2024年11月9日(土)午後10時53分 札幌市北区/札幌駅
5日目はなんとか目的となる"大周回"を終えて、札幌まで戻ってきた。ところがその途中で大荷物を預け入れたロッカーのカギがないことに気づき、最終的には道中で紛失したということとなってしまった。
幸か不幸か6日目は予備日として予定を組んでいなかったため、ロッカーの対応は翌朝に回すこととした。加えてこの日はここまで利用した札幌駅南口のネットカフェに空きがなく、ひとまず空きのあった森林公園に近い店へ向かうこととなった。
6日目の朝
翌朝は森林公園の駅からスタートとなり、札幌駅にてロッカーの管理者へ連絡。ひとまずは延長料金のみで開けてもらい、大荷物を取り出すことができた。この時点で稚内(2016年到達済み)や、5日目の検証事項となった根室は選択肢から外れている。
結局は旭川まで電車特急を乗り比べたぐらいに終わったものの、こういう日も悪くなかったかもしれない。6日目は札幌で食べたくなったラーメンも食べられて、最後はどういう形であれ温泉で一夜を過ごす。
そして迎えた最終日(11月11日・月曜日)。函館まで最後の道内大移動を経て、新函館北斗から新幹線で一気に帰還する。この際も未使用の行程が出てきているので、検証していきたい。スタートはていね温泉『ほのか』の無料送迎バス(手稲7:50着)を基準とした。
迎えた最終日
B44.札幌8:43発→函館12:34着 特急北斗6号/函館行き
札幌からそのまま何もせず函館へ向かおうとすれば、指定席を確保できたという前提で実は結構スムーズだったりする。この日は8両で運行され、満席だったという。停車駅そのものは『北斗』の標準タイプで変わりない。
今回は函館まで乗っていきたいため乗り続けたのだが、新函館北斗で直接乗り換えるならば12:19着。また実乗した後続する特急北斗8号の場合、定刻であれば新函館北斗13:19着となる。
B45.新函館北斗13:39発→東京18:04着 新幹線はやぶさ32号/東京行き
ということで、新函館北斗から新幹線乗り継ぎの検証へ進もう。盛岡以北では停車駅が規則性に乏しいとされる『はやぶさ』のうち、このはやぶさ32号は木古内,奥津軽いまべつを通過。一方で新青森からは盛岡まで各駅に停車するという、立ち位置がよくわからないものになってしまった。
C45.新函館北斗12:48発→東京17:04着 新幹線はやぶさ28号/東京行き
新函館北斗で北斗6号から直接乗り換えるならばどうなるのか。実際に乗車したはやぶさ34号と同様、木古内,奥津軽いまべつは停車。新青森から盛岡まで、八戸に停車する。
盛岡からは比較的シンプルで、新函館北斗から東京へ至る『はやぶさ』は大宮まで仙台にのみ停車。上野は最速便となるはやぶさ44号のみ通過し、他は停車する。例外なのは初日分で逆向きに検証した、はやぶさ19号が一ノ関に停車することぐらいだ。
D47.東京20:12発→名古屋22:11着 新幹線ひかり663号/新大阪行き
さあ、行程からの検証もいよいよラスト。東海道新幹線のみで名古屋へ帰ってくれば終わる。実際に乗車したのぞみ257号の隣から1本(3分)遅く発車し、時間をかけて静岡,浜松,豊橋にも停車していく。名古屋到着は25分遅く、それだけじっくり旅気分に浸れるということか。
(つづく)