あの子がいなくなってから3ヶ月


辛い最中も 家族の中心であり続け


家族にとっての輝く太陽であり続けた君は


この先 何があっても 


守り続けなければいけない 


尊い尊い存在


ずっと愛してる 心から愛してる


蛍の光る夜 


灯る提灯の下 笑顔の君は


どれほどの暗く重いモノを押し殺して


僕に心の拠り所をくれたのだろう


今 生きていて君と過ごす日々は


君の笑顔なしでは得難かった


ありがとう




早く死にたい


早くいなくなりたい


何が楽しくていきていく?


生きていることの意味は


とりあえず子供が育つまではいかなければならないけど


育ったら早くいなくなりたい


しょうもない自分に死ぬほど嫌気が差すし


どうせ何があっても変わりもしない


自分が嫌で嫌で仕方ないし


人生を楽しみたくもない


ばっかみたいな人生だな


くそみたいな人生だな


ぐっちゃぐっちゃにして地面に叩きつけて燃やしたいわ、


みんなほんとよく生きてるな


子供の頃に自分を受け入れてもらうことや


落ち着ける場所があるかどうかは


ある意味では一番大事なことかもしれない



内から外へ、家庭から社会へ羽ばたいていくには


大きな翼があったほうがいい


できるだけ高く、できるだけ遠くにいくには


なるべく大きな翼があったほうがいい



家庭内の不和や強圧的な環境は


芽生えようとする小さな自由の心を


摘み取り、刈り取り、あるいは捻じ切ろうとする


自分の世界に閉じこもることが一番の安心になり


脅威に晒されない唯一の逃げ道になる



もし子供の頃に両親が毎日仲良く過ごしていたなら


もっとたくさんの笑いがそこにあったなら


違う世界が、目の前にあったかもしれない


自由に生き、自由に考え


自分らしく生き、正しくある


そんなこともできたかもしれない



もう絶対に戻ることができない


だけどいつかまともになれるんじゃないかという


妙な自分への期待と、自分なんかと卑下する繰り返し



毎日毎日馬鹿みたいに、くだらぬ問答で日が暮れる





大きな翼があったなら


生きていたいと思えたかもしれない






最近は小学生がよく電車に乗っていて


今日座ったときに斜め前に小学一年生か二年生くらいの男の子


その子を見て、ふと想像してみた


突然、まさきが目の前に立っていたらって


目を大きく開いてみせて、綺麗な歯並びでニコッて


顔を近づけながらこっちを覗き込むいつも通りのまさき


そんなことがあればって、ありもしないことを考える


でもなんだか想像でも夢の中でも存在を感じると


笑っちゃってさ


それから寂しくなるんだよね




誰もお前が悪いんだって言ってくれない


誰も許してくれない、責めてもくれない


目の前にあった大事な命を失って


どうやって責任をとればいいのか、誰も教えてくれない


時間だけが過ぎていく


あと何年生きればいいんだろう


何万回同じことを考えれば、終わりに辿り着くのだろう


ただ目の前にいる、それだけで幸せなんだ


いつもみてしまう、楽しそうな親子


彼らを羨んで、通り過ぎる冬の夕方



目の前に君がいてくれたら


いま世界はどんな色で輝くのだろう




夢を見た


どんな夢だったか覚えているのは久しぶりだ


忘れたくなかった  本当は誰かに言いたかった


でも 妻には言うべきじゃないと思った


妻もずっと抱えている  普段は元気なふり


同じ境遇の誰かが 氷山 と言っていた


確かな表現だと今になって思う


普段感じる寂しさはほんの一角にすぎない


いつの間にか大部分を心のどこかに


押し込めたみたいだ


そうするしか生きていけないから


でも きっかけがあれば


すぐに姿を現して潰しにかかってくる


だから普段はきっかけに巡りあわないよう


意識的に いや 半ば反射的に避けるようにしている




夢の話


妻が息子の動画を見せてくれた


家族か誰かが持っていたものをもらったのか


いなくなる直前の あの頃の息子


朱色のTシャツに  ズボンはなんだったかな


テーブルにもたれ掛かったり 寝転んだり


はじめての映像に  驚いて また嬉しかった


でも  画面越しに元気な姿を目にしたら


無性に会いたくなって 話したくなって


