被災者のイード(犠牲祭)
まずパキスタンの家族からの電話で聞いた話しです。
イードというのは年に2回あるイスラームの儀礼際で、1つは有名なラマダーン月断食開けのイード、そしてもうひとつは犠牲祭と訳される、牛や羊などをほふり、貧しい人々に分け与える日です。
ちょうど今日がその日で、パキスタン各地で朝の集団礼拝の後にほふられた肉が、貧しい人々に分け与えられます。
今年は被災者に多く渡ればいいなと思っていたのですが、現地ではほふる前の生きたままの牛や羊などを被災者に手渡す方も多いそうです。
切ってしまってからでは現地の状況からいって配りにくい、というのもあるそうです。
少し安心しました。
また、主人から聞いた話しなのですが。
毎年この季節は、マッカ(メッカ)巡礼の季節で、その地でも数万人単位(すみません、数はきちんと調べていないのですが)の巡礼者が同じ様に儀式にのっとって牛などをほふります。
しかしその量が半端ではないため、マッカだけでその肉を配りきることができず、非常に暑い国であることからその肉が腐って病気などの発生を恐れる政府が、以前は大量の肉を地中に埋めていたそうです。
しかし技術の発達した最近では、その肉は全てパッキングされ、空輸にてアフガン難民など、貧しいムスリム(イスラーム教徒)に配られていたそうです。
今年はその肉が恐らく被災者の元に届けられるのではないか、と主人は推測していました。
そうだといいと思います。
被災者の皆さんに、ぜひ栄養のあるものを食べてほしいと思います。