ZX-25R | MCFWit 自由人masaのブログ

MCFWit 自由人masaのブログ

四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

作業のご依頼ありがとうございます✨



こんばんは👋
いつもありがとうございます(^-^)
香川県のバイク屋
MCFWitmasa です👍️

今回の作業内容は、
ドライブチェーン、ドライブスプロケット
タイヤの交換などなど。

私の場合ですが、
初めて取り扱うホイールについては重点出し(ホイール単体でのアンバランスを見ます)を行い、

ホイールリムのタイヤ側へマーキングをしています。


ちなみに、
自分達のホイールには目立つところに重点マーク(ホイールにある赤い印しがそれ)をつけています。


絶対という事はありませんが、
個人的にはバランスウェイトの貼り付けを最小限にする目的でこのような方法でホイールとタイヤを組み付けています。

日本メーカーのタイヤの場合、
黄色い点がつけられていて、そこが軽点(タイヤの軽いところ)とされていますので、
ホイールの重点とタイヤの軽点を合わせて組み付けを行っています。

海外製のタイヤでもメーカーと生産国によりますが、赤点1つや赤点2つなど色々とありますのでどれがどうなのか確かめて見ると面白いかもしれませんよ。

タイヤ交換が終われば、
ドライブチェーンとドライブスプロケットの交換。
ドライブスプロケットはSTDの14丁から15丁へ。

ロックワッシャ-は毎回新品を使います。


ドライブシャフトナットを指定値で締め付け、
ロックワッシャーを折りナットを包みます。


これはあくまでも脱落防止の為。
ナット締め付けの指定値はそれなりの数値で緩むことはないでしょうが、
万が一の為にこのような対策を行っています。

ロックワッシャーの折り曲げはサービスマニュアルなどでは一面だけ折るようになっていますが、
必ず二面以上折り曲げるようにしています。


お次はドライブチェーンの交換。

ドライブチェーンは新品であっても一度拭き取りもしくは洗浄、注油を行ってから組み付けて行きます。


最初の白いグリスが飛び散るとその除去になかなか時間がかかるので、この様にしています。

チェーンのリンク数は前後のスプロケットの丁数が純正のソレとは異なっていますので、

念には念を入れてどこで切るか決めました。


特に指定がない場合は、
STDのアクスル位置で仕上がるようにチェーンをカットしています。

タイヤサイズを変えていたり、
旋回時に小回りを効かせたい場合や、
見た目的に後ろ気味がいい。
という場合にはチェーンのリンク数を増やしたり減らしたりで、ある程度微調整が効きますので、
ご要望があればお伝え下さい。

チェーンのリンク数にも色々な組み合わせがありますので、対応出来ない場合もございます。


チェーン交換ですが、もしご自分でカシメ作業ををされる場合。

メーカーさんが指定している数値にてカシメを行って下さい。


カシメ寸法は各チェーンメーカーさんのホームページ内にありますので、要確認でお願いいたします。


継手の圧入幅にも注意してくださいね。


といったところで、今日はこの辺りで👋

明日、明後日。
毎週、月曜日と火曜日は定休日とさせて頂いていますので、
ご理解ご協力のほど、宜しくお願いいたします。