夢なのに 会えるわけでもなくて


夢なのに 会えないと分かっていて


胸がぎゅーって締め付けられて


目から涙が止まらなくなって 


うわーって文字通り叫んだ




心が潰されそうで  起きた


起きてからも どうしても会いたい気持ちが抑えられなくて


でも妻には言えなくて


夜  次女が イチゴ狩りに行ったことを知らなくて


そのときの写真をみてみたいと言うから


どれくらいぶりだろう


パソコンに整理した家族の思い出の写真


イチゴ狩りと動物園に行った写真


二人で見ていた  途中から妻も後ろからみていた


久しぶりにみた息子の顔  表情


全部昨日のことみたいに 


あの頃に世界に引き戻された


画面から目を話すと錯覚が解けて


錯覚が解けると  もう二度と会えないとことを


突きつけられているようで


楽しそうに写る息子があんなことになるなんて


イチゴ狩りなんて  いなくなる20日前のこと



画面を閉じた



生きていたくなくなるんだ


君が生き甲斐だったんだよ


可愛くて仕方なかったんだ



また会いたいんだ


写真の君にしか会えない


君の夢をみるときは


決まって嬉しいけど


でも 決まって どうしようもなくなる



君に会うまでずっとこうさ


はやく会いたいなぁ


また一緒に  同じ時を生きたい



最近の出来事


10月から少し違う立場に。


二年半前までずっと夢みてたけど


今はなんとも思わない


皆から負け犬のくせに、と思われている


ただ、働いているときは全部忘れられる


それだけなのに、欲はないのに


ただ生きて、役割を果たしたい


子供たちが育てばそれでいい


そう思ってるけど、簡単にはいかない


目指すべきものなどないのに


ありきたりの天秤ではかられて


大した苦労も経験もしてない輩に


偉そうなことを言われても


大して気にはしてないけど


行き場のない怒りがどんどんたまってく


父親も義理の父親も黙ってて欲しい


せめて脳内からいなくなって欲しい


百年じゃ足りないか


二千年くらい経てば記憶からいなくなるかな。


それかこの世からいなくなるか


はやく楽になりたいなあ


どうせいつか死ぬのにさ


なんでみんな生きてるんだろうなぁ


自分が今立っている場所を

どういう座標系で捉えているだろうか


ある境遇を全く違う座標系で捉えれば、

見え方、感じ方は違う


他人の事情など承知せぬまま

自分の座標系だけで他人をみようとすれば

異質のものだとか同質だとか


実体は変わっていなくても

座標系を変えれば自分のことですら

マトモだとかおかしいとか

思うんじゃないだろうか


正しいと思う方向を仮にプラスだとすれば、

あるときは北に進むのがプラス

またあるときは南に進むのがプラス


進む方向は時々刻々、人によって違う

そうやってそれぞれの人格は変わっていく。


どの座標系をとるかはその人次第

なにも難しくはない、すごく簡単なことだ

同じ座標系などありはしない

他人と自分で比べてみても

過去の自分と今の自分で比べてみても

全く同じということは絶対ない


世間が言う常識は教育システムや脈々受け継がれた習慣からなる座標系だ

だからだいたい人と合う


他人がどうこう、自分がどうこうなど関係ない


そのときの自分の座標系でみたものがすべて正解であり、他人が感じるものもまたすべて正解


人間の感じ方、考え方には間違いはなく、なにが正しいとか、こうしたらいいとか、ああしたらいいなどありはしない


自分が一番マトモだと思ってるうちは

そのことに気付けていない


とるべき座標系が間違ってないか

もう一度確認したほうがいい



思ったことをメモ書きで


もう一度 君に会いたい


もう一度 君を育ててみたい


もう一度 チャンスがほしい



もう二度と怒らないから


もう二度と突き放したりしないから


もう二度と断らないから



君が好きなことを 好きなだけ 


一緒に挑戦する 野球でもサッカーでも


うまくできないかもしれないけど


とことん 君の気の済むまで つきあいたい


君が納得いくまで 


君が育つまで


ずっと側で見守りたい



もう一度 チャンスをください



周りからどう見えてるかなんてどうでもいい


頭おかしいんじゃない、あの人?


