何かがいる | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 なにかがいるんですけど

 解りますか?

 空中で見ると派手な模様に見えますけど

 水中で見ると見事に周囲の景色に溶け込むものです

 

 今朝5時すぎ

 海を見に行くと

 ヒデオ君がいまして

 「今から八幡平にママスの稚魚を取りに行って、川に放流する」

 「2月頃、海で爆釣してたのは何年か前に放流したヤツすか?」

 「たぶんな」(笑)

 「オレも今年こそは釣りてえ」

 

 6時前に田老を出発して

 八幡平へ

 内水面水産試験場でサクラマスの稚魚を受け取って

 そのままUターン

 

 なにしろ生き物を積んでますから何にもできません

 

 田老川へ5千尾

 摂待川へも5千尾放流

 この魚は、岩手県沿岸の河川に遡上したサクラマスの親から採卵した稚魚です

 岩手産サクラマスの子

 うっすらとピンク色をしてるのが解りますか?

 

 来年の春には全身銀色になって川を下り

 再来年の春には巨大化して川を遡上してきます

 

 


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