防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 以前、海藻博士から伺った話ですと、南の地域には大規模な海藻の種苗生産施設がないんだそうです

 「海水温の上昇に伴い、海藻の種苗確保が年々難しくなってるので、陸上施設での種苗生産が必要になってきているのですが、南の方には生産できる施設も技術者も少ない。北の漁協が運営してる施設で南の海域の海藻種苗を生産してくれるといいんですけどね」

 という話をされておりました

 

 もし、困っている漁業者がいて、私どもがお役に立てるのでしたらお役に立ちたい

 もちろん、経費に見合った代金はいただきますけど(笑)

 

 でも、なかなか接点がありません

 

 

 先日

 「海水温が高すぎてワカメの種苗確保が困難になってる。そちらでワカメ種苗を生産して水温が下がった頃に供給していただけないだろうか」

 という問い合わせがありまして

 「当方の水槽が空いてる分で間に合う程度でしたら可能です。フリーでしたらいつでも供給できます」

 「フリーって何ですか?」

 「ワカメ種苗をフラスコで管理する方法です。その種苗ならいつでも生産を始められます」

 「よく解らないですけど、今年試しにやってもらえないですかね」

 「そちらに自生してるワカメのメカブを送ってもらえれば」

 「いつ頃ですか?」

 「そちらのワカメがどうなってるか解りませんけど、メカブがあればいつでも。できれば早いほうがいいです」

 「えっ?こちらでワカメの種付けするのはもっと先なんですけど、そちらではもう種付けするんですか?そもそも今の時期に種が出るんですか?」

 「メカブがあれば出ます。こちらの種付けは7月の末からですけど、フリーはフラスコで・・・・。まあとりあえず送って下さい」

 

 ということで、本日メカブ到着

 なんと発送したのは先週の木曜日ということで

 それがなぜ今日着くのか????

 心配してたんですけど、思ったよりもちゃんとしたメカブでした

 

 状態も悪くなく

 

 今日は午前中に決算の私担当分を確定しなくてはならず

 午後からは会議があったので

 お昼休みから会議までの間1時間で無機質配偶体を採苗

 私史上最速ですね

 

 海藻類の技術者からは

 「1時間?ふざけるな」とか「なめるな」

 ってお叱りを受けそうですけど、私、本気です(笑)

 


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