現地からの支援活動報告・その6
大変お待たせ致しました、募金の内訳などをご報告します。
1回目の送金以後の残りの募金は、160万6,600円でした。
それをパキスタンルピーに換金して、80万3,300ルピーとなりました。
今回は以下のような3種の活動に使わせていただきました。
一つ目は、テント村被災者への現金を配る活動です。
テント村には制服姿の警官が常駐しているのですが、その中に知り合いのつてで信用できる人物が見つかったため、その方といっしょに現金を配りました。(1枚目の写真左側のこちらを向いている警察官です)
基本的にはテントひとつひとつを訪ね、家族構成や状況を聞き、一家族あたり5,000ルピー(日本円で1万円)を渡しました。
この警官が最近他の人から支援金をもらっている家族などを覚えているため、そういうところは抜かしました。
家族の多い家の場合には10,000ルピー(同2万円)を渡す場合もありました。
この活動に500,000ルピー(同100万円)を使いました。
二つ目は、主人の友人でマンセーラにある経済を教えている大学の教授であるT.シャー氏が、親を亡くしたりして学業を続けられなくなったり、生活そのものにも困っている学生のためにぜひ使わせてほしい、と直談判に来た為、元々信頼できる友人であったこともあり、150,000ルピー(同30万円)を渡しました。
(これは残念ながら写真がありません)
3つ目はモスク修復資金のためですがその経緯を書きます。
この上の写真にあるT湖は主人の実家すぐ近くにある非常に大きな湖で、日本では全く記事になっていなかったようですがこの周辺の山間の多くの村にも今回の地震被害がありました。
あまり関心を持たれていないこともあって、主人は友人達とこのT湖周辺の村を見に行きました。
その時ある村で、壊れたモスクの外にござのようなものを敷いてこの寒さの中、子供たちが勉強をしていました。
この村では家は何とか自力で修復がほぼできていたのですが、モスク修復までは手が回らず、しかし何か始めなければ、ということで村中の人でお金を出しあって、4,000ルピー(同8千円)だけ集まり資材を購入したそうです。
しかし、もちろんこれだけでは修復することはできず、皆ムスリム(イスラム教徒)ですから神に何とか修復できますように、と祈っていたそうです。
その数日後にたまたま主人達の一行がその村を通りその話しを聞いたため、では残りのお金を出しましょうか?とたずねると、現金ではなくて資材で下さい、とのこと。
そこで信用できる方たちだということで残りの募金で資材を調達して渡したそうです。
その資材代が残りの15万3,300ルピー(同30万6,600円)です。
その村のモスク修復にはまだ5万ルピーほど足りないそうなのですが、不足分は主人や友人達で個人的に出したり集めたりして、また来月ごろに訪問して渡すという話しをしてきたそうです。
以上が今回の支援活動の全てです。
これで全ての募金を現地支援のために使い切りました。
皆様長い間お待ちいただいて申しわけありませんでした。
また、改めて募金してくださった皆様、この募金を知人などにお知らせくださった皆様、様々な形で応援してくださった皆様、また、ブログを見て関心を寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。
募金活動もブログ開設も何もかも初めてのことですし、募金の使い道などについても皆様それぞれご意見がおありかと思いますが、今回は私と主人でこのように使わせていただきました。
このブログは情報提供の場になるかもしれない、という思いもありますので、まだしばらくこのまま閉鎖しないでおきます。
新しい記事アップがあるかどうかは私自身にも分かりませんが、主人の実家の近くで起きた震災ですので、今後も私たち夫婦は長期に渡って何らかの形で支援をしていくことになると思います。
皆様もまだまだ復興には程遠いこの震災、被災者達のことを忘れずによろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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