Ninja H2
オーリンズTTX のフルード交換を行いました。

久しぶりの投稿でございます。
MCFWit の masa です(^-^)
ささっと分解して、
各部の洗浄と確認。

抜いたフルードはこの様な状態。
分解前にガス圧を測定しましたが、
平均値よりも低下していましたので、
フリーピストンのシール不足でガスが混ざり込んだ可能性も少なからずあるかもしれませんね。
フルードを注入して、
エア抜きを行ったあとフリーピストンの動きがどうもしっくりこなかったので、
再度フリーピストンを抜き取り組み直しました。
一度目の組み立てで感じたフリーピストンの違和感が一つの要因かもしれません。
組み直したあとは、
フリーピストンの動きもスムーズになりました。
ダンパーがスムーズにストロークするかを確認してから窒素ガスを充填します。
エア抜きが不充分であれば、
スムーズにストロークせずにどこかでズコっと入ったり、ズルっと抜けるような感覚がありますので、
そういう感覚があった時は、
エア抜きのやり直しを行います。
確認が終われば、窒素ガスを充填。
ガス加圧タイプのダンパーは、
縮められたダンパーロッドがガス圧により自然に伸びて来ます。
過剰なエア噛みなどがあると、
この時の動きにも違和感があります。
サーキット走行をされる方々で、
最近サスのセッティングが決まらないなと感じたら、
車輌から取り外してダンパー単体にして
確認をしてみるのも良いかと思います。