MEL | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 MEL

 マリンエコラベル

 

 真崎わかめでMELを取得した旨を市長さんに報告

 

 取材に答える組合長↓

 テレビを見ると立派なスタジオにいるみたいに見えますけど、壁にポスターみたいなのが貼ってあるだけなんですね

 

 

 残念ながらワカメで日本初

 とはいかなくて、全国で2例目

 

 じゃ岩手県初

 とも行かなくて、県内2例目(泣)

 

 

 エコラベルって日本ではまだあまり認知度は高くないみたいですけど

 海外ではすでに商品を選ぶ重要なポイントになっているらしくて

 海外の方に販売する際にはエコラベルを取得していることが大きな意味を持つようです

 

 内容としましては

 ①適正な環境で養殖してるか

 ②環境に悪影響を与えていないか(持続可能な体制か)

 ③生産履歴をトレースできるか

 などを消費者に説明できる体制が整っていなくてはなりません

 おそらくトレースが一番難しいところで

 

 もし製品に影響があった際に

 その製品は

 いつ出荷されたか

 いつパッケージされたか

 いつ加工されたか

 原料はいつ採取されたか

 採取したのは原料はどのような生産過程を経たのか

 種苗の由来はどのようなものか

 を説明する必要があるんです

 

 真崎わかめの場合は

 田老町漁協の養殖漁業者が生産したワカメを全量買い取り加工

 おまけに種苗は田老地先の天然ワカメに限定していて、全ての採苗に職員が立ち会って記録してますので

 そもそもトレースの体制はできてたんです

 (平成15年からトレーサビリテイしてますし)

 

 なので、エコラベル取得のために新たに体制を構築した部分はあまりなくて

 従来からやっていたことを報告できる体制にしたって感じ

 

 これまでやってきたことのお墨付きをいただいたって所でしょうか

 今年の生産期からパッケージにマリンエコラベルの認証シール 

 が添付されます

 


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