27-Nov-2015 内科受診 | 大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

「治療は患者との相互理解のもとに行っていくものである」という考え(アドヒアランス)に同意し、情報を集め分析しています。
「治療は医師の指示に従う」という考え(コンプライアンス)だけで、がん治療を乗り切れるとは到底思えないからです。


生活習慣病である高血圧・脂質異常症・糖尿病があるために、内科を定期受診しています。これらを長期放置していたことも大腸癌の起因や促進原因だったと認識しています。


現在は服薬により軽度にコントロールしていますが、発覚時には重度になりつつある状態でしたから、がんより先に動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞などで倒れていたかもしれません。


手術前の激減していた体重も術後補助化学療法期間中に元に戻り、やや肥満気味と自覚しているので、先ずはこれを何とかしないと不都合が多々生じそうです。


処方薬は、ニューロタン錠とアムロジビン錠(高血圧)、リバロ錠(脂質異常症)、ジャヌビア錠(糖尿病)となっています。


リバロ錠は血液中のコルステロールを下げるスタチン系のお薬です。スタチンは大腸がん手術後の生存率を上げたという文献もあるので一石二鳥なのです。


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上記の検査結果一覧表のマーカーで囲んでいる項目は、通常の外科受診の検査項目に含まれていないものです。


・尿一般検査(尿蛋白定性、尿ケトン体定性)
・生化学検査(LDL/HDLコルステロール、中性脂肪、HbA1c)


食事療法や各種サプリメントを試している方、血糖値に影響のある化学療法中の方などは、通常の検査項目に追加してもらうと変化を観察することで、早期に異変やその効果に気づくことができるかもしれません。