くらいに思われて敬遠されたほうが面白い


その方がなんだか自由だ


やることやってれば誰も文句は言わない


いや言わせない


人目を気にすることがなくなったし


人に無駄に気を遣うこともしなくなったから


やりたい放題 言いたい放題


干されたら干されたで


反省なんかしないし する必要ないし


もっとひどい人間はたくさんいる


ひどい人間にあわせて生きれば生きるほどに


窮屈で退屈でこんな人生ごめんだって


そう思うようになる


だから生きたいように生きるだけ


やりたいことをやるだけ


あとに残ったどうでもいいことは


てきとーに ゴミをゴミ箱に投げ入れるように


ざっと、どばーっと 


自分と自分の大事なものだけは丁寧に


それで十分


他人のことなんかなーんも気にしない


心底どうでもいい


そういう生き方でいいんじゃないかな


今はそうできてる



手紙を書くのは好きだ


子供の頃からというわけではなくて

大人になってからかもしれない


自分の気持ちを文字に興して 

相手に読んでもらう


相手に与えてもらったことに対して

面と向かっては言えないことを 感謝の言葉を

手紙なら遠慮なく伝えられる気がする


口下手な人間にはぴったりの方法だ



だけど手紙を書くと なんだか心がすっきりする



子供の頃 年末は毎年祖母の家に遊びにいった

祖母は叔母と二人暮らしだった


ある年 叔母が初日の出をみにいこうと

近くの高台まで車で連れていってくれた

夜中のうちから出発して

すごく楽しくてワクワクした


そのことを人生の節目でおばに手紙で伝えた


よく覚えてたねぇ と懐かしんでいた




祖母が米寿を迎えたとき


いつまでも若々しくいてほしいと

手紙に書いたら すごく喜んでくれた


何気なく書いたのに

そんなに喜んでくれるものかと驚いた




今の会社に再入社して2日目

会社の中興の祖に出会った


一度だけ新入社員のときに会ったことがある

その時は苦手だった


でも経験と身につけた知識が味方してくれた


技術的な会話をするなかで

すぐに 認めてもらえた


「私がもっているモノをすべて君に託す」


そう言って 現場でもオフィスでも

たくさんのことを教えてくれた


タイムリミットは近かった


自分も期待に応えたいと頑張った


早朝に起きて2時間かけて会社に通っている

行き帰りの電車の中では論文を読み漁った


その人は見ててくれていた


「いつもすごいなぁ 今日は何の論文読んでたんだ?」


週に一度 1時間 色んな技術のことを

色んな角度から議論した


楽しかった 


一度きりの人生でこんなに尊敬できる人に

出会えると思わなかった


有象無象が多い世の中にあって

ここまで自分と思想が近くて

経験が豊富で活力のある人


二度と出会えない


2月末 別れが本当に惜しかった


手紙を書いた 本当に自分の素直な気持ち


自分の人生の苦悩


たどり着いた地点


出会いへの感謝


その人への想い


これからのこと


毎週の議論の時間が楽しみだったこと



「私も 君との議論が楽しみだった」


嬉しい限りの返事をもらえた


自分の存在価値が はっきりと認識できた


こんなことはじめての経験かもしれない


そして 最後かもしれない


自分より若手はたくさんいるけど 

皆 自分よりはるかに優秀だ


リードして 教えれるほど経験もない


自分の出来ることを出来る範囲で


熱を込めてやるしかない


きっと成果はあとからついてくる


そう信じて今は目の前のことだけを集中してこなしている


色んなことが重なって巡りあった

本当に不思議な縁だったと思う


これが自分の宿命だと思うこともあるし


一方で もしかしたら息子が巡り合わせてくれたのかも なんて都合のよいことを考えてもしまう


妻が作った息子への想いを書いてゆくノート


そのことを書いてみた


感謝の気持ちを込めて


本当に都合のよい親だ


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離職中 塾を開く夢をもった


経験を積もうと思って昨春 家庭教師の仲介サイトに登録してみた


いい案件がなかなか来なくて 12月の登録データ更新以来 しばらく放っておいたが


3月下旬にはじめて指名依頼というものが来た


小学二年生の男の子


息子と同い年の子 目の感じも少し似てるかな


学校の予習・復習をお願いしたいといわれ

3月27日に体験授業をした


当日会うのが楽しみだったけど

その子も楽しみにしてくれてたみたいで

授業も楽しんでくれたみたいで

4月から正式にお願いされた


楽しいし 息子もこんな感じなのかなぁと

感慨深くなりながらも土曜日の午前中

試行錯誤し教えています



以上 近況報告兼ねて書きたいことを