雨の日のロケーションフォト
先日、都内でロケーションフォトをしてきました。
新郎新婦は香港の方。
本当は4月の上旬に桜をバックに撮影をする予定だったのですが、原発の影響で延期に。。。
でも予想よりもずっと早く、6月に戻ってきてくれました。
今月はあと2件海外の方の撮影があるし、先月も2件、4月も1件、3月末にも1件と、なんだかんだでまったく日本を敬遠しているわけではないのだなぁというのが、ここのところ実感していることです。
今回のお二人は、日本に来るのが7回目と10回目くらいだとか。
間違いなく、僕よりも日本全国を旅しています。笑
香港にはこういう方がけっこう多いですね。
あと、結婚までの付き合いが長い人が多いです。5年なんて短い方で、8年とかそれぐらいは普通です。
そして8年たっていても、日本人が驚くぐらいラブラブしています。。。
それ加えて、今回の新婦さんは「ファーストラブ」だそうで、初めて付き合った今の彼と8年を共にして、ついに来年2月に結婚するのだそう。
いやぁ、撮影中何回も「ファーストラブ!」って言ってしまいました。。。笑
で、撮影当日。
天気予報どおりの雨。
お昼過ぎ、3時頃までずっと雨でした。。。
インドアでの撮影ばかりでも、、、ということで、途中から頑張って傘をさして外で撮影をしました。
道もかなり濡れてたので、メイクさんにドレスをひたすら持ってもらいながら移動をしたり。
うちのアシスタントも含め、皆に助けられた一日でした。
で、その日に撮った写真の中からいくつかをピックアップしてご紹介します。
雨ではあったけど、緑のきれいな時期だったため、雰囲気のある写真を残せたと思います。
最後は私服になって、東京タワーバックで撮影。
かなり予定時間をオーバーしてしまいましたが、無事に3箇所で撮り切ることができました。
ナタリーとジャスティン、塩田さん島さん斉藤君、皆さんお疲れさまでした&ありがとうございました~。
明日は京都へ。そして近況。
来週の月曜日に京都でエンゲージメントフォトの撮影を行うため、明日は撮影後に京都へ直行します。
今回のカップルは香港からの二人で、3月末に予定していたロケ(というか来日)を地震のためにキャンセルされたのですが、今回は台風。
き、厳しすぎます、地球。。。
5月は中旬から出張、打合せ、撮影が怒涛のように入っていて、ほとんど編集作業に手をつけれませんでした。お待たせしてしまっている皆さん、すみません。。。京都から帰ってきたらアシスタントと一緒に編集三昧の日々です。
そして、教習所は2ヶ月間まるまるサボってしまいました。。。6月から復帰の予定です(全部忘れてますね、きっと)。
自分のこととしては他に、父親学級なるものに参加し、7月下旬に生まれてくる予定の娘を万全の準備で迎えるべく、沐浴や着替えなどの実習を体験しました。赤ちゃんって重いですね。。。どんなパパになりたいですか、というアンケートには、ママより好かれるパパになりたいと答えておきました。
というくだらない日記はさておき、明日の準備をして、寝るまでの時間で少しでもアルバムを進めたいと思います。
T.Y. HARBOR BREWERY (ティーワイ ハーバーブリュワリー)での結婚式 メイク編
小物とポートレイトの写真を紹介したお二人の結婚式。
いまだに会場名が覚えられません。。。
今回はお支度中の様子です。
新婦さんは仲の良いメイクさんとおしゃべりを楽しんでいる様子。
新郎さんは控え室につながっているプライベート空間で謝辞を練習したり、会場スクリーンを前に映像のチェックをしたりしていました。
GRで二人が記念写真を撮っている写真がいいなぁ。
~おまけ編~
撮影後、新郎さんから僕らの撮影中の写真を頂いたので、それを一枚だけ紹介します。
あっちがクリスでこっちが僕です。。。
最近はカメラを地面に置いて背面液晶を見ながらシャッターを押したりもしますが、やはり這いつくばって撮影したほうが手っ取り早いのです。
最後にもう一枚。披露宴後に二人の写真を撮ったときのクリスです。
クリスとはすでに何度か撮影に入っていますが、彼が起きているところを一度も見たことがありません。
一日中、ほふく前進で撮影しています(嘘)。
これからもクリスのこういった姿をたくさんリポートしていきたいと思います。
今日もポートレイトですよ
今日の結婚式から4カット。
最近このブログで流行っているポートレイトシリーズです。
式前と、披露宴後。
二人の存在感や雰囲気をなるべく素直に表現したくて、ポートレイトはいつもどおりシンプルに。
ここの会場は写真を撮る時間が比較的長く用意されていたので、少しゆっくりめに二人の写真を撮ることができました。
日本では、学校教育のなかで写真をちゃんと勉強する機会がないからか、結婚式場やレストランなどのスタッフの方たちの写真に対する理解が少ないと僕は思っていて、「写真を撮る=シャッターを押す」と思っている人が多いです。
だから、1年も前から申込みや準備をしてきているのに、蓋を開けてみれば当日二人の写真を撮る時間がたったの5分しかないとか、ひどい場合には進行が遅れてそのなけなしの5分が1カットになってしまった、とかいったことがままあります。
写真とはなんぞや、という定義付けを僕がすることなんて大変おこがましいので、そんなことはここでは書きませんが、写真を撮るという行為はとてもたくさんの要素から成り立っていて、むしろシャッターを押すまでの時間が大切だと僕は思っています。
それは要するに、事前打合せの段階から二人との関係を築く行為が始まり、カップルによってはエンゲージメントフォトを撮影して数時間をともにし、その後当日を迎えて、お支度風景を撮影しながらさらに新郎新婦との距離を縮め、さあ二人の写真を撮りましょうというタイミングになったときに、自分と新郎新婦とのその時の距離感で撮れる写真をイメージして、光や構図を頭に入れつつ、会話をしながら、あるいは二人に会話をしてもらいながらシャッターを押す。
塵も積もれば、、、というやつで、コツコツと二人との信頼関係を作っていく、ということが写真を撮る上で一番大事なんだと思います。
これは、僕がウェディングを始める前に撮っていた海外でのドキュメンタリー撮影で学んだことです。
だから、当日、はいこんにちはカメラマンです、写真撮りますね、はい笑って、はい横向いて、とかそんな暴力的なものではないのです。
と、今回の新郎新婦と関係ないところに話がいってしまいましたね。。。
まあ何はともあれ、僕は僕のできることを少しずつやっていくしかありません。
グチグチ言わずに、自分は自分のスタイルで、いい写真をたくさん撮って新郎新婦に喜んでもらえればなと思います!









































