XELOX療法 vs. CapeOX療法 | 大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

「治療は患者との相互理解のもとに行っていくものである」という考え(アドヒアランス)に同意し、情報を集め分析しています。
「治療は医師の指示に従う」という考え(コンプライアンス)だけで、がん治療を乗り切れるとは到底思えないからです。


ご推察の通り、XELOXもCapeOXも同一のものです。


使用薬の販売名か一般名かの違いだと思われますが、医療的か医学的かの違いで使い分けがされているようです。


Xel=Xeloda ゼローダ (販売名)

Ox=Oxaliplatin オキサリプラチン (一般名)(販売名)

Cape=Capecitabine カペシタビン (一般名)


このように抗がん剤等の表記には、一般名|国内販売名|治験成分記号 があって面倒です。例えば、オキサリプラチン|エルプラット|L-OHP のようにです。しかも、エルプラットのジェネリックにはオキサリプラチン点滴静注液というものまであります。


また専門用語の呼び名についても戸惑いを覚えます。Capeは英語的にケープだろうと思っていましたが、カペが正解なようです。国立がん研究センター吉野氏が学会動画中でカペと言っていました。


ちなみに腫瘍マーカーのCA19-9を私の主治医は、シーエー・ナインティーンナインと言ったのですが、聞いて直ぐにclass「夏の日の1993」のサビが頭から離れなくなって、告知の時なのに困ったものでした(笑)