青空フリーパスの旅2024年春、名古屋市内から再スタート!

2024年4月13日(土)午前10時20分 名古屋市中区/金山駅


 中央西線で2024年3月改正から運行を開始した区間快速は、これまでの『快速』に加えて新守山と神領にも停車。金山から高蔵寺まで各駅停車となったところ、案内上は高蔵寺まで全て読み上げられている。
めぐ「前にさわやかウォーキング…、じゃないね。」
なぎ「ナイスホリデーな。もうなくなった。」


5.金山10:22発→中津川11:37着 区間快速5903M/中津川行き モハ315-26
 先に315系へ統一された中央西線で、こちらは8両編成の0番台。こちらに表示される『区間快速』はお初だ。車内はオールロングシートが埋まっていたところ、名古屋市内のみであれば座れずとも問題ないだろう。
涼子「すぐ空くんじゃない?」
あい「…野球て今日何?」

 しばらくは駅間も短く、そこまで速度も上げていかず。千種や大曽根で結構な下車があり、座席にありつくこととなった。
涼子「ほらやっぱり、野球行くってのも。」
めぐ「ま、それぐらいはわかってたもん。」


 名古屋市内の外れにして、これまで快速の通過していた新守山へ。待避線に停車した後、待避することなく発車する。
なぎ「…なんか臨時とかなかった?」
めぐ「あるにはあるけど、今日はないみたいだし。」


 勝川から春日井にかけては駅間の距離を少々有しており、結構な速度を上げている。この改正では最高速度が130km/hへと引き上げられたというところ、この区間ではどうだったか。
あい「あれ、今までって…?」
なぎ「110までだったか、特急じゃないんなら。」


 車両区を有する神領に停車。反対側は住宅が多く、近年は乗降客数が増加している。このため今回の改正にて区間快速が停車し、日中の本数が増加するに至った。
めぐ「…あんま映りよくないかも。」
涼子「そんないっぱいいっぱいいる?」


 高蔵寺から多治見は途中2駅の乗降が少なく、区間快速が唯一通過運転を行う区間となる。景色も一変して山間へ進み、定光寺から古虎渓は直線状のトンネルで貫くことから130km/hを出すのだろう。
涼子「こっから飛ばすんじゃない?」
めぐ「飛ばすんだよね。ちょっと駅と駅とか、多治見,土岐市,瑞浪ってちょっと離れるし。」


 岐阜県へ入ってもう少々すれば多治見だ。ここからはこれまでの快速がそうだったように、中津川まで各駅に停車していく。駅間も長くなっていくところ、カーブも多くなるため120km/hがせいぜいかもしれない。


 今回の計画を考案した当初は名鉄もまとめて回ることとしていたため、行程の都合上から瑞浪で折り返すこととしていた。名古屋市内で混雑していた車内は降りていく流れにあり、気づけばかなり空きが多くなっている。
あい「最初何しようとしてたの?」
めぐ「朝武豊の後、三河知立も新しくなったの。そこ見てから瑞浪で、昼の後は加木屋中ノ池って新しい。」
なぎ「本当、無理させんなって。」


 桜の咲く沿線風景を見ながら恵那まで来た。武並からは長いトンネルを通っており、直線状という線形から130km/hを出していたのかもしれない。
涼子「いい時期になったよね、ちょうど。去年だったらもう散ってるぐらい…。」
めぐ「最初これ、エイプリールフールじゃないけど。」

 

 金山から75分で中津川に到着。乗ってきた315系はここで名古屋行きの区間快速として折り返す。しばらく駅を見つつ、昼食を探していこう。


 中津川の駅を見た後で、ちょうどランチタイムの頃合いとなった。とりあえず駅から少し歩いて回ろうとすれば、結構な狭い道へ入り込んで迷いやすい。何かいいモノはあるだろうか?
なぎ「居酒屋はあるんだよな…。」
涼子「…ホテルはダメでしょ。昼に入ったところで、レストランとかあれば別だけど。」


 駅から目に入る範囲に『香港酒場』があり、ランチは内容も値段も手ごろでよさそうだ。
めぐ「ここ、いいかな?」
あい「お任せします。」

 ということで昼食の店は決まった。ランチメニューはほかにもいくつかあるようだが、選んだのは…?


(A)Aランチ日替わり定食(香港酒場) 935円
 土曜日は唐揚げ定食ということでAランチとしよう。"本体"とともにミニラーメンが付き、台湾か醤油を選択できるため今回は台湾を選択。他にタケノコの漬物とご飯、デザートの杏仁豆腐が付く。
なぎ「これはなかなかいいの選んだかも。」

 メインの皿はいつものように、添えられたサラダからいただく癖が出る。レタスなどに混じる千切りキャベツは粗目で、お手製感があったりなかったり。胡麻ドレッシングは最初からかかっていた。タケノコの漬物は2切れある。

 5個ある唐揚げはそこそこの大きさとなり、コショウらしきスパイスとマヨネーズが別々に添えられる。唐揚げそのものもそこそこスパイシーな味付けがされており、スパイスとは味が異なる。揚げたてのもも肉はさすがのジューシーさだ。

 それこそ台湾ラーメンと合わせるのもいい。あっさりしたスープに辛いミンチ肉とニラがかかり、ニンニクなどの攻撃性を増す。そのスープに唐揚げを入れるのも好相性間違いなし。そういう了見だから、ご飯は全く足りない。惜しむべきは単品の白米がないことか。

 デザートの杏仁豆腐でフィニッシュ。本場の中華で出される杏仁豆腐はさほど甘くなくスッキリさせるところ、辛い品が多かったのか甘く感じられた。
涼子「で、ここから決まって…?」
めぐ「ないよ。名鉄の外したら時間結構空いて、中津川から折り返すのぐらいで。」


 量的にも十分なランチをご馳走様。メニューに『オム天津』があり、中津川のソウルフードともあった。次に来る機会があったならば、それをいただきたい。
なぎ「…原付ってんじゃないよな?」
めぐ「原付あるかもだけど、わかんない。」
(つづく)