C・ブランクファインのボーナス額は
5,000万ドル(約59億850万円)を超えるといわれています。
まだまだ気が滅入るデータがあります。
モーガン・スタンレー社のCEO、
ジョン・J・マックや、
ベア・スターンズ証券のCEO、
ジェームズ・ケイン、
メリル・リンチ証券のCEO、
E・スタンレー・オニールも
4,000万ドルから5,000万ドル超のボーナスを
受け取っているそうです。
なんちゅー高収入でしょうか…。
アメリカの民間調査団体における調査によれば、
2004年度のCEOの平均年収は1,180万ドル(約13億677万円)、
一般労働者は2万7,460ドル(約304万1,934円)となっています。
1982年当時は42倍だったのに、
この年の収入格差は431倍に拡大しました。
2004年度に企業CEO報酬がアップした主な要因は、
もちろんイラク戦争による経済効果です。
2001年から2004年の間に、
ユナイテッド・テクノロジー、
テクストロン、
ゼネラル・ダイナミクス社などの
国防関連企業の経営者の収入は、
平均で200%上昇しました。
ちなみに、
軍人の所得格差をみると、
将軍クラスの年収は平均16万8,509ドル(約1,867万9,352円)で、
一般兵士は平均2万4,278ドル(約269万1,119円)となっています。
さて、
ディック・チェイニー副大統領がCEOを勤めていた
ハリバートン社(※)ですが、
彼は、ハリバートン社から、
毎年20万ドル近くの退職者報酬を受け取り続けてきました。
(※)ペンタゴンと定常的に仕事をしている石油サービス・建築企業
イラク侵攻時から米軍の兵站業務を担当している
CEOのデビッド・レサー氏は、
2003年から2004年の間に報酬を171%増額させ、
1,140万ドル(約12億6,354万円)を受け取りました。
イラク駐留米軍の各基地で臨時雇用している
トルコ人やフィリピン人出稼ぎ労働者には、
米軍の残飯を食事として提供しているというのに、
この時期に、
この社が国防総省に不正請求していた金額は
14億ドル(約1,551億8,300万円)に及んだといいます。
成功者には多大な報酬が転がり込む
資本主義超大国アメリカ…。
くだらない…、
実に薄汚れた国です。
「Dreams come true」、
ドリカムの音楽は好きですが、
アメリカ人がこの言葉を口にするのには虫唾が走ります。
小泉内閣で構造改革の一翼を担った竹中平蔵も、
フランス大統領選で立候補している
右派の民衆運動連合のサルコジ候補も、
みんなアメリカ型の競争型自由主義経済社会を理想としています。
アメリカは‘自由の国’なのではありません。
強者が自由に弱者を食い物にしているだけです。
富めるものはますます富み、
富まないものはますます社会の下層へと追い込まれる…。
それが、
「新自由主義」というスローガンが目指す社会の姿です。
国民の皆さん…、
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