年が明けて1月中旬となり、315系は3000番台4両編成2本が静岡へ新規投入された。速報時点で写真は確認できなかったものの、ひとまずこれにて静岡投入分および2024年度分は完了らしい。
そんな315系ではクロスシート車両の投入等について言及などあったそうだが、少なくとも2025年度の4両編成14本には含まれないことと思われる。
合わせて211系について、2月11日に引退セレモニーを兼ねたツアー列車が設定された。浜松発と三島発が設定されており、それぞれ2両編成という。このため少なくとも2両編成2本は当日まで残ることとなる。
1月29日に2本が運用を離脱したと思われた後、最終的に4本とも定期運用を終えたのは2月8日らしい。
JR東日本では延命工事を受けるなど現役(JR東海乗り入れを含む)な211系だが、JR東海では当初から予定された2月11日に引退セレモニーを兼ねたツアー列車が設定。浜松と三島から、それぞれ静岡へ向けて2両単独で運行した。
そんな211系6000番台。2月28日に残っていた2両編成4本全てを連ねて西浜松へ回送され、真の"ラスト・ラン"を飾った。その後も何か怪しい動きは見せているというが、JR東海としてはこれで役目を終えたとしていいだろう。これにてJR東海の211系は全て退役した。
2025年2月末現在、JR東海在来線一般車両の関係本数はこうなった。
315系:3000番台名古屋地区4両編成×14本
315系:3000番台静岡地区4両編成×14本(3029以降投入完了)
211系:6000番台2両編成×0本(全編成退役)
311系:4両編成×5本
213系:2両編成×14本(全編成健在)
313系:300番台大垣区2両編成×5本
313系:300番台静岡区2両編成×11本
315系の車両番号が不自然な飛び方をしており、総合計本数と番号を見るに静岡へは4両編成14本で終了のようだ。3月改正以降は名古屋地区へ14本が投入され、引き続き動向に注目していこうか。
(おわり)